祈りの海
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初版刊行(参考)
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短編集
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あらすじ
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評判
祈りの海の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
祈りの海の総合評価:
7.86/10点 レビュー 28件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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1作目は、「貸金庫」精神寄生体の話。精神寄生体が人間の意識を持っているもの。その精神寄生体が語る経験。無数の人間に寄生した体験を語るというもの。
2作目は、「キューティ」人工的に子どもをつくれる技術があって、主人公の男は妊娠する。ただし、その子どもの寿命はきっかり4年と決まっている。男は子どもを育てる。
3作目は、「ぼくになることを」つぎのような文があった。「二十八歳ともなると、(…)」これはくどいほど書いてきたが、二十八歳という年齢が西洋文学では、子どもと大人の分岐点になることを示唆しているものと思われる。物語は脳にコンピューターを入れて、個人が生きているように、コンピューターが学習し、本物の脳が機能しなくなったときに、その代わりに働くというもの。主人公はなぜかそれを恐れている。しかし、じっさいはすでにそれがはじまっていたのであった。
4作目は、「繭」抗ウィルス、抗汚染物質、そしてゲイやレズビアンになる因子を除去するものを研究所がつくっていた。研究所の開発部が爆破された。主人公はゲイの私立刑事。真相に近づくと、犯人は、会社そのものだった可能性があった。
5作目は、「百光年ダイアリー」未来のことが分かっている主人公は、日記をつけていたが、それは未来から送られてくる情報をそのまま書いたものだった。戦争についても書いていた。あらかじめ知っていても、日記に書いたことは必ず起こった。
6作目は、「誘拐」妻を誘拐されたと思ったのだが、映像の妻はコンピューターでつくられたものだった。しかし主人公の男は、コンピューターでつくられた妻であっても身代金を犯人に渡した。
7作目は、「放浪者の軌道」メルトダウン後4年たつ。主人公は女とくっつき離れては放浪していた。
8作目は、「ミトコンドリア・イヴ」物理的装置を使って、人類の祖先を調べたら、共通のイヴも、共通のアダムもいなかったという話。
9作目は、「無限の暗殺者」無数にあるパラレル・ワールドで、ドリーマーの女を殺そうとしている男がいたが、その行為は無駄だった。
10作目は、「イェユーカ」癌の専門医がアフリカで体験した癌手術と盗賊に襲われた話。
さいごの11作目は、「祈りの海」植民惑星で思春期と青年期を過ごしたひとりの男の物語。10歳のときの経験で神がいることを実感したが、その後、大学に行き、卒業して、しばらくして、他の学者の研究の成果を見て、海に大気に多幸症的にする成分があることを知って、無神論者となる。