ファイト・クラブ
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名言が多い映画版と比べるとマイルドな印象。 それだけ、映画版の監督、脚本が原作を深く理解していたと感じる。 読んで損はないが、映像部分を除いても映画版の言葉の方が刺さる。 翻訳の差かもしれないけどね。 | ||||
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言わすと知れたカルトクラシック映画の原作小説 私は映画の大ファンであるにも関わらず原作の存在を長年知らずにいたがようやく読むことができた 映画は原作にかなり忠実ではあるが、キャラクター描写やエンディングなど重要な部分に若干の違いが見られる 例えば映画では主人公とタイラーの対比が強調されているが、小説では逆に二人の同化についての描写が多い どちらにしても傑作であることに違いはないが、改めて映像・音楽・演技・演出など映画作品としてのファイトクラブがどれだけ完成されていたかを再確認した もし映画が存在せず原作小説だけ読んでいたら、映画で受けたほどの衝撃や強烈な印象はなかっただろう もちろん原作がなければ映画も存在し得なかったわけだし、映画の後でも十分に楽しめる本作も素晴らしい作品であることに疑いの余地はない | ||||
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本作読了後、久々にブラット・ピッド主演による本作を原作とした映画をアマプラで観なおしてみました(映画鑑賞は劇場・DVD・アマプラと3回目)が、原作の伝えたいことを見事に映像化しており、映画脚本や演出の出来の良さに改めて感心してしまいました。 本文庫には、著者チャック・パラニューク自身によるあとがきが掲載されていますが、それが映画公開よりも後に執筆されたものであり、興味深い。 このあとがきにもあるとおり、本作は、「登場人物が一つのシーンから次へと直線的に進んでいくのではなく、カット、カット、カット、カメラが切り替わるように物語を進行させる方法」がとられており、読者としては多少戸惑うかもしれません。 それでも、著者が伝えたい「エッセンスとなる瞬間だけをチラ見せ」することで、強烈な印象が残る。 それは、まるでタイラーが行う映画フィルムのサブリミナル効果のよう。 主人公「ぼく」は、不眠症。 精巣ガン患者集会、結腸癌患者集会、結核患者集会、骨粗鬆患者集会などなど、死に直面している人々の話を聞くことで生きていると実感できる。 精巣ガン患者集会でボブのふくよかな胸に抱かれ涙をながすことで、久々にぐっすりと眠れるようになる。 そんな快適な場所に現れる女性マーラ・シンガー。彼女も「ぼく」と同じニセモノ。 彼女の存在により、再び眠れなくなる。 そこに現れたのがタイラー。 「一つ頼みがある。おれを力いっぱい殴ってくれ」 前進するために一度すべてを壊さなければならないところに来ていたぼく。 ファイトにより何一つ解決していなかったが、何一つ気にならなくなっていた。 このあたりの展開は、映画においてもしっかり原作どおり映像化されており、イメージどおりです。 さて、本作には、キラキラと輝く名言がいくつもあります。 たとえば 「欲しいものがわからないと、本当には欲しくないものに包囲されて暮らすことになる」 「怖気づいてどん底まで落ちられないなら、そいつは絶対に真の成功を手にできない」 「我々が肝に銘じるべきは、自分にまだどれだけの力が残っているか、世の男たちに再認識させることだ」 などなど 他人の顔色を伺うのではなく、自分の頭で考え、人生を自分の手の中に取り戻せ! 我々一人ひとりに世界を支配する力があるんだ。 そんなメッセージがビンビンに伝わってきます。 | ||||
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映画を見てハマったので原作も購入しました。設定やあらすじはマッチョな印象ですが、語り口は詩的かつ知的、どこか突き放したようなドライさは読んでいて心地が良いです。素早い場面転換が多く読者の想像に委ねる部分も大きいので、小説としては異質です。 | ||||
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「映画版を観るだけで十分」 確かにそうかもしれない。僕自身映画を見た後に読んでいるので、読みながら頭の中で「あのシーンか」 と脳内再生しながら読んでいる。寝ながら読んだり。便所に持ち込んだり。持ち歩いたり。軽く読めるという点では★5。本としては映画の方壮大な厨二病物語として完璧にまとめられ完成しきっているのでよっぽど好きじゃなければ楽しめないかな、と言った感想。不眠気味な方におすすめ。 | ||||
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