さよならの次にくる <新学期編>
- にわか高校生探偵団の事件簿 (6)
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- 日常の謎 (104)
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さよならの次にくる <新学期編>の総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全2件 1~2 1/1ページ
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前篇の伏線が見事に回収されていく様が心地良かった。キャラも葉山君、柳瀬さん、伊神さんは勿論、新たに登場した希ちゃんがシリーズの幅を広げてくれたように思う。これからにも期待! | ||||
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これを読む前に、絶対<卒業式編>は読むべきです! | ||||
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終盤が素晴らしい。いままでバラまいてきた伏線が回収されるのは痛快です。 ただ、回収されるためだけに敷かれた伏線が回収されるのはある意味当然のことで、 本来なら単体で面白く自然なエピソードが終盤で違う面を見せるのが質の高い伏線だと思うのですが、 どうにもひとつひとつの謎とトリックと動機が、他のミステリなら真っ先に切り捨てるような 拍子抜けする意外性のないものばかりで、ライトなミステリを期待していたにしても不満がたまりました。 また葉山君を取り巻く友人や先輩がどうにも良い人たちに思えませんでした。 変人である探偵役の伊神さんの性格が破綻しているのには目をつぶっても、 葉山君の初恋のラブレターを執拗なまでに追いかけ茶化す小学校時代の友人、 そのラブレターを勝手に読んで、あまつさえみんなに言いふらす柳瀬先輩、 新入部員を「半分よこせ」などと物か数字だとしか思っていなそうなミノをはじめとした文化部の面々。 女の子と仲良くしてる葉山君に嫉妬する真垣君が「決闘」と葉山君に理不尽な暴力を繰り出すシーンは、 ギャグとして描かれているが、結果、葉山君が鼻血を出して終わり、 限度を知らない子供のいじりを目の当たりにしているようで苛々します。 そのフラストレーションに追い打ちをかけたのが演劇部の常習性を感じさせる民宿での未成年飲酒シーン。 法律やルールを守らないからといって、必ずしも人間の魅力が低下するわけではありません。 この飲み会が悪質なのは、特に乗り気でない葉山君を呼び出し、下ネタが飛び、 柳瀬先輩が絡み酒で葉山君の杯を満たし、酔った真垣君が葉山君に十字固めを決め、それを誰も止めない。 演劇部のほとんどはその場で酔いつぶれる。最低の飲み会です。 しかも市開催の文化祭で披露する演劇を控えた前夜に行われるのだから、 演劇に対する姿勢にも疑問符がつく非常に残念なシーンです。 ちなみに柳瀬さんは酔ったふりして葉山君の部屋で寝ようとし、演劇部員はそれをさりげなくアシストします。 演劇部は質の悪い大学の飲みサークルと何も変わらないと思います。 お人好しの葉山君は自分を取り巻くこれらの人々を(なんだかんだ良い人たちなんだけど…)と片づけるが、 とてもそうは思えず、むしろこの一文が読者に対する言い訳にみえました。 私はこのシリーズの読者にはなれないとわかりました。 | ||||
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卒業編の続き。 断章の回収も完了。 読み返すと納得できます。 それぞれが誰だったのか。 葉山くんに後輩ができる? 柳瀬さんがそれに対して...など。 個々の事件が一つの大きな事件?へと集約し... しかし、葉山くん、人が良いなと。 先の卒業編の後編。 とすれば、主役は誰なのか... 久しぶりに再読しましたが、意外に覚えていないなと。 お陰で楽しめました。 | ||||
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日常ミステリとしては弱い。何かスッキリしないしキャラが強くなければ読んでられないかもしれない。 なんて思った自分が馬鹿だった。 誰もが読むべき傑作というものに出会えることほど幸せなことはない。 | ||||
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市立高校シリーズの第二弾にして、三冊目です。 上巻で先輩が卒業して、このシリーズはどうなるかと思いましたが、 余計な心配でした。 今回も面白いキャラたちに楽しませてもらいました。 そして、まさかまさかの結び。 シリーズの中でも、絶対に読み飛ばしてはいけない一冊だと思います。 | ||||
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前作「卒業編」を伏線を回収し、読むものを唸らせてなお、 伊神さんの超人的な天才の姿に絶句し、羨ましく感じつつ、生い立ちを開帳する。 第六話 ミッションS は、くだらなく感じるものの、男子高校生らしさが出ているようで、失笑。 伊神さんが天才なのは周知として、葉山君のなかなか勉強ができることが判ったり、 シングルマザーに妹がいるのに、アルバイトもせずに、自由になるお金がたくさんあるのだな、と 物語とは関係のないところを突っ込みたくなったり。 前編、後編ともに、柳瀬さんの演技力、瞬発力、企画構成力、 さらに即興劇の構成、脚本、主演力に、脱帽! | ||||
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