書物幻戯
- 書物狩人シリーズ (3)
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こんなに面白いシリーズをいつでもどこでも読みたい! 是非Kindleで発売してください! | ||||
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書物狩人シリーズ大好きなんですが、この第4作、シリーズ初の長編はいただけません。うまくプロットが練られており、敵役のクラウンも上手に登場し、それなりの対決シーンもあるのですが、「それなり」で終わっているところが、エンターテイメントこそが小説の真髄と信じてる塩味には気に入りません。前作まではその書籍を手に入れる手腕とその本にまつわる薀蓄でストーリーを十分に楽しめたのですが、本作はいわれる宿敵「ミスター・クラウン」なる人物と主人公 シャスールとの対決を主軸にしているため、おいしい薀蓄部分が薄くなってひどく残念です。 書物狩人の本業である重要書籍の入手が目的ではなく、重要書籍によって起こる、世界的混乱を防ぐことが目的となっているというところが今までと異なり、 塩味をはじめとした(?)ファンをがっかりさせます。だって活劇は本シリーズの主軸ではなくて頭脳戦こそこのシリーズの生命線ですもの。 ストーリーをかいつばめば以下のとおり 「厄災の書」なる古代書籍の偽物をつかまされたうえ殺害されたある書物狩人の登場が事件の発端です。偽書であるにもかかわらず書物狩人の手を経たことから真書と思われるにいたった、その内容がイラン、アルカイダ側に渡り、大規模なテロが行われようとしています。これを仕組んだのが、主人公・ル。シャ スールの宿敵「ミスター・クラウン」。アメリカ側でもそれを察知してCIAが動くのですが、事態は一触即発状態。キューバ危機を髣髴させる米vsイラン戦 争までの秒読み状態に至ります。シャスールは、レディーBと協力し、各国の要人と交渉、書籍や機密文書から真相を導き出し、この危機を脱しようとするので すが。。。。 これまでの短編集と違い、内容は深いのですが、主人公であるル・シャスールは、なんせ知能でしか活躍できないので、テロ阻止という荒業を担うには役不足。 短編だと大きな謎を解いて終わりというパターンで読者をうならせられたのですが、長編小説となると、活劇シーンがない分苦しすぎです。世界史の裏事件の意外性が過去の短編時よりも薄くなっている点も瑕疵となりましょう。塩味をがっかりさせるのは何よりも書籍そのものに対する愛着が弱いところで、残念です。 このシリーズ好きなんですがやはり書物狩人は小・中篇が出来がいいようです。 | ||||
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30文字の感想を書いてくれとありますが、面白かったでは、ダメなのでしょうか。読む人によって、好き嫌いが分かれると思います。 | ||||
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大好きなシリーズなのですが、今回はちょっと・・・。 太古の書物がなぜ現代に脅威になる禁断の書物なのか?のアイデアはすごく面白かったのですが、 序盤終盤での突然登場した語り手とナカライの出会いが不自然で話に乗れませんでした。世界最高の書物狩人が何の変哲もない物書き程度と知人になって色々語るかな、と。 宿敵として登場してるミスタークラウンも、書物狩人たちに単身で対抗でき、無関係の人間を興味本位で殺し、大量殺戮テロを煽ろうとするだけの背景、組織力、動機もロクに説明もなく薄っぺらいので、無理があると感じました。 ラストシーンでの不自然な登場もまた安っぽい。 赤城氏ならではの、虚実皮膜を駆使したシリーズを期待しています。 | ||||
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ストックフォルムで発見されたアクセル・ノルベリという男性の刺殺死体。その男性には、フィロソーフェンという、書物狩人としての名前があった。第二国際古書籍商連盟、SILABの書記長から依頼を受けた半井優一ことル・シャスールは、フィロソーフェンが亡くなる直前にアルカイダに流したという書物を追うことになる。 一方、その頃、テヘランとラングレーでは、その書物が重大な事態を招いていた。VEVAKの制止を振り切りテロを企画する黒獅子サハン・ヘダーヤトの動向をつかんだCIAが、それを阻止するために中央軍を動かす事態にまで発展していたのだ。 刻一刻と緊迫していく情勢の中で、その事態の中心にある一冊の書物「災厄の書」の行方と真相をめぐり、ル・シャスールとミスター・クラウンが見えない火花を散らす! 物語全体としての筋の行方も気になるけれど、随所に挟まれる公文書館などでの検索描写が妙にリアリティを高めてくれて、興味をひきたててくれる。 今回は特に構成として、軽井沢に住むワトソン役の作者が登場する部分もあり、紙幅の関係上、様々な点で余裕があった気がする。 | ||||
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