(短編集)

書物輪舞



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    初公開日(参考)2011年11月
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    短編集

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    書物輪舞 (講談社ノベルス)

    2011年11月08日 書物輪舞 (講談社ノベルス)

    大好評「書物」シリーズ、第5弾!    合法非合法の手段を選ばず、世に出せない本を入手する書物狩人。ロシア皇帝一家虐殺の真相、切り裂きジャックの正体…。歴史を揺るがす書物を読み解く好評第5弾 (「BOOK」データベースより)




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    書物輪舞の総合評価:9.33/10点レビュー 3件。-ランク


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    No.3:
    (5pt)

    Kindleで!

    大好きな作者の大好きなシリーズです。
    是非Kindleで読めるようにしてください!
    書物輪舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:書物輪舞 (講談社ノベルス)より
    4061828088
    No.2:
    (4pt)

    知識とコネだけで幾多の危機を脱して勝利するという御馴染の展開は、水戸黄門風で5冊目ともなると、ちょっと食傷気味になってきました。

    各国の政府や大企業から依頼を受け、世間に出れば大事になりかねない“秘密”をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段で入手する「書物狩人」ル・シャスールが主人公で、現実の国際政治の裏話とそれを立証する証拠である稀覯本とを絡めた歴史蘊蓄物語です。

     書物狩人から始まって書物迷宮、書物法廷、書物幻戯、そして本作「書物輪舞」で第5弾なんですが、この連作の題名と内容がちっともリンクしていないのでどの本を読んでどの本が未読なのが全く解らない。たぶん1年もすると既読なのにまた買ってしまいそうなくらい解りにくいですよ。内容は相変わらず凝っていまして、短編4編です。

    ○死すること許されぬならば
     厳重な機密保持を誇る防衛省の書庫から一冊の本が消えました。盗まれたのはソ連から亡命してきたリュシコフが携えていたという編み物の教本。情報官・上条龍作一佐は、容疑者のロシア人と接触した大学准教授・半井優一(=ル・シャスール)をスパイと疑い、マークするのですが…。その本に書かれたメモ書きから、ル・シャスールはロマノフ王朝の最後に関するある秘密を暴きます。かつて各国のエージェントと対決し無敗のル・シャスールですので、日本のインテリジェンス・オフィサーなんか目じゃないですよね。

    ○書物の復讐
     万引き癖のある加納達也が盗んだ古本は、「昭和十六年帝国海軍作戦計画」。太平洋戦争勃発直前の帝国海軍の作戦資料であったのだが、そこにはマッカーサー元帥の栄光を台無しにする「爆弾」が記されていたのです。事の重大さを知らない一介のサラリーマン加納にとっては厄災で、命まで狙われる始末。そこに現れたル・シャスールは失われようとしていたその本を奪取、そして加納に事件の真相を教えるのだった。

    ○ダイヤモンドよりも永遠に
     チャウシェスクを批判したセルジウ・イサレスクの遺作「急行」の正誤表を入手する依頼を受けたル・シャスール。しかしこの正誤表にはチャウシェスクの莫大な財産であるダイヤモンドの隠し場所の秘密が隠されており、このありかを巡って朝鮮労働党対外調査部のエージェントとル・シャスールとの対決となります。感情を表に出さないル・シャスールにしてはとても美しいエンディングで最も好きな作品です。

    ○やんごとなき犯罪
     御馴染「切り裂きジャック」の正体に迫る力作。魔術書「黒い光」のおかげで連続殺人者が生まれると信じているロンドン警視庁のウィルボット警視正から依頼で、この魔術書を求めてシカゴに飛ぶル・シャスール。シカゴでは今「現代の切り裂きジャック」が暗躍しているのです。しかしこの依頼が狂言であると見破ったル・シャスールはそのバックに宿敵の贋作者ミスター・クラウンの匂いをかぎ取り対決姿勢を強めていきます。

     歴史秘話といえば今回は仁川上陸作戦、革命の露と消えたアナスタシア、シャウシェスクの隠し財産、切り裂きジャックと、一般の読者にも馴染の深いものばかりで安心して読めます。

     「国際政治を揺さぶる一冊の古書」というアイディアは斬新でいいのですが、武器も格闘技もからっきしダメな主人公が、知識とコネだけで幾多の危機を脱して勝利するという御馴染の展開は、水戸黄門風で5冊目ともなると、ちょっと食傷気味になってきました。
    書物輪舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:書物輪舞 (講談社ノベルス)より
    4061828088
    No.1:
    (5pt)

    書物狩人はゴルゴ13

    物狩人も5作品目となり、ますます乗ってきました。ミスター・クラウンとの対決も目が離せなくなってきており、次作が待ち遠しい。今回の書物輪舞も期待を裏切りません。前作が長編でしたが、また短編にもどりました。面白い点は、みなさんがレビューに書いている通りです。ほかに私からつけ加える点は全くありません。そのとおりです。

    シリーズを何回も読み返しているうちにハッと気がつきました。書物狩人のパターンは、ゴルゴ13! 
    どうして今まで気が付かなかった。それはハマるわ。ゴルゴ13、昔読みましねえ。

    依頼人がいて、依頼人の希望をかなえる。
    あるいは依頼人がだます場合もある。
    しかしゴルゴは裏を読む。
    世界をまたにかけ、その道の第一人者である。
    その卓越した能力で依頼を遂行する。
    各国諜報機関やバチカンが関る。
    主人公は日本人らしい。
    きれいどころも登場する。
    各国の歴史や世界情勢が勉強できる。

    どうです、ゴルゴですよね
    ギャラリーフェイクと言った人もいますが、スナイパーと書物より、美術と書物の方が近い気もしますが。と思っていたら、手塚治虫のブラック'ジャックじゃないかとも。レディBがピノコ(タイプは全く違いますが)、ミスタークラウンは、そうドクターキリコですね。
    黄金のパターン。これは面白いわ。しかし毎回こんなすごいストーリーがよく思いつくと尊敬します。
    ゴルゴやブラック'ジャックと同じように、長く続くことを期待します。
    書物輪舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:書物輪舞 (講談社ノベルス)より
    4061828088



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