穢れの町
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発送までに2.3日かかるが、許容範囲内なので問題ない。商品も良品にもかかわらずお値段もお手柄だった。 | ||||
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前作で主人公だった二人にまたもや危難が生じ・・・というお話。 造本で三部作と書いてあるので、二部目のここから読む方はあまりいないと思いますが、一応言っておくとここから読まないで、一部目から読んだ方がいいです。話が続いているので。 前作で生まれた時から誕生の品をもっていないといけない一族という風変わりな話が展開しましたが、本書でも受け継がれ、今度はまたも奇奇怪怪の展開を見せるファンタジーとなっており、その奇怪さは読んでくださいとしか言い様のない物なので、要約できません(すいません)。 最後に更に新しい始まりを予告する様な感じで終わるので、続きが気になりました。もう出ている様なので、なるべく時間を措かずに読みたいと思います。 他のスチーム・パンク風の小説でも書いてますが、19世紀のロンドンほど蒸気と汚れの際立つ世界・時代はないと改めて思いました。やはり紡績業が盛んになったので蒸気が絶えず吹いていたのでしょうね。 続きが気になる第二部。是非シリーズ順に。 | ||||
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アイアマンガー三部作の二作目。 ボーイ・ミーツ・ガール+お伽噺と云った感じで展開して行く。 人間がゴミに成ったり、ゴミから作られ本物とまるで変わらない人間達が行動するなど、只でさえ常識を超えていた物語が、完全に日常崩壊を起こし始める。 そしてこの超現実的な要素はファンタジーでもSFでもなく、云ってみれば御伽噺で人と会話出来る動物達の存在に近い。 果たして純血であるアイアマンガーの少年と、一族と間違われ少年と出会ってしまった少女の二人の行く先はどう成るのか。 | ||||
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挿絵を見るだけでも、想像力がかき立てられて面白い。 本書は、10歳から14歳を対象に書かれています。 書名となっている『穢れの町』は、 ロンドンと『堆塵館』(第一部)との中間に位置します。 「表紙」の絵は、工場の煙突からの黒煙で穢れていてキタナイ。 その黒煙が空を覆い尽くし、空から鍋のようなゴミが落ちてくる絵。 「裏表紙」の絵も、同じく黒煙で穢れていてキタナイ。 黒い煙が空を覆いかくし、 空からは、片方だけの履き古した靴、ふいご、アイロン、釘のようなゴミが 町に降って落ちてくる絵。 表紙の「見返し」の地図が、さらに興味深い。 「穢れの町」の鳥瞰図だからです。 工場の煙突からの黒い煙が支える「穢れの町」の看板には、 鼠とカモメが乗っています。 町は高い壁で囲まれています。壁にも名前があります。 ロンドンとこの町を隔てる壁には「ロンドンの壁」という名前。 はるか右手奥に見える「堆塵館」を取り囲む屑山の山々。 それと町を隔てる壁には「屑山の壁」という名前。 「ロンドンの壁」のすぐ外には、「ロンドン壁警察庁」が見えます。 そして、左手はるか遠くに「国会議事堂」と「テムズ川」を望みます。 壁の中には、この物語の舞台となる建物がびっしりと建っています。 最初の第1章と最後の第26章の舞台となっている「子供部屋」は、 壁の中のどの建物にあるのでしょうか? この「穢れの町」の中心に位置する、鉄柵で囲まれた大きな建物 「月桂樹の館工場」の中にあります。狭苦しい部屋です。 この物語は、「子供部屋から見ると」の第1章で始まって、 「子供部屋から見ると」の第26章で終わります。 後は、中身を順に読まずにいられませんよね。 なお、アイアマンガー三部作の完結編「第三部」の『Lungdon』の 邦訳『肺都』は、2017年12月刊行予定。待ち遠しいことです。 | ||||
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