挑戦者たち
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「読者への挑戦状」集、ショートショート的な感覚で、技巧を凝らした「読書への挑戦状」を楽しむことが出来る一冊。 | ||||
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本書を読んだ方はこの段階でこの本の内容がかつてのこの種の第一人者の作家の○○○○氏っぽい作品を法月氏が書いたという事にお気づきであろう。 読者はこの問いに論理的に回答する上で必要なデータは全て入手しています。 第一に本書は本格推理短編集ではないということ。 第二に本書は全て読者への挑戦そのものについて書かれていること。 第三に文体パロディ、形式変換、ショートショートなどのパスティーシュ手法で書かれているということ。 それらを合理的に統合し、そこから唯一可能な作家の名前を推定することです。 真相を解明するには本格ミステリへの深い愛情と知識が必要となります。 諸君の検討を祈ります。 | ||||
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物語のこの段階で、諸君はこの犯罪の完全に論理的な解決を組み立てるのに必要な、あらゆる情報を入手しています。諸君の仕事は最重要な手がかりを抜き出してそれらを合理的に総合し、そこから唯一可能な犯人を推定することです。 真相を解明するために、特殊な知識はいりません。適切な推論を積み重ねれば、かならず真犯人にたどり着けるでしょう。諸君の健闘を祈ります。 全国の すいり ファンの みなさん え わしらの こと よお知つとる やろ (グリコ森永事件・怪人二十面想風) 頭がどうにかなりそうだった… 叙述トリックだとかちゃぶ台返しだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…… (ジョジョの奇妙な冒険・ボルナレフ風) ・とにかく長い。五十ページ以上ありそう。 ・事件が起こる前に挑戦状。 ・奥付の後にも挑戦状。 ・ページの下に犯人の名前が透けて見える。 ・ほかのミステリの犯人がバラされている。 (こんな「読者への挑戦」はイヤだ!) 紹介文を読んでも小説だか評論だかエッセイだかわからない。 挑戦者たちという挑発的なタイトルだが何に挑戦しているのかわかりません。 で、手に取ってみたらわかりました。 挑戦とはミステリにおける犯人当て、作者から読者への挑戦状のことです。 ここでは上で紹介した例が本の一部で読者への挑戦状がレイモン・クノーの文体練習ばりにあらゆるパターンで文体模写されています。 馬鹿です。馬鹿そのものです。 そんな馬鹿に付き合えるあなたも立派な馬鹿です。 心意気に感じようではありませんか。 | ||||
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