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ファイト・クラブ
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ファイト・クラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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名言が多い映画版と比べるとマイルドな印象。 それだけ、映画版の監督、脚本が原作を深く理解していたと感じる。 読んで損はないが、映像部分を除いても映画版の言葉の方が刺さる。 翻訳の差かもしれないけどね。 | ||||
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言わすと知れたカルトクラシック映画の原作小説 私は映画の大ファンであるにも関わらず原作の存在を長年知らずにいたがようやく読むことができた 映画は原作にかなり忠実ではあるが、キャラクター描写やエンディングなど重要な部分に若干の違いが見られる 例えば映画では主人公とタイラーの対比が強調されているが、小説では逆に二人の同化についての描写が多い どちらにしても傑作であることに違いはないが、改めて映像・音楽・演技・演出など映画作品としてのファイトクラブがどれだけ完成されていたかを再確認した もし映画が存在せず原作小説だけ読んでいたら、映画で受けたほどの衝撃や強烈な印象はなかっただろう もちろん原作がなければ映画も存在し得なかったわけだし、映画の後でも十分に楽しめる本作も素晴らしい作品であることに疑いの余地はない | ||||
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本作読了後、久々にブラット・ピッド主演による本作を原作とした映画をアマプラで観なおしてみました(映画鑑賞は劇場・DVD・アマプラと3回目)が、原作の伝えたいことを見事に映像化しており、映画脚本や演出の出来の良さに改めて感心してしまいました。 本文庫には、著者チャック・パラニューク自身によるあとがきが掲載されていますが、それが映画公開よりも後に執筆されたものであり、興味深い。 このあとがきにもあるとおり、本作は、「登場人物が一つのシーンから次へと直線的に進んでいくのではなく、カット、カット、カット、カメラが切り替わるように物語を進行させる方法」がとられており、読者としては多少戸惑うかもしれません。 それでも、著者が伝えたい「エッセンスとなる瞬間だけをチラ見せ」することで、強烈な印象が残る。 それは、まるでタイラーが行う映画フィルムのサブリミナル効果のよう。 主人公「ぼく」は、不眠症。 精巣ガン患者集会、結腸癌患者集会、結核患者集会、骨粗鬆患者集会などなど、死に直面している人々の話を聞くことで生きていると実感できる。 精巣ガン患者集会でボブのふくよかな胸に抱かれ涙をながすことで、久々にぐっすりと眠れるようになる。 そんな快適な場所に現れる女性マーラ・シンガー。彼女も「ぼく」と同じニセモノ。 彼女の存在により、再び眠れなくなる。 そこに現れたのがタイラー。 「一つ頼みがある。おれを力いっぱい殴ってくれ」 前進するために一度すべてを壊さなければならないところに来ていたぼく。 ファイトにより何一つ解決していなかったが、何一つ気にならなくなっていた。 このあたりの展開は、映画においてもしっかり原作どおり映像化されており、イメージどおりです。 さて、本作には、キラキラと輝く名言がいくつもあります。 たとえば 「欲しいものがわからないと、本当には欲しくないものに包囲されて暮らすことになる」 「怖気づいてどん底まで落ちられないなら、そいつは絶対に真の成功を手にできない」 「我々が肝に銘じるべきは、自分にまだどれだけの力が残っているか、世の男たちに再認識させることだ」 などなど 他人の顔色を伺うのではなく、自分の頭で考え、人生を自分の手の中に取り戻せ! 我々一人ひとりに世界を支配する力があるんだ。 そんなメッセージがビンビンに伝わってきます。 | ||||
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映画を見てハマったので原作も購入しました。設定やあらすじはマッチョな印象ですが、語り口は詩的かつ知的、どこか突き放したようなドライさは読んでいて心地が良いです。素早い場面転換が多く読者の想像に委ねる部分も大きいので、小説としては異質です。 | ||||
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「映画版を観るだけで十分」 確かにそうかもしれない。僕自身映画を見た後に読んでいるので、読みながら頭の中で「あのシーンか」 と脳内再生しながら読んでいる。寝ながら読んだり。便所に持ち込んだり。持ち歩いたり。軽く読めるという点では★5。本としては映画の方壮大な厨二病物語として完璧にまとめられ完成しきっているのでよっぽど好きじゃなければ楽しめないかな、と言った感想。不眠気味な方におすすめ。 | ||||
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映画を観て購入しました。 面白いといえば面白いんですが、いかんせん古い作品ですし、映画版が原作にもそこそこ忠実で、ストーリー展開やネタバレ的部分も知っており、なによりも映画版がかなりの名作なので、原作発売当時に読んだ場合より面白さは減じていると思います。なので今更わざわざ原作を買ってまで読む必要はないのかもしれません。 原作小説がとても面白いのに映画化作品が全く面白くないというのはよくある事ですが、この作品は珍しく成功した事例です。 映画版の方が疾走感があり、視覚的な描写による刺激的で直感的な印象が強いので、あまり何も考えなくても画面を観ているだけでかなり楽しめます。 まだ視聴されてない方は映画版を観る事をおすすめします。 | ||||
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映画が大好きなので気になって読んでみました。 読んでて表現がとにかく力強いので1日で読み切ることができず3日間くらいかけて読み終わりました これを映像化したフィンチャー、これを生み出したチャックパラニューク、これを翻訳した方含めてとても凄いなと感動しました 映画で改変された部分や小説ならではの展開など比較しながら読むのも面白いですし純粋に小説としても凄く面白いのでファイトクラブの映画が好きな方に是非読んでほしい一冊でした | ||||
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映画は観ていたけれど、原作があるとは知らなかった。 遅ればせながら読んでみた。 ビートニク的なリズムの良さ。 海外作品とは思えない言葉の削ぎ具合。 どれをとっても好みだ。 ストーリーもだけど、一番は文体を味わうための作品。 | ||||
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ひとつ頼みがある。おれを力いっぱい殴ってくれ──。 ファイト・クラブ規則第一条、ファイト・クラブについて口にしてはならない。 映画を知らない人までが耳にしたことのあるあまりにも有名なこれらの台詞のように、 この本には胸の奥に秘めた厨二男子の心をくすぐる言葉にあふれています。 ファイトクラブの影響は思春期をすぎたすべての男子にとってはかり知れないもので、 それはいまなお色褪せず、なんとなく興味を惹かれて映画を見始めた どこかの国の誰かの心に燃え尽きることのない火種が受け継がれていると思います。 ブラピの真似事をして自分が主役のタイラーになりきって暴力を楽しむものがいたり、 その主役を引き立てるための損な役回りに任命されて嫌な思いをした人も多々いるでしょう。 個人的にはとても好きな作品ですが、文章だけなら平易で読みやすい反面 決して読みやすい文体ではありません。 映画を見た人ならば理解は追いつきますが、カット、カットの連続で場面が飛ぶので 普段小説を読まなかったり映画を未視聴の人は投げ出してしまうかもしれません。 発表されてから随分経ちますが描かれていることの本質はいまも同じです。 時代とともに物はすさまじい速度で進化しているけど、手段が変わっているだけで 登場人物たちのやっていることは現代の人たちと変わりません。 嫌いな人はとことん嫌うだろうけど、好きになった人は生涯の宝物になる一冊です。 | ||||
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面白い | ||||
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昔から、「バカと天才は紙一重」と言われているが、そんな作品。 「これは文学なのか?」という問いから「これは神作なのか駄作なのか?」という問いまで私の中で起こった。 作者の自己満足的が部分の多い、SFでもあり、ミステリでもあり、純文学でもある。 ある作家が「読むに堪えない駄文が売れ、本物の文学は読まれない」と言った。ファイトクラブは読む人によってはどっちにも取れるだろう。 | ||||
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映画を知らず、後付けで見る層も増えた。だが映画が原作を超えた稀有な例なれば、新訳は映画に寄せ平易に、強く入る様変わった。 | ||||
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下手な自己啓発書を読むより余程人生にいらない影響が出ます。初めて接してからもう10回ほど読み返しています。 物質主義や人生の捉え方に対して、暴力的な説法の羅列がひたすら喚かれています。 自分がいつか必ず死ぬことを忘れるなとずっと耳元で囁かれ、こんな生ぬるい生き方で満足してんのか?もっと戦って苦痛を味わえ!ってな感じでケツを思い切り蹴られるような。 色んな悩みに直面した時に、聖書の如く読み返して謎のやる気とモチベーションと自己破壊衝動を貰っています。社会生活を営む人としては間違ってそうですが。 | ||||
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これほど価値観を揺さぶる小説も珍しい。 読む人や時期を選ぶとしても、心の核心をエグる力を持っている。 映画版も極めて良い出来。世に送り出され、かつ出会えたことが不思議な作品。 | ||||
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翻訳家の言語表現に癖があるのか、どうでも良さそうな描写を長々と書いてあったり、肝心な部分をさらっとしてたりとしてて違和感がありました。一度見た映画を書籍版で読むときはかなりさくさく読めることが多いのですが、これはそれがなかったです。 かと言って新しい発見があるというものではありませんでした。 映画を一度を見た者としては、とても読みづらかったです。 「FAGHT CLUB」の2時間の映画を見た方が内容の理解ははるかに高いと思いました。 | ||||
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言葉にあらわせないうっぷんが溜まったオジサン達がセラピー代わりに殴り合う本である。 この本の巻末で、”この本が出版されてから、「実はファイトクラブがどこかで催されてるんだろう?」とよく聞かれるようになった”と書いてあり、その答えとして”私の想像によるもので実在しない”とある。 たしかにストレスの発散として素手で殴り合う、というのは危なくてなかなか流行らない。痛いし。 映画ファイトクラブが放映された後に模倣犯としてのファイトクラブが世界中で組織されたとは聞くが、その後継続して存在したものは聞いたことがない。痛いし。 その一方で、クラムチャウダーに○液を入れる話はサッチャーに飲ませた男から聞いた話から着想したと書いてある。 この話を呼んで連想したのが、蕎麦屋の洗浄機で遊んだ学生や、お好み焼き店のソースを鼻に突っ込む馬鹿など、ここ数年でtwitterその他もろもろの媒介を通じて存在が健在化してきた人種である。 こういったそれぞれの社会に一定割合いるものの、バラバラにされていたことで押さえ込めていられた人達が、webを通じて自分以外の類似した存在に感化され、スタンドアローンに破壊活動を行う愉快犯達はwebを通じて甦った現代版のファイトクラブといえる。 そういう意味で考えると、殴り合ったり共同生活を送ったりする過程をすっ飛ばして、いきなり破壊活動に移る人間が出てくるということも十分に考えられる。 | ||||
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繰り返し観ているので楽しめました。 でも文章が分かりにくい部分が多々あり、しかめ面で考えながら読んでいました。 また映画を楽しめそうです。 | ||||
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映画も何度も見ていて大好きですが、原作も何度も読むといろいろ考えて楽しいですよ。 | ||||
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映画「ファイトクラブ」を見て、この風変わりな世界観を活字でどう表しているのだろうと気になったので、原作にあたりました。映画の方の人気ぶりはおそらく、男たちが身の危険を顧みず、殴り合うというその映像のインパクトが大きいと思います。そして、この映画を見た人は安定した暮らしよりも、このような刹那的な生き方が素晴らしい、かっこいいと捉えてしまいます。(自分もそうでした。) しかし、皮肉にもこの作品が伝えていることは他人が作ったルール、他人が考え出したものに盲信、盲従することほど愚かでつまらないものはないということです。作品中では、それをコンセプトとしてファイトクラブを主人公とタイラーは作り出したのに、今度はファイトクラブが崇拝の的となってしまう。これは「ファイトクラブ」というこの作品そのものと、その映像的な魅力に取り憑かれてしまい、作品のメッセージを見落としてしまう読者、視聴者そのものを表しているようで、面白いなと思いました。社会に蔓延する組織的な事件は、短絡的、妄信的になりやすい人間の性を表しています。そんな僕たち愚かな人間に、「自分の頭で考えなさい」と作者が教えてくれているようでした。 英語の原作は読んでいないので、それとは比較できませんが、文はとても分かりやすく、映画を見た人ならその映像はイメージしやすいと思います。映画の方はとても忠実に原作を映像化していることが分かりました。 | ||||
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飲食店に限らず、社畜、職場に限らず、全ての人間関係において、、、 新参者だった頃に同調圧力を掛けられ、『』したと受け止め、ソレを理由に、今度は自分が新参者を『』する為に、同調圧力を掛ける構図。 其の連鎖の構図 を、どうとらえるか? ソレにより、この作品の価値は、評価は変わる、分かれるのだろう。 『』の中を、『成長』と、捉える人に、は、コノ作品は向かない。 『』の中を、『洗脳』と、捉える人に、は、或いは之まで自分が受けてきた 盲点 を、引き剥がしてくれる作品に成り得る。 或いは、『成長』と、捉えていた人々が、『洗脳』されていただけに過ぎないと気が付けるだろうか?盲点を外す効果はあるだろうか?とも、思うが、多分ソレは難しい。 そして、或いは、この 盲点 が、外れることこそ、、、 この 盲点 こそ、、、 差別・イジメ など根絶すべき人の社会に於ける悪しきものなのだと気が付けるはず。 そして、その 差別・イジメ への、恐怖が、奴隷の捕らわれ。奴隷の盲点を産み出しているわけだ。 テロ を、肯定する訳じゃないけど、奴隷の洗脳から、ヒトを解放するの、に、こう言う視点は多分、絶対必要。 或いは、なぐりあってみるのも、イイかもしれない。 と、考えたら、こんなんヤってる人もいる。→[・・・] 「ファイトの後日常の全てが小さくなった。怖いもの無しだ。」 奴隷 から抜け出したければ、、、洗脳から抜け出し、自分の人生を生きたければ、読むべし!読むべし!観るべし!そして、、、人に勧めるべし! | ||||
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