トリックスターズM(改稿版)
- 予知夢 (16)
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特殊設定ミステリシリーズの第四弾。 毎回手を変え品を変え、様々な物語が展開されてきたけれど、今回の趣向は「犯人が先にわかっており、一体いつ、どこで犯行が行われるのか?」という謎。謎解き自体はやや小粒ながらも工夫があってぴりりと辛く、何より主人公の内面的成長が確かな手触りでもって描かれており、いよいよ迎えるクライマックスへ否応なく期待が高まった。 巻末に短編が収録されており、こちらはいわゆる「日常の謎」を扱っている。小粋な伏線と回収がばっちり決まった良作で、本編で足りなかったロジックの楽しさがきっちりと味わえ、嬉しい驚きがあった。 | ||||
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ミステリでは禁じ手ともいえる「魔法」を論理性のある「魔学・魔術」と定義することによって 独自の世界観を構築……は良かったのですが、肝心の語り手がボンクラすぎてフラストレーションが溜まります。 また、「悪の天才魔法使い」を黒幕とすることで「何でもアリ」に近い状態になってしまったのも惜しいです。 | ||||
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周の友達で、氷魚ちゃんが一番好きなので、それもよかったです。 周の設定を生かしつつミステリとして成立させようという難しい試み でした。一巻からの周の転機ともなっていますが、同時に一巻で 提示されたキャラクター達の状況とその変化に向けての一つの回答 でもあったんじゃないかと。周はすべてを諦めていたけれど、自分の 力なども受け入れて行く決意をしたし、その上での決断もした。氷魚 ちゃんも含めた友達のグループはずっと変わらないことが幸せだったけれど、 変わることも受け入れて彼女はその先を決めている。シリーズとして いろいろな方向で変化していく話でもあったと思いました。 | ||||
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独特な設定と世界観を作ろうとしてるのはいいのだが、どうにもどっちつかずで中途半端 殺人絡みのトリックはあまりにまんま過ぎるので何ともいえないが、 やはり魔術でできること、できないことが完璧に定義されていないのが問題だろう 例えば監視カメラの画像を魔術でどうにかできるかどうかなど、可能性が広がりすぎている 女子五人組も氷魚以外個性が薄く、区別しにくい 話が盛り上がってくるのも後半からで、前半はどうにも退屈 ちょっと人を選ぶ作品かもしれない | ||||
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結論から言うと結構面白かった。 好みは分かれるだろうけど。 文章力が凄くて、そこらに転がってる半端なミステリーよりは風景が見えた。 ただし、これは純ミステリーではない。 あとがきで「密室やら魔術やらといったミステリorファンタジーの要素を盛り込みつつも、そう名乗ると怒られそうな話」と著者自身が言っている通りそのどちらかに当て嵌めると中途半端な感は否めない。 今作では魔術を万能の力ではないと言い切り、不可能なことを一つ一つ言っているのでフェアに見えるがそれはあくまで話しをスムーズに進めるためであって、魔術が現実には存在しないものである以上アンフェア。 きっと新しいジャンルなのかも。 読者側にあえて謎解きをさせないミステリーとかwww | ||||
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