(短編集)

母の記憶に



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初公開日(参考)2017年04月
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母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

2017年04月20日 母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

不治の病を宣告された母は、誰より愛するひとり娘を見守り続けるためにある選択をする。 それはとてつもなく残酷で、愛に満ちた決断だった……母と娘のかけがえのない絆を描いた表題作、 明治時代、恐るべき巨大熊を捕らえに満州に赴いた探検隊が目にしたこの世ならざる悪夢を描いた「烏蘇里羆(ウスリーひぐま)」、 脳梗塞に倒れ、入院した母を、遠隔存在装置を使用して異国から介護する息子の悲しみと諦念を描く「存在(プレゼンス)」など、 今アメリカSF界でもっとも注目される作家が贈る、優しくも深い苦みをのこす物語16篇を収録した、(「BOOK」データベースより)




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母の記憶にの総合評価:9.25/10点レビュー 16件。Aランク


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No.16:
(4pt)

当たりのSF短編福袋

小気味よい話が多い、1話の話は短めでちょうど良い 表題作はイマイチだったが他ので良い話がいっぱいあるのでご安心を 中年女性のサイボーグ探偵の話が好きだった、珍しいタイプの主人公 今回は中国色や歴史色は薄め しかし、多才な題材を書ける人だなと思う この人の本でオオハズレは先ずない
母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)より
4150122318
No.15:
(5pt)

凄い短編集

ジャンル分けはあまり意味がありませんが、いわゆるSF、デストピア小説などと呼ばれるもの中で、「1984」「動物農場」「三体」など、登場人物たちが、粗くステレオタイプでいかにも作りものに見えてしまいますが、このケンリュウの人物造形、ストリー展開は秀逸です。
特に「草 を 結び て 環 を 銜え ん」、「レギュラー」が凄い。
緑鶸(みどりのまひわ)と雀という名の苦界(花街)に生きる美貌の遊女と雑用少女が、揚州大虐殺の惨劇の中で策を使って三十一名の命を救ってゆき、最後は美貌の遊女は本当の鳥の鶸(マヒワ)に昇華転生し、雑用少女は弾詞語りとなり、清朝で禁制の揚州大虐殺を密かに市井で語り継いでいく展開ですが、胸にこみ上げるものがあります。人間と歴史、権力が見事に描かれています。
「レギュラー」は、チャンドラーばりの推理探偵もの、この女探偵も娘を救えず亡くした悲哀を抱えながら、凶悪犯人を追い詰める展開が凄い迫力、ここにはロボット人間や眼球インプラントの近未来の仕掛けも用意されていますが、何より元刑事の女探偵の人物、苦悩、脇役たちの造形が素晴らしい。
他にも秀作が多数。
母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
415335032X
No.14:
(5pt)

電子書籍化

電子書籍作りに忙しくて読んでいない。でもなんか雰囲気が銀の匙っぽかった気がする。きっといい作品に違いない。
母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)より
4150122318
No.13:
(5pt)

ループのなかで(In the Loop)が心に残りました

昔から医療機器作製・運用、人命に携わる仕事をされている方の心労や、昨今だと新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)での通知トラブルなど、エンドユーザーに対しても意識はしていたはずの中で人為が絡むシステムで万全であれば救えたかもしれないという可能性。
そのシステム形成の中での合意・決定そのものも遡って追跡が可能で、この話ではその責を任せることを自動化したかったはずなのにどこかには残る。。
また、責を歴史にもとめる場合もありまさにどこまでも続くLoop、人の営みの円環。
母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
415335032X
No.12:
(5pt)

佳作揃い

本編もバラエティ豊かな佳作揃い。

未来の母娘の葛藤と最後にしんみりとした余韻を残す表題作「母の記憶に」、ファンタジーの世界に仮託して変化する勇気に暖かなエールを送る「状態変化」、複層的なものの見方と正義について考えさせられる「カサンドラ」など。

SFというジャンルに関係なく、お勧めです。
母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:母の記憶に (ハヤカワ文庫SF)より
4150122318



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