未踏の蒼穹
- SF (392)
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『揺籃の星』と『黎明の星』を読んだ時、あとがきに、これは当初三部作になる予定だった、とあったので、第三部は書かれないままだったのかと思っていました。でもこれは『揺籃』と『黎明』とは別の物語ではあるものの、I・ヴェリコフスキーの宇宙論に基づいた話という意味では、第三部と言ってよいのかも知れませんね。 が、別の見方をすれば、これはヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』に想を得た〈ホーガンの宇宙論〉に基づく新たな物語のようにも思えます。 同時にこれは地球人への警告の書である、とも読めます。 2000年代半ばの時点で彼は、現在(2020年代)の国際情勢と、疫病騒動とを、恐ろしい程の慧眼で予告してくれています! 宇宙論よりそちらの方への意識が勝ち過ぎたせいか、幾分、物語としての面白さが足りないと言いましょうか、ホーガンのいつもの遊び心も、その冴えを少々欠いている気もしますが、それだけ緊急性を感じていたということでしょうか。 それでもこの結末のホーガンらしさには、思わず「うん、うん」と頷いてしまいますし、つくづく「惜しい方を…」と感ぜずにはいられません。 ホーガンは亡くなってしまいましたが、だからといってこの理論と構想、そうして警告は、これっきりになってよいものとは思えません。 誰かこれを受け継いで、より完成されたものを目指して書いてもらえないかと、切に願います。(愚かな地球人が本当に自ら地球を滅ぼしてしまう前に!) | ||||
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今から45年前に『星を継ぐもの』でファン(盲目的に愛してしまいました)になってしまいました。巨人シリーズをはじめ大学卒業前後までの10年間弱で当時の彼の書いたものはすべて読んだと記憶しております。それから30年以上経過し今も書いているらしいことを知り、未読のものがかなりたくさんあることをうれしく思い、まず手を付けたのがこれ。ものすごい感動とか大どんでん返しがあればうれしいけれど、それは置いておくとして、とても安定して楽しませてくれます。 ああ、いいなぁ。また、全部読みに挑戦しようか、昔読んだ本から再読しようか悩んでいます。 | ||||
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ガニメデ3部作、創世記機械は「センス・オブ・ワンダー」にあふれていた。この作品には、それつまり「わくわく感」がない。 | ||||
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やっぱりトンデモ科学が引っかかる。金星に地球人が定着するのも無理がある感じで、いまひとつ乗れない。 | ||||
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金星に住む人々がかつて地球にあったテラ文明の謎解きをしていく話がベースで、ここはSFとして面白かった。ただ、金星人の中の陰謀の話がかなりを占めるため登場人物が多すぎることと、その話でテラ文明の謎解きの楽しみが少しそがれるのが残念。 また、ベースになっているのがヴェリコフスキーのトンデモ宇宙論であるため、厳密にはSFとは言いがたい物語になっている。私たちのいる宇宙ではない宇宙での出来事と考えればSFと言えるのかもしれない。 | ||||
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