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杏奈は春待岬に



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【この小説が収録されている参考書籍】
杏奈は春待岬に
杏奈は春待岬に (新潮文庫)

杏奈は春待岬にの評価: 4.67/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

SFは、面白いですね。

面白く拝読しました。
杏奈は春待岬に (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:杏奈は春待岬に (新潮文庫)より
4101490120
No.5:
(4pt)

読了感が癖になる、私は。

タイムトラベル物が好きで一気読みしました。
切ない!!!
ハッピーエンド…だけど、さみしい。
読了後の切なさが梶尾さん、が私の印象。
この切なさに私は心惹かれて、読むのだろうと再確認。
杏奈は春待岬に (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:杏奈は春待岬に (新潮文庫)より
4101490120
No.4:
(5pt)

タイムトラベル・ロマンスの第一人者、カジシンさん

カジシンさんの作品となると、やや冷静さを欠いてしまう私ですが、タイムトラベル・ロマンスの名手カジシンさんは、いくつになられても健在です!最近はラノベの作家さんの活躍も目立つこの分野ですが、さすが元祖カジシンさん!アイデアや展開も独創的で、やはりラノベ作家さんたちとは一線を画しています(カバーイラストはラノベ風ですが)。ただ今回はいつものハッピーエンドではなく(ある意味ではハッピーエンドですが)、主人公の立場になると、ちょっと寂しいというか、悲しい気分になるかもしれません。カジシンさんファンなら分かると思いますが、イノー・ジュンさんより吹原和彦さんの立場に近いと思います。だからエンディングは好みで分かれるかもしれませんね。
杏奈は春待岬に (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:杏奈は春待岬に (新潮文庫)より
4101490120
No.3:
(4pt)

70年後の少女が、ぼくを大人に変えていく

「思い出のマーニー」のようにステイ先で見かけた少女へ思慕をつのらせていくストーリーで、
よくある歳の差恋愛ものかな?と思って読んでいくと、
まあこの作者だから、クロノスと呼ばれるタイムマシンが登場し、
いっきにSF色を強めていき、一抹の不安を覚える。

だがその後もしっかり恋愛小説としての側面が書かれぐいぐい引っ張るが(実際いっき読みした)…
そのあたりをピークにやや減速してしまった(それさえなければ星5だった)。
とくに中盤から終盤まで、杏奈がまったく登場しない。帰還はしてるはずなのに。

そしてここらから、テーマが完全に恋愛からSFや、老人となった主人公の悲壮感の描写にかわっていき、
すっかり別の小説へとかわってしまった。近いところで「火の鳥」とか「伶也と」っぽい。

紹介には「究極の恋物語」「そんなとき、あなたは、どうしますか?そして“ぼく”の選択を、どう思いますか?」とあるように、
これは主人公である「ぼく」の一生をささげた、いちずすぎる愛を描写した小説だったんだなと、
若い息子に杏奈をたくした、年老いた主人公を見ておもった。

ラストシーンで犠牲になった主人公とカズヨシのこともすっかり忘れて時間旅行を楽しむ息子と杏奈と、
それを地面から見上げる主人公が悲し過ぎる…
ハッピーエンドでもありその真逆でもあるが、テーマ性を考えると描写は的確だったかな。
でも本当の意味で主人公と梓には幸せになって欲しかったな。
主人公は本当は杏奈と結ばれて欲しかったが、すでにそういう話じゃないしな。

そういえば主人公の母がいつのまにか登場しなくなってた。いつ逝ったのか。
杏奈は春待岬にAmazon書評・レビュー:杏奈は春待岬により
4104402052
No.2:
(5pt)

何度も読み返したい

読み始めたら止まりません。
次は次は?・・・と、急かされる感じではなくて、流れに乗ってどこまでも行きたい・・・という感じです。
読み進めていくなか、主人公の心に寄り添いたいと思いながらも、桜が咲くたびに、なんだか悔しいというか、哀しい気持ちになりました。でも、人の心の強さや優しさに勇気づけられもしました。

何度も読み返したいと思える作品です。読むたびに新しい発見がありそうです。感じ方も変わりそうです。
杏奈は春待岬にAmazon書評・レビュー:杏奈は春待岬により
4104402052
No.1:
(5pt)

桜の咲く庭で。

一気に読み上げました。
主人公の健志は小学生の頃、桜の咲く庭で杏奈という少女に出会います。
そして、もっともっと会いたいと思います。でも、杏奈は違う流れの時間のなかにいるのです。
健志は決断します。杏奈を、救いたい、守りたい、支えたい。
杏奈を守ってきた兄から、その意思を受け継ぎ伝えていきます。
自分の持つ時間は限られていても、信頼できる人に思いを託し、繋げていくことはできます。
孤独な闘いのようでも、友情を交わすことのできる仲間もでてきます。
杏奈のために生きていくことは、実は自分のために生きていくことだと思います。
だから後悔もなく、満ち足りていたのでしょう。
おススメです。
杏奈は春待岬にAmazon書評・レビュー:杏奈は春待岬により
4104402052

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