イエスのビデオ
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聖書知識がないと、冗長でわかりにくいと思います。聖書の知識・イスラエルの歴史をある程度知っていて、エルサレムを旅したことがある人なら、この小説の記述がいきいきとしたヴィジュアルにつながるだろうと思います。 荒唐無稽なプロットではありますがキリスト教徒ならある種の感動も抱けるのではないかと思います。 クリスチャンにおすすめです。 | ||||
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この本を手にとって、ウラ表紙の解説を読んだだけでもう、たまらなく面白かったという稀有な経験をした本です。 最後まで読むのがもったいない・・・そんな小説はここ10年でこの本だけ。 いろんな人に勧めては贈呈したり、貸しては帰ってこないので、もう、5-6回は買ってます(笑) -------------- イスラエルの発掘現場で2000年前のお墓から見つかったのは、明らかに現代の歯の治療をした人骨。しかも、副葬品としてソニーのビデオカメラの「解説書」があった。彼は明らかに2000年前に埋められていた。つまり、現代の誰かがタイムスリップをしてそのまま帰れなかったのか? でも、何のために2000年前のイスラエルへビデオを持って? その理由は一つしかない。 イエス・キリストを撮影するために違いない。そして、彼は、どこかにその「ビデオ」を遺しているはず・・・・ --------------- イエスのビデオ探しが始まります!! このあたりのストーリーの興奮は、キリスト教についてある程度知っていないと感じられないかも。一気にスイッチが入り、最後まで一気に突っ走ります。 ストーリーの着想だけで勝利です。 イエス・キリストやその遺物をテーマにした小説は「ダビンチコード」の前後に、一時期流行しましたが、この作品はダントツに面白い。 ドイツで映画化されているそうですが、(低品質そうで)怖くてみれません(笑) ワタシも、生のイエス様を見てみたいです。 | ||||
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設定そのものが斬新で、様々なミステリーが、どうやって 解明(結論付け)されていくのか、最後まで気になる作品です。 ただし、結構厚みのある上下2巻で読みきるのは結構大変でした。 とはいえ、タイトルやレヴューで興味を持った人は、読んで すっきりされた方がいいのでは? | ||||
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ハヤカワのNVレーベル。SFレーベルにしなかった同社の判断は間違っていないと思う。たしかに、あらすじを読んでみるとタイムパラドックス系の冒険SFかと思うでしょ?でもSFじゃないんだな。SFかどうかなんて問題ないと思うでしょ?ところが、SFファンは読後がっかりするんだ。がっかりしたら、自覚症状なくても、あなたはSFファンかもしれない。 読んでる最中はいいのよ。個性的な登場人物、ステレオタイプだけれど、お話の筋道を邪魔しない程度に配置されてる。徐々に見えてきそうなナゾの解明、いくつかの小さなどんでん返し、カーチェイス、巨大な陰謀の影・・・読んでる最中は、いいのよ・・・ 終盤に近づくにつれ、うそ!もう、これでおしまい?「まとめ」のページがなくなりつつあるよ、はやく締めくくってよ、もしかして、1ページくらいで衝撃の結末?・・・・あれ、終わってるよ。 タイムパラドックスはうやむやだし、真相は読者の判断次第。こんなのSFじゃないよーって、SFじゃないってレーベルに書いてあるじゃん・・・みたいな、ヘンな読後感でしたね。 だからといって、読まないほうがいいっていうわけでなく、他のレビュアーの意見もぜーんぶ読んでから、購読されることを強くおすすめします。 気になる人は、必ず読むべし。 納得がいく本ばかりが面白い本ではないからね。 | ||||
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技術的にあざといく、その割には長すぎるため、途中で読むのを投げ出したくなる作品。のめりこめないと、読破するのがつらい。 勘の良い人間なら、主人公達の行動原理のいやらしさにが「意図的にいらいらさせるためだ」とわかる。そんな状態で最後までつきあい続けなければならないという「義務感」の萌芽に辟易とさせられた。なにしろ、賞賛するにしろ批判するにしろ、最後まで読まねばその資格が与えられないではないか! そのような読書姿勢を長時間とらされることは、「娯楽」ではなく、「修行」と言うべきである。 登場する2人のアメリカ人はとてもアメリカ人らしい嫌なヤツで、それゆえに「こいつらが破綻すればカタルシスが得られる」という思いを抱かされるのだが、かような感情自体、作者によって誘導されたものだということが薄々感じられる点が、最もイタイ。そして予想どおりの説教臭いカタルシスが、あまりにも不自然である。アメリカ的価値観へのアンチテーゼだというのはよくわかるのだが、意図的すぎるので、興ざめである。 現実的視点を持つドイツ人が出てくるため、キリスト教圏でない人間の意見も代弁されているといえなくもないが、イエスの偉大さを理解できない人間は「救われざる者」だとラベリングせざるを得ない「主人公の変節」には少々怒りすら覚える。 同じ「時間もの」で「途中で投げ出したくなるような長編」の作品としては、コニー・ウィリスの「ドゥームズディ・ブック」を思いつくが、同じような「読後の深い感慨」を求めると、後悔する。 ノンストップアクションを求めるハリウッドでの映画化を前提とした脚本だと考えると、最適かも知れないが、個人的にはそんなものは読みたくなかった。残念。 | ||||
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