エターナル・フレイム



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初公開日(参考)2016年08月
分類

長編小説

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エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

2016年08月24日 エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

故郷の惑星を直交星群との衝突による滅亡から救うため、巨大ロケット“孤絶”が飛び立って数世代後。いまだその解決策が見つからないなか、“孤絶”の天文学者タマラは、近傍を通過する天体“物体”を発見する。この宇宙の特異な性質から、直交星群の物質でできた“物体”はただの岩ではなく、母星帰還への道をひらくエネルギー源になるかもしれない!光と物質の新たな法則を見いだそうとしていた物理学者カルラは、タマラとともに“物体”探査チームに加わるが…。現代ハードSFの旗手イーガンが、我々の世界とは異なる物理法則に支配される宇宙を描いた“直交”三部作、第二弾!(「BOOK」データベースより)




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エターナル・フレイムの総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

物語の力。

「何が何だか分からない三部作」の第2作。前作『クロックワーク・ロケット』の4世代後のロケット内部が舞台。本書の焦点は二つあり、一つはロケット外の宇宙空間に発見された〈物体〉は、果たして何らかの形で利用できるのかということと、もう一つは女性の出産を意図的に制御したいという研究である。物語の設定上、女性は一度に男女ペア(そしてこれが実質的には「夫婦」となる)の二組を出産するが、飢餓状態ではこれが一組になる。ロケットという限定空間内では人口増加を抑制すべく、女性は常に飢餓状態にある。従って出産の制御とは、飢餓状態を作らずに出産数を減らす、というのが目的となる。以上2点を柱とする物語は、それゆえに科学的な考察がその大半を占める他に劇的な展開はほとんどない。その上双方における科学的説明が前作同様やはり何が何だかさっぱり分からない。にもかかわらずおよそ「この世界」とは隔絶した世界の語りに惹き付けられてやまない。それこそが物語の力なのだ。
エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350281
No.2:
(4pt)

最近一番難解な娯楽SF

前作で脱出したキャラの子孫が宇宙をさまよい・・・というお話。

前作でも顕著だった物理学の理論が駆使されていて、よっぽど物理に精通していないと、何が何だかよく判らなく終わってしまう可能性の高い小説。ハードSFとありますが、ハードルの高いSFだと思いました。

昔のSFはセンスオブワンダーが必要だと言われていたそうですが、最近は物理学に精通していないといけないらしく、もうちょっと文系に判る様にして頂きたいと思ったのも真実です。個人的な事ですが、高校の物理は勉強してもテストで40点くらいしか取れなかったので、この様な小説は歯が立たない思いです。

と書きつつ一応面白く読めたので、☆をこの様にしておきました。人によって☆の数が上がったり下がったりしそうな作品だと思いました。

最近一番難解な娯楽SF。機会があったら是非。
エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350281
No.1:
(4pt)

3部作の真ん中。

スペースコロニーであり世代宇宙船でもある「孤絶」の問題は多すぎ。
一番大きいのが食料生産量が少ないことで、出産は必ず4人生まれるため人口増加の問題。
だからこそ物語の主役は女性なんだろうな。
この世界の生物は女性の体が4分裂して子供になるという仕組みで出産=母親の消滅となり、
男性は子育てをする文化。
男性科学者が研究している母親の4分裂から母親は生存して子供は一人という出産の
研究結果が内乱もどきになるのは文化的に納得できるな。
電気、磁気が無いのでなかなか大変な世界だな。
エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
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