ファイナル・オペラ
- オペラ三部作 (3)
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オペラ三部作の最終編。これまでとはまったく趣向を変えた「能」の世界、その世界の知識もない読者には、やや退屈さを感じさせてしまうかもしれないが、根幹はパラレルワールドのストーリー。時間を超え、空間を超え輪廻転成の世界を行き交うアオムラサキ、その世界を守り続ける明比家の一族は、生死を超え、ついに歴史までも変えてしまう。まさに一大叙情詩。 主人公の黙忌一郎の話は、もっと読みたいし、検閲図書館たるものがなんなのか、その秘密も知りたい。しかし、ミステリーオペラから足かけ10年に渡っての執筆、もう続編はないだろう。と言うより三部作を完結できたことを褒めてあげたい。ご苦労様でした。 | ||||
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山田正紀という小説家は… オペラシリーズのまさしく「ファイナル」を飾る本作。 圧倒されました。 クラクラと幻惑されるような、それでいて、場面、場面が目に見えるような想いでグイグイ作品の世界観に引き込まれます。 このオペラ三部作は、前二作も傑作ですが、さらに壮大で幻想的、哀切で美しい物語が展開していきます。 前二作含め個々に独立していて、一作だけでも読むのに支障はありませんが、三部作読めば、より読書の愉しみが深まると思います。 | ||||
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山田正紀「ファイナル・オペラ」はまぎれもない大傑作である。 探偵小説で昭和史を語るという遠大な構想の見事な結晶。 また、本作はトラディショナルな探偵小説であるだけではなく、美しいラブストーリーであり、 秘能を代々受け継ぐとある神社の一族の物語であり、三島由紀夫を彷佛とさせる華麗な幻想小 説でもある。 三部作とはいえ単独した作品としても楽しめると聞いたので購入したが、期待以上に素晴らし い作品だった。前二作「ミステリ・オペラ」、「マヂック・オペラ」も読みたくなった。 昭和史好き、探偵小説好き、幻想小説好き、メロドラマ好き・・・いや、とにかく小説を愛する 人は全員必読!!! | ||||
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