彼女の色に届くまで
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.67pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これ、短編集だったっけ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
画家を目指すが才能のない主人公と天才的な才能を持つヒロインが、絵画に纏わる事件を解決していくお話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書の終盤まで、探偵役となる千坂桜(ちさか さくら)のキャラに馴染めず、「こりゃあ、★★★くらいの評価になるかなあ」と、やや期待外れの感で読み進めてました。 ところが、最後に置かれた「終章 いつか彼女を描くまで」を読むに至って、その大技(おおわざ)サプライズに、呆然としてしまいました。それまで喉の奥でちくちくつかえてて違和感のあった箇所が、ここに来て取っ払われた解放感を味わったみたいな気持ち。開いた口が塞がらず、ムンクの | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アートをベースにおいたライトな推理小説集。様々なアートの引用があるとのことだったが、私個人にとってはほぼ全て既知だった。推理ものとしてのストーリーテリングは状況説明だけで文章的な色気がなかった。美術や美術家の思い入れのある描写とストーリーテリングの薄味の表現に乖離があると感じたが、しかし美術界の本質の一部は捉えているし最後の全回収のストーリーは楽しめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長編の体裁を取ってはいるが、最終章以外は各章とも独立した短編としても読めるようになっている。だが、順番に通して読まないと本書の真の価値は味わえないので、「売るための偽装長編」(これでるっぷくさせられることもある)には当たらない。ただ、短編好きにも楽しめる作であることは付記しておく。 美術部員が主人公なのに「市立高校シリーズ」には美術ネタが意外と少ないじゃないか、とのご要望にお応えしての、青春アート・ミステリ連作、と思わせて・・・・これが、一筋縄ではいかない。 やや暗めの冒頭部、ミステリアスなヒロイン、と進んでいき、でもワトソン役はなぜかボディビル男というチグハグさ。ぽんぽんとギャグも弾けだし、第3話ラストのボディビル男のツッコミとか第4話の楽譜ギャグとかは爆笑もので(しかも前者は意外と深い!)、ちょっと表紙はミスマッチなんじゃないのと思わせるぐらいだ。でも最後はシリアスで、相当に気を揉ませる。個々の謎解きは小粒で、全体への仕掛けも意外性満天とまではいかないが、青春小説としては見事な、文句なしの仕上がりといっていい。感動の一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
満足しています | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 14件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|