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- SF (392)
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山田正紀さんらしい、手慣れたSFミステリで、すぐに引き込まれた。キャラクターも魅力的で、中でも早朝キャバクラで働く、法医学教授は傑作。何だか不思議なメンバーが、沖縄の米軍基地で苦闘する前半はスリリング。そして、謎が解明されるに連れて、空気が一変。人類の誕生と進化に関わる壮大なストーリーは、「神狩り」を彷彿とさせた。 ただ、人間ドラマとしては良いか知れないが、この結末は個人的に腑に落ちなかった。メンバーが選ばれた理由も、最先端のSFとしては、いかがなものだろう。しかしながら、山田正紀さんらしさが存分に楽しめる、好作品であった。 | ||||
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ほっとんど、読んだ記憶が残っていません。とりあえず、惑星探査機がなんだか謎なことになる。人類とか神様的な何かの壮大な話。とだけ。 なんだか読みにくくて、ちょっとずつ読んで数ヶ月かかったのが致命的。 しかし★読まずにいられないタイトル★がこの作品の一番の凄さですねえ。 世の全ての「長すぎるタイトルのなろう小説作者」に言いたい。このタイトルを見習えと。 | ||||
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小惑星から日本の探査機が持ち帰ったのは、あるはずのない化石人骨だった。サンプルはアメリカに奪われてしまう。コーディネーターの大庭は、ハッカー・法医学者・宇宙生物学を収めた牧師?・なにかダンスの上手い女の子という謎のチームを結成して奪還を試みる。 これは往年の傑作「コンロン遊撃隊」か「火神を盗め」を思い出す。多いに期待が湧く!現代が舞台だけに、肉体的活動よりはネット空間の攻防が主体となる。でも、興奮と緊迫は変わらない。夢中でページをめくった。中盤までは。 後半は物語の様相がガラリと変わり、とんでもない地点に連れていかれる。SFとしては壮大かつ奔放な発想だ。冒頭はホーガンの「星を継ぐ者」に似ているが、発想の飛躍は本作の方が優れている。力作ではあるのだが、絶賛する気になれない。プロットにストーリーが追い付いていないというか。意余って筆足りず、というのか。 とくにメンバーが選出された基準にはズッコケた。最後にバカSFにするとは。途中で初音ミクの名前が出たので驚いた。これはMMDのことだね。久々に作者らしいSFが読めた、という満足感はある。 | ||||
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ラストで、頭では「もっともらしくまとめてくれましたね」と思いつつも気付いたら泣いてた。 実のところこんな話広げてどう収束させるのかと思いながら読んでた。 それを華麗にまとめ切ったのがすごい。 会話もしくは思索だけで話展開していくシーンが多いし、全体的にキャラも弱いっちゃ弱い。 (誤植も多く、中でも卓のいない場面でリカが卓になってるところもあった) サニーマンはもっとちゃんと出して描いて欲しかった気がする。 ・・いやいや、それでも星5つです。 これだけ広げた話がきれいに収束していくラストが小気味よかった。 思うに、今すっかり浸かってるネット環境にエイジと同じ違和感を感じる世代の方がこの作品は響くかもしれない。 エイジの言うところの、人がもうちょっと孤独に耐性あった頃を知ってる世代、移行期を知っている世代。 Bob Dylan - Beyond Here Lies Nothin'も聴いてみた。 これを衛星軌道上で聴いてるASI・・しびれますね。 | ||||
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超越者の思惑なんてわかりっこなくて、超越者を描こうとするなら結局その回りをうろちょろして類推するしかないよねーっていうのをうまく書いていると想う。 なんか箇条書きで疑問やらダメ出しをしているひとのやつ読んでもいくつかはその通りだし、いくつかは読み込み不足に感じる。とまぁ人間同士ですらこんなもんだし、翻るに超越者なんてわかりっこなくてあたりまえ。今どきの道具やら用語で触れようとするとこうなるのかもねとゆう試みに触れた気分は楽しめる。 これで誤字脱字が無ければそれこそサクサク、エリアフリーバリアフリーですのにー。ハリウッド映画に人類の総意を見いだしちゃう超越者とかには薄っぺらくてイヤだけどそれならそれで交渉の余地もあるのかもね〜と複雑な気持ちになれて、読後感は決して悪くはなかった。山田正紀の決していちばんだとも集大成だとも思わないが、決して悪くはなかったです。タイトルよりは楽観的に読めます。たぶんね。 | ||||
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