(短編集)
巨星 ピーター・ワッツ傑作選
- SF (392)
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原著を読んでないので訳が悪いのかもともと読みづらいのかは不明だが、無駄で無意味な言葉を多様し、まるで一時期流行ったポストモダンの思想書を読んでる気分になる。アイデアは面白いが、それを伝えるために書く文章がこれ?となる。 | ||||
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ワッツ的世界観が存分に楽しめる良訳書です。なかでも「遊星からの物体Xの回想」は秀逸で、映画最新版(ファーストコンタクト)の脚本(ノベライズ版)に影響を与えていると思います。できることならXが地球に着陸遭難するまでのー1.0版を読みたいです。ひょっとすると、誰かがSSを書いているかも知れませんね。 | ||||
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淡々と語られる乾いた生命観。 それは、宇宙生物だったり、知性を封じて海洋生物に成り果てた人物だったり。 その視点自体は面白く・・・はあるのだけど、すべてを台無しにする、判りづらい文章と、何も理解せずに単語を並べたような支離滅裂な現代科学用語。 一度読み終えたら、二度目は無い、かな。 | ||||
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著者はその諸作において、意識や知性の謎を繰り返しテーマにかがけている。 ある系において複雑性や情報量が一定の閾値を超えると、その系は意識をそなえるようになる、という彼の信条は、一見ジュリオ・トノーニの情報統合理論などと共通するように思えるが、ダーウィン的進化の重要性を軽んじている点で大きく異なる気がする。 本書の最後に収録されている『島』においてそれは顕著だ。 主人公たちが直径2億㌔の巨大知性と遭遇したとき、その巨大知性が自我を獲得するにあたって、他者の存在が欠かせなかったであろう、という単純な推論に、登場人物の誰もが思い当たらないのはちょっと不可解じゃないだろうか。 意識、自我というものは進化の産物であり、ア・プリオリに与えられるものではない。 それはあくまで生命という一つの系の持続──すなわち生存闘争の投げ掛ける問題解決──を目的とした、単純なホメオスタシスに代わる高位の調整システム、管理システムとして生まれたものなのだから。 ダーウィン的進化の圧力を受けない孤立した存在は、意識を生み出すような複雑性を持ちえない、ということは、自明ではないだろうか。 (もちろん無限の時間と空間の中では、ある系の粒子が、意識を生み出すような配置をとる可能性はゼロではないにしても)。 | ||||
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収録されている最後の3篇が6600万年の革命と関連しているため、同時購入をお勧めします。 この著者の作品は、絶妙な分かりにくさがスパイスとなり理解したと思えるまでリピートさせられます。読むたびに新たな発見を得ることができます。クリストファー・ノーラン監督の映画やエヴァンゲリオンに近いかもしれません。 今見ている景色が極めてちっぽけなものに感じる読後の違和感が病みつきになります。著者の他の著作もお勧めします。(長編は少し脳力が入りますので、本作からどうぞ) AIが注目を浴びている今、AI側の視点で書かれた「天使」、AIによる人間の判断基準の変化に触れた「付随的被害」は入り口としてとっつき易いと思います。(前者は2010年、後者は2014年の作品。時代が作品に追いついた!) | ||||
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