犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題
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犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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ギリシャ神話とか星座とかそっち系の話に興味がないので、各エピソードの最初で毎回ブレーキがかかってしまう感じでした。ただ、どの話も短編としてそれなりに面白かったので、全体としてはさらっと読み終わった印象です。無理やりそっち系にこじつけている感も多少あるのですが、企画ものなのでしょうがないところでしょうか。 | ||||
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良かったです | ||||
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法月綸太郎さんの作品を久しぶりに読んだ。 なんか違和感がある作品だった。 論理的に推理して犯人に迫る印象があったけど、その材料で、結論はでないよ。というものが多かった。 また、星座の話に引きずられすぎている感じがする。 もっと自由に話を展開してほしい。 好きな作家さんなので、もったいない。 | ||||
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光文社からの法月探偵短編集のシリーズ第一弾。 各短編が星座をモチーフにした連作になっているのが最大の特徴である。 講談社ノベルスからの法月シリーズとは異なって、ガチガチの新本格志向ではなく、著者の言葉でも書かれているように、さっと読めて後には何も残らない軽いタッチの推理を目指したとあるように、法月氏の著作としてはかなり通俗的なお手軽作品である。が、お手軽と言ってもゼウスの息子等に顕著なようにいつもの複雑な二転三転するプロットは控えめながら、ワンアイデア重視の平均以上の出来の作品が並ぶ。 法月倫太郎の○○シリーズと比べると見劣りするのは否めないが、量産系の作品としてはやはり出来は他の読み捨て作家と比べるとかなり高い。 | ||||
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冒頭に、ある星座に関わる物語が紹介される。 それは、まったくオリジナルの神話通りなのだけど、その後に繰り広げられる殺人劇の何かをどことなく暗示していたり・・と、凝った作り。 だが、正直なところ、いきなり馴染みのない話が出てくるので、「訳のわからん神話はいいから、さっさとお話しに入ってくれ」と思わないでも無い。 エラリークイーンにならって、こうした連作をすることにしたらしいが、無理やり星座に絡めなくても、という作品もあるように思う。 とはいえ、作者らしい展開やトリックなど、推理小説としての読み応えは充分であることは言うまでもない。 | ||||
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’87年に『十角館の殺人』でデビューした綾辻行人をはじまりとする「新本格ムーブメント」第一期生で、有栖川有栖、歌野晶午、我孫子武丸らと並んでその代表的ミステリー作家・法月綸太郎による、星占いの12星座のうち6つをそれぞれモチーフにした連作短編集。初出は’04年から’07年にかけてミステリー専門誌『ジャーロ』など。[牡羊座]ギリシャ羊の秘密:ホームレス殺人のヒントは犯人が漏らした言葉と発見者の盗まれたミリタリージャケットにあった・・・。[牡牛座]六人の女王の問題:マンションから転落死したライターの残した不可解な俳句。はたしてそれらに隠された意味は・・・。[双子座]ゼウスの息子たち:山中湖のリゾートホテルで殺されたルポライター・実はプロの恐喝屋と、双子同士で結婚したオーナー夫妻との関係は・・・。[蟹座]ヒュドラ第十の首:巣鴨の霊園で発見された男の他殺死体。重要容疑者は3人。そのうち真犯人は誰だ・・・、そして意外な結末が・・・。[獅子座]鏡の中のライオン:獅子座生まれの「女王様」女優殺人事件は、その妹と新人シナリオライターの存在と一組のピアス、そして歌舞伎が解決のキーを握っていた・・・。[乙女座]冥府に囚われた娘:水中毒で意識不明の植物状態になった女子大生。一通の不可能なメールと熱中症で死んだ上級生が謎の広がりを見せる・・・。いずれもエラリイ・クイーンに対するオマージュが盛り込まれ、根底にはそれぞれの星座にまつわるお話が関係しており、短編といえども伏線がちゃんと張ってあり、名探偵法月綸太郎が鮮やかに謎を解く、フーダニット本格パズラーの6連発が充分楽しめる。 | ||||
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