(短編集)

彼女がエスパーだったころ



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短編集

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彼女がエスパーだったころ

2016年04月20日 彼女がエスパーだったころ

進化を、科学を、未来を――人間を疑え! 百匹目の猿、エスパー、オーギトミー、代替医療……人類の叡智=科学では捉えきれない「超常現象」を通して、人間は「再発見」された――。 デビューから二作連続で直木賞候補に挙がった新進気鋭作家の、SFの枠を超えたエンターテイメント短編集。(「BOOK」データベースより)




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No.3:
(4pt)

もう一冊読みたくなる。。。

何が現実で何が虚構か?

短編を読み進める度に謎が深まっていきます。

SFは面白い!と思った一冊です。
彼女がエスパーだったころAmazon書評・レビュー:彼女がエスパーだったころより
4062199645
No.2:
(5pt)

こういう作品が読みたかった

『盤上の夜』の衝撃が甦りました。
『ヨハネスブルグの天使たち』『エクソダス症候群』『アメリカ最後の実験』いずれも私には物足りなく感じました。
本書で、その原因は丁寧なドキュメント的文体にあると気づかされました。
久しぶりに熱中しました。
宮内先生、あなたの物語が最も映えるのはこの描き方です。
彼女がエスパーだったころAmazon書評・レビュー:彼女がエスパーだったころより
4062199645
No.1:
(4pt)

「疑い」の眼から覗く短編集

例えばテレビ・雑誌の心霊・超常現象特集やらを目にする度、どうにも私は期待と嫌悪、何より胡散臭さを感じてしまう。信じたい、が、そもそもそんなもの存在するわけがない――そうした二律違反の感情を抱えて、手にする/目にすることが多い。

この連作となる短編集の語り手となる「わたし」は疑う側の人間だ。「超能力」、「オーギトミー(ガンマナイフによるロボトミー)」、「浄化する水」などを取材対象とし、調べ上げていく。そこには各々の言い分があり、背景があり、そして結果がある。記者であり暴き立てる側だったはずの「わたし」は徐々に対象にコミットしていき、最終的にはそれ自体に否応なしに巻き込まれていくとなる。

「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」とは有名なニーチェ(『善悪の彼岸』)の言葉だが、語り手が対象に感情移入し、最終的には結果にさえ影響を与えてしまう≒受けてしまうということが最初の一本目「百匹目の火神」と最後を比べるとよく分るのではないだろうか。

各々が各々、実によく出来ている。「水神計画」など風刺的鋭さに含んでいるし、「ムイシュキンの脳髄」におけるバンドの描写は生き生きとしている。そして最後に待ち受ける人々の思いや業(カルマ)は、表層の結果の色合いを変えるフィルターのように働くことだろう。よく出来た連作短編集だと思う。
彼女がエスパーだったころAmazon書評・レビュー:彼女がエスパーだったころより
4062199645



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