(短編集)
もう一人のチャーリイ・ゴードン―梶尾真治短篇傑作選 ノスタルジー篇
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「梶尾真治短編傑作選ノスタルジー編」。SFに胸を躍らせた少年の頃、ふと頭に浮かんだアイデア(物語の種子)をそのまま素直に文章にしたような、とても瑞々しくてどこか懐かしい短編小説が6篇、呑めばたちまち変形加工された記憶を自在に紡ぎだす夢のカプセルのように収められている。表題作「もう一人のチャーリイ・ゴードン」に出てくる「大和石」(ヤポニウム。海水から抽出された奇蹟の鉱物で、細胞賦活の効能をもつ)が「百光年ハネムーン」では文明を更新させるエネルギー源として登場し、同一の人物のその後が描かれる。ここにも少年のアイデア、いや森羅万象につながりを見出す神話的想像力の特質がよくあらわれている。なによりも一篇一篇に控えめな感動がしつらえられているのがいい。 | ||||
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3ヶ月連続刊行される、梶尾真治短編傑作選の第2弾。 ノスタルジー編と銘打たれています。 表題作はダニエル・キイスの「アルジャーノンンに花束を」への オマージュ作品です。 また「芦屋家の崩壊」は、黄泉がえりのアイデアの原点ともいえる作品です。 収録作はどれも「派手さはないけど味わい深い」系統の作品です。 すべて、過去の短編集に入っている作品群ですが 現在入手困難なものも含まれていますので 新たに梶尾真治に触れる人にはお勧めできます。 何年かに1度は必ず読みたくなる、そんな短編集ですね。 | ||||
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