NSA



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初公開日(参考)2022年01月
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長編小説

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NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)

2022年01月06日 NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)

第二次大戦中のドイツで携帯電話とインターネットが発展し、高度な監視システムが構築されたら? 20世紀初頭にほぼ現代同様のコンピュータが開発されたこの改変歴史世界のドイツで、国家保安局NSAはすべてのデータを監視し、保存していた。この日は視察に訪れた親衛隊の高官のため、アナリストのレトケとプログラム作成係のヘレーネはNSAの有用性を示すデモを行うのだが――クルト・ラスヴィッツ賞受賞の大作SF!(「BOOK」データベースより)




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NSAの総合評価:8.27/10点レビュー 15件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15:
(3pt)

読後感が良くはないです

歴史改変系SFなのですが…
Q.ナチスが高度に発展したインターネット網やコンピューター技術を持っていたら?
A.彼ららしく悪趣味に使いこなしたでしょう
さて主人公たちがそれを打倒する流れかと思いきや、…1984的なものへの耐性がないと辛い読書体験となる作品でしょう。ナチスが使いこなしましたで終わってしまうと1984ナチス版、というかアンネ・フランク他2.3の史実とのリンクを除くとそもそも時代と場所設定が説明不要の悪としての舞台装置でしかないように感じられるのが残念です。翻訳はとても読みやすく、良い訳者さんです。
NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123527
No.14:
(2pt)

「もしもナチがゾンビウィルスを開発したら?」並みの三文SF。

「クルト・ラスヴィッツ賞受賞」という謳い文句と、友人の勧めで読んでみましたが…。
まぁ、昨今のSFの劣化具合を改めて確認できる内容でした。
SF好きな人にはオススメできない内容です。
ツッコミどころ満載な内容、ご都合主義満載な展開、描写力の低い人間ドラマ……。
百歩譲ってそれらを差し引いても、一番残念なのが、著者の視野の狭さ。
もし、WW2の時点で現代並みの情報技術が存在していたら、
ドイツだけでなく世界全体がもっとダイナミックに変化すると思います。
SFなのであれば、いやフィクションだからこそ、そういうものを読みたいと思うのですが、
そう思うのは私だけなんですかね。
SFは、細やかな世界の道理にまで目が行き届いているかどうかというのが
一つのポイントだと思います。その点で言うとこの作品は0点ですね。

個人的には、こういう作品を面白い、と言ってしまう現代こそがディストピアだな、と思います。
まぁ、パソコンの歴史やスノーデンの告白、ナチ以前/ナチ時代のドイツの歴史が疎いのであれば、
こういう作品でも楽しめるんでしょうかねぇ……。
ちょっとした救いとしては、解説の文章が少し及び腰なところでしょうか……笑。
やはりパソコンとインターネットの発展というのは、アメリカの気風なくして育まれなかったでしょう。
それを安易にワイマール時代のドイツからナチ時代のドイツにまで転換してしまう様を見てしまうと、
逆に「時代が時代だったら、この技術は我々ドイツ人が生み出していてもおかしくなかったんだ」
という著者のナチズムに通じる空虚な自尊心を感じました。

まぁ、この本を読むぐらいだったら、我々の世界のNSAが何をやっているのかを
調べることをオススメ致します。こんなしょーもないSFで時間を潰すよりも、はるかにその方が
あなたの知見を広げる結果になると思います。
NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123527
No.13:
(5pt)

おもしろいが

エロ描写が妙にねちっこくて笑った
ドイツの小説という感じ
あと後半で自由意志と脳の意思決定プロセスにまで触れていたのは良かった(WWⅡの時代設定なのに!)
NSA 下 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:NSA 下 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123535
No.12:
(5pt)

最近の翻訳は本当に良くなったなあ

もしも第2次世界大戦中にコンピューターとインターネットと携帯電話があったら、もしもナチスがそれを使って国民の監視をしていたらという、もしも系のSF。しかし、同時に現代社会の風刺にもなっているのが面白いところでもある。
上下巻で1000ページくらいある長い小説だけど、面白いからすぐに読み終えてしまう。
NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123527
No.11:
(5pt)

歴史改変SFからディストピアへ

ハヤカワTwitterから。面白かった。
ナチ+超兵器のSFはかつてもあったが、ビッグデータというだけで新鮮に思えた。現代と通ずるからか(現代はそれほど効率的でないことに感謝?)。
ナチ的男女観が時折描かれるが、主人公2人がデータを私的利用する章は退屈かも(主に上巻)。アメリカからの設計図奪取はスリリングだが割とあっさり?で、どちらかといえば2人の絡みが主眼か。
本番は下巻で、ディープラーニングや顔認識めいた技術が登場すると一気に歴史改変SFからディストピアに移行するあたりが本書の醍醐味(人によっては唐突ないし性急かもだが)。
ナチドイツの内政的未来の活写。ヘレーネのラストは1984を想起した。
・ルドルフは妻にはいい人では?(何かモデルがいる?)妻の方が毛嫌いする辺りは何か著者の意図が?(いい人だけでは生理的嫌悪は如何ともし難い?)
・良し悪しはともかく、ヘレーネは、色々と深入りしなかったり、旦那に妥協できていれば、あの時代にあって幸せな部類なんだろうな。
・その意味で、ヘレーネの自己肯定感の低さ、頑固さ?が、その能力より物語の狂言回し感。
・レトケ、手段はともかく少年時代の屈辱で性格は歪むのはありがち。屈辱を与えた人間が「復讐に捧げる人生でいいのか」なんてえらく勝手な言い草。
・ICT技術・サービスは現代相当だが、ある意味で「SNSは存在していない」ように思えた。ドイツフォーラムは機能的にはBBSくらいな印象。実際、統制国家で、国民同士の社会的つながりって百害あって一利なしだし、宜なるかな。SNSはやはり自由民主主義(=資本主義)下の民間サービスとして生まれるものと勝手に納得。
NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:NSA 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123527



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