■スポンサードリンク


(短編集)

よもつひらさか



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
よもつひらさか
よもつひらさか (集英社文庫)

よもつひらさかの評価: 7.00/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

よもつひらさかの感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

氣學師
S90TRJAH
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

よもつひらさかの感想

「見知らぬあなた」「ささやく鏡」「茉莉花」「時を重ねて」「ハーフ・アンド・ハーフ」「双頭の影」「家に着くまで」「夢の中へ……」「穴二つ」「遠い窓」「生まれ変わり」「よもつひらさか」の全十二話の短編集です。
ミステリというよりもホラーファンタジーのテイストが強いです。
ブラックな結末でゾクっとするタイプの短編で、世にも奇妙な物語のような雰囲気です。
実際、「家に着くまで」「穴二つ」の二作は世にも奇妙な物語で映像化されています。
短編ながら全十二話もあるので、ボリューム感があります。
話数があるので好みの話が一つは必ずあるのではないかと思います。
しかし、ミステリやホラーをある程度読み慣れた人はオチが読めてしまうと思います。
数話読むことで傾向を掴み、オチが先読みできるようになる人もいそうな気がします。
また、確かにゾクっとするタイプではあるのですが、少し軽めな気がします。
ゾクっとする怖さの方を求めている方は、オチが読めてしまうと当然ながら怖さが軽減されてしまうので、面白味が半減してしまうでしょう。
私は帯の謳い文句のおかげで期待が高かったので、少し残念でした。
世にも奇妙な物語のような雰囲気満載で、ブラックなオチだとは思います。
どんでん返しはあります。
しかしある程度先が読めてしまうため、更なるどんでん返しを期待してしまいます。
スッキリしたオチで綺麗にまとまっているのですが、つい物足りなく感じてしまいます。
ただ、先読みできるといってもオチの質やレベルはある程度保障されており、ある種安心感があります。
先述の通りボリュームはありますし、文章も読みやすく、質は高めの話ばかりです。
そのため、少し怖いブラックな話をサクッと読みたい人にオススメです。

個人的に世にも奇妙な物語のような雰囲気の短編集ならば、道尾秀介氏の「鬼の足音」の方がゾクっとしました。
ブラックなオチの短編集で、結末に読者の想像の余地があるもの。
悪く言えばあまりスッキリしないオチの方が好みならば道尾氏。
オチを先読みできなくもないが、割合軽めでオチがスッキリしている方が好みならば今邑氏かなと思いました。

十二話の中では表題となっているだけあって、「よもつひらさか」が一番面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

あんみつ
QVSFG7MB
No.2:
(8pt)

よもつひらさかの感想

今邑さんの別の作品の鬼に似た感じです
この作品も素晴らしかったです
また、世にも奇妙な物語で登場したものもありますし
映像が見たくなる作品です
というか、全短編を映像化してほしいです(切実)

LN
XL1SRHRZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

よもつひらさかの感想

ホラーとミステリーが同時に楽しめます。
短編の全てがバラエティに富んでいます。
ゾクッとしたオチが病みつきになりました。

判子
9NSL6FZ2

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!