ファイト・クラブ



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初公開日(参考)1999年02月
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長編小説

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ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)

2015年04月08日 ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)

おれを力いっぱい殴ってくれ、とタイラーは言った。事の始まりはぼくの慢性不眠症だ。ちっぽけな仕事と欲しくもない家具の収集に人生を奪われかけていたからだ。ぼくらはファイト・クラブで体を殴り合い、命の痛みを確かめる。タイラーは社会に倦んだ男たちを集め、全米に広がる組織はやがて巨大な騒乱計画へと驀進する―人が生きることの病いを高らかに哄笑し、アメリカ中を熱狂させた二十世紀最強のカルト・ロマンス。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34:
(5pt)

先入観なしでみてもらいたい

暴力的な作品と聞いてから読むと暴力的となる、カルトと聞けばカルトになる

ボクはこの作品に出来るだけ無の状態で関わりたいと考え、先入観を持たないように文字だけで読み進めていった。
読み進めていく文字からうまれるファイトクラブは人間臭くて、優しくて、本当の人として必要なことを教えてくれる作品だった

タイラーの教え方は乱暴で強引かもしれない、しかしそこには確かなる魂がある、間違いではないものがある。

なれていない生活、慣れていない作品というのは反論されるものだ。

ただ反論する前に人間臭くて優しいこの言葉たちともう一度向き合って、もう一度育ててみてほしい。
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413371
No.33:
(3pt)

映画の方が良い。

名言が多い映画版と比べるとマイルドな印象。

それだけ、映画版の監督、脚本が原作を深く理解していたと感じる。
読んで損はないが、映像部分を除いても映画版の言葉の方が刺さる。

翻訳の差かもしれないけどね。
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413371
No.32:
(5pt)

「明日はレイモンド・K・ハッセルの人生で最高の日になる。朝飯は俺たちが今まで味わったどんな飯よりもうまい。」

言わすと知れたカルトクラシック映画の原作小説

私は映画の大ファンであるにも関わらず原作の存在を長年知らずにいたがようやく読むことができた

映画は原作にかなり忠実ではあるが、キャラクター描写やエンディングなど重要な部分に若干の違いが見られる

例えば映画では主人公とタイラーの対比が強調されているが、小説では逆に二人の同化についての描写が多い

どちらにしても傑作であることに違いはないが、改めて映像・音楽・演技・演出など映画作品としてのファイトクラブがどれだけ完成されていたかを再確認した

もし映画が存在せず原作小説だけ読んでいたら、映画で受けたほどの衝撃や強烈な印象はなかっただろう

もちろん原作がなければ映画も存在し得なかったわけだし、映画の後でも十分に楽しめる本作も素晴らしい作品であることに疑いの余地はない
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413371
No.31:
(4pt)

欲しいものがわからないと、本当には欲しくないものに包囲されて暮らすことになる

本作読了後、久々にブラット・ピッド主演による本作を原作とした映画をアマプラで観なおしてみました(映画鑑賞は劇場・DVD・アマプラと3回目)が、原作の伝えたいことを見事に映像化しており、映画脚本や演出の出来の良さに改めて感心してしまいました。
 本文庫には、著者チャック・パラニューク自身によるあとがきが掲載されていますが、それが映画公開よりも後に執筆されたものであり、興味深い。
 このあとがきにもあるとおり、本作は、「登場人物が一つのシーンから次へと直線的に進んでいくのではなく、カット、カット、カット、カメラが切り替わるように物語を進行させる方法」がとられており、読者としては多少戸惑うかもしれません。
 それでも、著者が伝えたい「エッセンスとなる瞬間だけをチラ見せ」することで、強烈な印象が残る。
 それは、まるでタイラーが行う映画フィルムのサブリミナル効果のよう。
 
 主人公「ぼく」は、不眠症。
 精巣ガン患者集会、結腸癌患者集会、結核患者集会、骨粗鬆患者集会などなど、死に直面している人々の話を聞くことで生きていると実感できる。
 精巣ガン患者集会でボブのふくよかな胸に抱かれ涙をながすことで、久々にぐっすりと眠れるようになる。
 そんな快適な場所に現れる女性マーラ・シンガー。彼女も「ぼく」と同じニセモノ。
 彼女の存在により、再び眠れなくなる。
 そこに現れたのがタイラー。
 「一つ頼みがある。おれを力いっぱい殴ってくれ」
 前進するために一度すべてを壊さなければならないところに来ていたぼく。
 ファイトにより何一つ解決していなかったが、何一つ気にならなくなっていた。
 このあたりの展開は、映画においてもしっかり原作どおり映像化されており、イメージどおりです。

 さて、本作には、キラキラと輝く名言がいくつもあります。
 たとえば
「欲しいものがわからないと、本当には欲しくないものに包囲されて暮らすことになる」
「怖気づいてどん底まで落ちられないなら、そいつは絶対に真の成功を手にできない」
「我々が肝に銘じるべきは、自分にまだどれだけの力が残っているか、世の男たちに再認識させることだ」
などなど
 他人の顔色を伺うのではなく、自分の頭で考え、人生を自分の手の中に取り戻せ!
 我々一人ひとりに世界を支配する力があるんだ。
 そんなメッセージがビンビンに伝わってきます。
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413371
No.30:
(5pt)

詩的でユーモアに富む

映画を見てハマったので原作も購入しました。設定やあらすじはマッチョな印象ですが、語り口は詩的かつ知的、どこか突き放したようなドライさは読んでいて心地が良いです。素早い場面転換が多く読者の想像に委ねる部分も大きいので、小説としては異質です。
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413371



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