(アンソロジー)
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー
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みんなレビューで挙げてる折りたたまれる北京の話を目当てに買ってみたが、 その発想のすごさは同意するもののストーリーとしては最下層と上流階級の対比話でしかなく、 しかも肝心の折りたたまれる街の描写がいまいち分かりづらくて伝わってこない。 こんど映像化されるのでそっちに期待するしかないが、物語的にはあまりにも普通すぎてピンとこなかった。 ただ、いまだに国民が都市戸籍と農村戸籍で分けられ、住むところも職業も行政サービスすらも差別される中国人たちはどんな気持ちで読んでるのかと想像しながら読むのはいいかもしれない。この作品だけでなくほかの短編でも現代の中国社会を比喩的に描いて当局から言論の自由を奪われない程度にやんわりと遠回しに批判してるような作品もあって、そういう制限下にある国の作家だからこそ書けるような雰囲気をまとった作品がいくつかあって楽しめた。 | ||||
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外国からの旅行者にあげると、とても喜ばれます。 | ||||
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中国SFの短編詰め合わせ。『三体』、『荒潮』を読んでいたので楽しめた! 全然中国文化には詳しくないのだけど、こういう物語を読むにつけ、その向こうにある文化の厚さを感じる。人がいっぱいいるっていうのかな??? 複数作家の短編集なので、趣の違う作品を楽しめる。なにも考えず読んでみるのがいいと思う。 | ||||
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貧富の差によって3層に折りたたまれた多重層都市(北京)の着想が面白い。第3層(スペース)に暮らす住民の老刀が第2スペースから第1スペースへと移動し、第3スペースに戻る過程が良くはされていない。特に書くスペースが活動できる時間配分の差を老刀がどのように超えていくのか理解できない部分も多い。それで星3つ。 | ||||
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表題の「折りたたみ北京」を始め、特異な発想もありますが、迫ってくるものはありませんでした。 編者のケンリュウが絶賛する大作「三体」を読んでも、雑でただ長たらしい与太話にしか思えないので、SFには向かないのかもしれません。 冒頭で、習近平を称賛する賛辞を掲げ、収録作の政治的な背景を巧みに躱そうとする意図が、中国の政治統制の凄さ、底冷えのようなものを感じさせました。ケンリュウは米国在住で、作品を読む限り自由を愛する方に見受けましたが、残念です。 | ||||
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