ブロードキャスト
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買ってみてびっくり。ミステリーじゃない! | ||||
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未読の方はご注意ください
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甘酸っぱく、爽やかな青春群像。三崎中学で、陸上短距離から長距離にかわったランナーの町田圭祐が、駅伝の名門の清海高校に合格するも、交通事故に遭い、脚を痛め走ることができなくなった。それで、同じ中学の同級生宮本正也が、その名門校に入学し、圭祐を放送部に誘うのだった。理由は圭祐の声がいいからだという。放送部は、3年生が5人いた。宮本正也は、ラジオ脚本家を目指していた。 放送部の甲子園、JBK全国高校放送コンテストが、テレビドラマ、ラジオドラマ、ドキュメンタリー、アナウンス、朗読の部門があった。二人はそのま放送部に体験入部する。ドラマ役者が足りないからと言われ、二人は早速その役をする。そして、放送部の3年生の実情をよく知る。放送部の指導教官はほとんど指導しない。3年生は、アツコ、ヒカル、ジュリ、スズカと部長の月村アカリの五人。ドラマは「チェンジ」という題名のありふれた男女入れ替わり物語だった。月村の兄は、同じ放送部の先輩で、全国優勝していた。アカリには、大きな重圧だった。 2年生は、ラジオドキュメントの「シャッターを再び上げる日」とテレビドキュメントの「トマトクッキーを召し上がれ」の2作を作っていた。 放送部長から、女の子の役が足りなくなったから、女の子を連れてきてと言われ、誘った高校生1年生は、久米咲楽。声がキレイなのだ。正也は咲楽を誘う。彼女は声優を目指していた。咲楽は、携帯電話を待たない。いじめにあって、いつも俯いている。 2年生から、3年生がラジオドラマ作っていないという指摘があった。正也は後1ヶ月しかないが、ラジオドラマやります。脚本描きますと言って手をあげ、みんなに承認される。元々書いてあったラジオドラマの脚本があったのだ。ところが、咲楽はいじめにあっていた。そのことを知った正也は急遽ラジオドラマの脚本を作り上げる。「ケンガイ」といういじめを問題にした作品だった。 「言葉を伝播に乗せ、多くの人に発信できるようになった現代。操作の簡易化に伴い、言葉まで軽視されるようになった。手遅れになる前に、改めて、言葉について考えてみませんか。電波を取り払った状態で。その思いを込めて、この作品を作りました」と正也は書く。 いじめをなくすためには、加害者は他者の尊厳を踏みにじってはならない。相手の気持ちを想像し、尊重しなければならない。周囲にいる人たちは、見て見ぬふりをしてはならない。被害者は、信頼できる人に相談しよう。逃げるという選択肢もある。ラジオドラマのケンガイはいじめをなくす行動に移した物語となっていた。 全国大会に行きたいと思って取り組む。そして、県大会で第2位になる。全国大会に進出したのだ。そして、ついに。正也の才能とやりたいことを追求する姿勢、そして圭祐の素直な感情。また挑戦したいと思う姿勢が、前向きでもある。とにかく、必死な青年なのだ。 『告白』を書いた湊かなえとは思えない、まっすぐ直球の物語だった。 | ||||
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いいです | ||||
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湊かなえって先入観で読むと頭にくるかもしれませんが、 王道の青春小説で読後感もこの作家には珍しく?爽やかです。 | ||||
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一生懸命な青春を送りたかった。 文化部を見る目が少し変わった。 | ||||
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面白く、一気に読みました | ||||
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