(アンソロジー)
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー
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| ケン・リュウ氏が編んだ中国SFの短編集。様々な賞を受賞している作品も多く、どれも面白い。中国SFだから何か特殊な作風があるのかというとそうでもなく、欧米のSF作品と似た読み方ができる。もちろん、読者は中国の事情を踏まえて読むことも多いだろうから、それはそれで読者が楽しめばよい。収録作品で印象に残ったのは「折りたたみ北京」で、これは何度読んでも良い。「沈黙都市」(馬伯庸)は言葉狩りの究極の姿を描いたディストピア。単純に息苦しさを感じる。「神様の介護係」(劉慈欣)は流転を感じる大きな時間軸の物語。「円」(劉慈欣)は既読で、IT技術の黎明と戦術いうか謀(はかりごと)を絡ませているのが面白い。 | ||||
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| みんなレビューで挙げてる折りたたまれる北京の話を目当てに買ってみたが、 その発想のすごさは同意するもののストーリーとしては最下層と上流階級の対比話でしかなく、 しかも肝心の折りたたまれる街の描写がいまいち分かりづらくて伝わってこない。 こんど映像化されるのでそっちに期待するしかないが、物語的にはあまりにも普通すぎてピンとこなかった。 ただ、いまだに国民が都市戸籍と農村戸籍で分けられ、住むところも職業も行政サービスすらも差別される中国人たちはどんな気持ちで読んでるのかと想像しながら読むのはいいかもしれない。この作品だけでなくほかの短編でも現代の中国社会を比喩的に描いて当局から言論の自由を奪われない程度にやんわりと遠回しに批判してるような作品もあって、そういう制限下にある国の作家だからこそ書けるような雰囲気をまとった作品がいくつかあって楽しめた。 | ||||
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| 外国からの旅行者にあげると、とても喜ばれます。 | ||||
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| 中国SFの短編詰め合わせ。『三体』、『荒潮』を読んでいたので楽しめた! 全然中国文化には詳しくないのだけど、こういう物語を読むにつけ、その向こうにある文化の厚さを感じる。人がいっぱいいるっていうのかな??? 複数作家の短編集なので、趣の違う作品を楽しめる。なにも考えず読んでみるのがいいと思う。 | ||||
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| 貧富の差によって3層に折りたたまれた多重層都市(北京)の着想が面白い。第3層(スペース)に暮らす住民の老刀が第2スペースから第1スペースへと移動し、第3スペースに戻る過程が良くはされていない。特に書くスペースが活動できる時間配分の差を老刀がどのように超えていくのか理解できない部分も多い。それで星3つ。 | ||||
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