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(短編集)

美亜へ贈る真珠



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美亜へ贈る真珠の評価: 4.29/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

ド名作

漫画レビューサイトで話題になっていたので購入。
古い作品ですが今読んでも充分過ぎるほど通用するストーリー、絵の描き込み。
作者の他の作品も購入しましたが、流石の実力でした。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.13:
(5pt)

カジシンさんは本当に凄い!

私はこの本の旧版が出た時に、読んだのですが、今この新版を手にしている方を羨ましく思います。なぜかというと、まず「きみがいた時間ぼくがいく時間」に収録されていた「時の果の色彩」が収録されていて、なおかつ内容を知らないからです(私は何度も読んでしまい、記憶を消したいぐらいです)。他の方のレビューを読むと、文体が古いとの意見もあります。たしかに「美亜へ贈る真珠」なんかは47年前の作品ですし、比較的新しい作品でも90年代の作品です。では文体が古く、時代背景が古いと作品も色褪せるのかというと、とんでもございません。カジシンさんの作品はいつだって、私にとって魅力的です。七月先生の「ぼくは明日昨日のきみとデートする」や新海先生の「君の名は」などは、とても良い作品だと思います。しかし60年代の「時をかける少女」などのジュブナイルや、このカジシンさんの作品群がなかったら、果たして存在したでしょうか(ちょっと大げさかもしれませんが)?ラノベ・ファンの方、一般小説ファンの方すべての本好きの方にご一読をお勧めします。ちなみに私は「ヒトはかつて尼那を・・・」の、ワルッェイン人の少年パンチェスタとヒト(ヨシユキ)の友情が大好きです。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.12:
(5pt)

作者のセンスを感じさせる作品

最近はやっている時空を超えたラブストーリーの元ネタともいえる作品で、梶尾真治氏の才能が伝わってきます。
短編集なので非常に読みやすいです。書かれてから50年近く経っている作品もあるので、それなりの文体や当時の科学技術レベルなどを感じさせる部分もありますが、センスを感じさせる名作です。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.11:
(1pt)

文章が古臭く感じられた

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの元ネタと紹介されていたので読んでみたが、
文章が古臭くて全然面白みがなかった。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.10:
(3pt)

■「愛」と「時空」

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の「元ネタ」とも言われる「時尼に関する覚え書」を収録。
旧版に「時の果の色彩」を追加した新装版です。
私はこのタイプの本はほどんど読まないのですが、「ぼく明日・・・」が気になったので、「ラウレンティス・・・」と一緒に読んでしまいました。

■時空がポイント
異なる時空での恋愛小説(短編)ですかね。
設定にはなかなかムチャがあるので、そこはスルーして楽しんで読んでください。

■時間・宇宙
作者の梶尾真治さんは、時間・空間・宇宙オタクなんでしょうね。
そういう意味では、新海誠さんと類似系ですね。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.9:
(5pt)

オススメするのは「とても面白い作品だから!」という理由ではない

それぞれが50ページにも満たない八つのSF短編で、情報量の多い話もありましたが非常に読みやすく、解りやすく、衝撃を受ける作品でした。
梶尾さんの作品は『エマノン』シリーズしか読んでおらず、他作家のSF作品もそれほど読んでいませんが、むしろ良かったと思っています。

私はこの短編集の中で、「一生に一度しか解くことのない仕掛けを解いた」そんな気がします。

粗さがしをしない人や、純粋に物語を楽しめる人にはオススメします。
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No.8:
(4pt)

なるべくお若いうちに読んでください。

読みたいと思ったときには手に入らず、とうとうおばさんになってから読むことになった。悪くない。特に「詩帆が去る夏」が好きだ。ただ、やっぱりひねくれてしまったおばさんよりも、お若い方の方が心の奥底に届くはず。読みたいと思ったときに手に入らなかったのだから仕方がないのだが、瑞々しい感性を持っているときに読む作品だと思う。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.7:
(5pt)

カジシンの最高傑作!!

初めてこの本を読んだのは友達から借りた時で、はじめは時間があるときに読めばいいや、みたいなキモチだったけど読み始めたらとまらなくて、感動して、声も出なかった。この本を読んだあとは梶尾さんの作品を手当たりしだいによんだけど、やっぱりこの本が一番最高にイイ!特に「時尼に関する覚え書」と「江里の時の時」がおススメ。どれも話は短いからサクッと読めちゃう。読んだ後はこの感動を誰かに伝えたくなるはずです♪
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.6:
(4pt)

美しく優しく誠実な愛に満ちた永遠の女性

ここには梶尾さんの永遠の女性がいます。7編の物語はそれぞれに悲しく美しく涙を誘い、女性たちは私にとっても永遠の女性に思え、一種の感動とともに懐かしさを覚えました。

私はもともとSFが好きでなく、そのジャンルから意識して離れていたので、この本が私の本棚に並ぶ最初の早川書房の本になりました。だから、梶尾さんという作家の存在もまったく知りませんでした。偶然の機会から「黄泉がえり」を読み感銘し、2冊目が読みたくなったのです。

これは、それぞれに美しく珠玉の名品ですが、やはりSFという枠組みに抵抗を感じました。純SFでなく、ファンタジーとSFの境界あたりまでの範囲内でこんな美しく優しく誠実で愛に満ちた女性を描いた作品に出会えたら、もっと嬉しかったろうと思います。でも、この中の「時尼に関する覚書」は、女性も物語も一番美しく優しくて、好きな作品です。いずれにしても、珠玉の名短編集ということには間違いありません。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.5:
(4pt)

やっぱり短編

長編も増えてきた梶尾さんだけど、やっぱり短編がいい。
この短編集は「傑作選」と題しているだけあって、
時間テーマラブストーリー作品のいいとこどりという感じです。
初めてこの作者に触れる人には特にお勧めです。
ジェニーの肖像、たんぽぽ娘、トムは真夜中の庭で、
などが好きな人なら気に入るはず。ただ、ハッピーエンドの
話はほとんどないけど(それがまたいいとこなのですが)。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.4:
(4pt)

また読めるとは、感激

愛と時間をテーマにした、7つの話がおさまってます。
内容的には「甘い」話ですが、筆者の力量か、SFという装置のためか、淡々と描かれ、甘すぎず、かえって心揺さぶるものがあります。7つともテーマ、趣向は同じですが、あきません。読んでいて、次は、どのように描かれているかの、次の話は、と楽しみになります。
昔、感激した話のいくつかが、まとめて収録されており、感激しました。
もう一回読んでも、いいですねぇ。やっぱり。
一度目ほどの感動はないですが、一度目読んだときの気持ちも、(少しだけど)返ってきます。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.3:
(5pt)

ようやく出ました!

「地球はプレインヨーグルト」が廃刊になってしまい、
「黄泉がえり」で初めて梶尾さんを知った人に「美亜へ贈る真珠」のよさを伝えたいのに、
なかなかできなくてもどかしかったです。
「愛」という人類の不変のテーマを、SFの舞台でとても美しく表現している傑作だと思います。
好きな人に思いをなかなか伝えられずにいるあなた! 是非読んでください。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.2:
(5pt)

美味しいとこ取り

過去の作品の中から女性の名前を冠した
叙情的な作品を集めた短編集。
デビュー作「美亜へ贈る真珠」をはじめ
梶尾作品のベストテンを挙げるとしたら必ず上位に
入ってくるだろう名作揃い。
「リリカル梶尾」の本領発揮という感じ。
収録作のほとんどは過去の短編集に収録されているが
絶版が多いこともあり、また、文庫未収録の
「江里の”時”の時」が新たに収録されているので
新たに興味を持ったファンにはまさに
「美味しいとこ取り」といった感じの1冊。
旧来のファンにはお買い得感が薄いけど
「カジシンベストアルバム・ロマンス編」といった趣で
買って損は無いと思う。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.1:
(5pt)

一方通行のタイムマシン

映画の原作でも知られるようになった梶尾氏の短編集。
一方通行のタイムマシン。
時のベクトルを変えることはできないけれど、
その速度を抑えることで、生きた人間を遠い未来へ送る。
掲題の作品はそんなプロジェクトに参加した青年と、
彼を待ち続ける恋人、彼女を見守る主人公の物語です。
青年は恋人に2つの真珠を贈りました。
ひとつは青年が母から受け継いだもの。そしてもうひとつは・・・
ハードSFの要素を持ちながら、余韻を残す静かな作品集です。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
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