カブールの園
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先日、日経新聞で「記憶の美化」をテーマとした著者のエッセイを読んだ。時間と記憶の美化について簡潔に書かれたもので、世代が近いこともあってかとても共感できた。それで、ふと著者に興味を持ち、本作を手に取った。どの著作でも良かったのだが、三島賞受賞作ということでこれを選んだ。 著者の作品には、SF作家ならではの独特の時間感覚やスピード感があるのだろうか。『カブールの園』では3世代にわたる日系アメリカ人女性が、独特の時間感覚・スピード感で描かれている。その感覚についていくのが最初は大変だったが、50ページくらい読んだところで慣れてきた。だが、結局、この小説は私には合わなかった。心に響いてくるものが何もなく、正直、落胆した(三島賞にも)。文章も決して読みやすいものではないと思うし、倒置法が多用されてて純粋にウザかった。日経のエッセイは良かったので著者のエッセイならいつか読んでみたい気はするが、小説はもういいかな。 | ||||
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移民大国アメリカでマイノリティーとして生きる日本人を描いた二作品。どちらも日本語と英語の相克と言うのが共通したテーマで、英語を話せない親と英語しか話せない娘が、三世代に渡って互いに距離を置いてしまう表題作では、使用言語がアイデンティティーを規定する事の苦しみを考えさせられた。そして、明らかな人種差別を受けていた自分を偽り、架空のボーイフレンドまで創作して優等生ぶりを母に語っていた小学生時代。それを仮想現実で追体験する事により精神治療を行う切なさが、深く心に染みた。嫌でもグローバル化が進むであろう日本でも、目を背けてはいられないテーマと真摯に向き合う作者の姿勢を髙く評価したい。より悲劇的でダイナミックな「半地下」も傑作。近未来の日本に十分起こり得るグローバルな問題を提起している。 | ||||
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サンプルを読んで興味を持ちましたが、三島賞受賞というのも納得できません。 | ||||
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思いのほか良かった。 二つある物語のうち最初の方が良かった。著者の今後の作品に期待したい。 | ||||
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「カブールの園」 母と子、人種、精神と肉体。さまざまなものが絡み合い、一つの物語を形成している。 この作家の作品はエンターテイメント系のものしか読んだことがなかったので、ひどく驚いた。 多面性を持った作家。 | ||||
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