(短編集)
ヨハネスブルグの天使たち
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世界の紛争地帯の地理や歴史、風土、文物等を知らないと面白さ半減、 みたいな作品に感じました。 各篇の最後に主要参考文献として大量の書名が記されていますが、 作者さんはこれ全部読んだんでしょうね。 すごいですね! 勉強家ですね!! DX9という歌姫ロボットが全編に登場しますので、 一応SF小説なんでしょうけれど・・ 私はあまりSFっぽさは感じませんでした。 そもそも何で製品の耐久テストでそんなビルの屋上みたいな所から落下させるのか? 意味不明です。 歌唱ロボにそんな耐衝撃性能いらないでしょ(笑) あとDX9が初音ミクだなんて解説読まないと分からないよ(笑) 解説に出てくる『南極点のピアピア動画』の方がSFらしくて夢があって私は好きです。 | ||||
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現代の小説家に出会った、と読んでいる時に強く感じた。 中東、NY、日本、アジア様々な国の様々な建築物と初音ミク型楽器のDX9を組み合わせた物語が連作形式で収められている。 人格の転写やロボット、VRなどのSF的な要素を用いながらも世界観はリアルに基づかれており、SF的要素と現実的な社会問題が交錯する様は他の小説ではあまり見ない質感がある。 この作品はSFの枠を越えて直木賞候補にもなったけれども、日本という枠を越えても評価されうる価値があると自分は思う。 もちろん問題点がないわけでも無い。詩的なイメージやスピード感を重視している結果読んでいる側が置いて行かれたまま物語が終わることがしばしばあるのは難点だ。だがそれを踏まえても、この作品の要所要所で見せるイメージは鮮烈で心を動かす。 もし誰かに小説のおすすめを聞かれたらこの作品を推したい。 | ||||
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宮内悠介の代表作だが息子にも読ませたくて購入。日本人の作家が第三世界も含めたワールドワイドな舞台で想像力を展開させて近未来を描く。そんな時代になったんだと個人的には感慨深い作品だった。内容については、そんなに落としてどうする、と突っ込みたくもなるけど、今までにない高揚感を得られたことは確か。ぜひ読んで下さい。 | ||||
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短編集であるが、DX9という歌うロボットが共通なガジェットとして登場する。DX9は日本が開発した楽器扱いの玩具ロボットである。本来の目的は人を楽しませるものだが、この作品では、高性能であるがゆえに、兵器として使われたりする。さらに、DX9は高所から落とされることを運命つけられたように扱われる。この落ちるDX9をどう解釈するか、どう共感するのか、読み手は自由である。ただし、明るい結論は出てこない気がする。本作は直木賞候補だったようだ。ただし、人を楽しませるエンタテインメントではなく、読者に考えさせるエンタテインメントである。純文学に近いかもしれない。 | ||||
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日本製人型ロボットを中心に短い物語が続く。 計算された構成だと思うが物語が膨らむ前に話が終わってしまう印象を受けた。 | ||||
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