複成王子



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.33pt ( 5max) / 6件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2015年08月
分類

長編小説

閲覧回数1,541回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

2015年08月07日 複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

ときは遠未来。海王星軌道上の“ジレンマの監獄”から脱獄を遂げた名うての量子怪盗ジャン・ル・フランブール。かれを救出したのは、戦闘サイボーグ少女ミエリと喋る宇宙船“ペルホネン”だった。火星での冒険のすえ、過去の記憶と、謎の“箱”を入手したジャンは、次なる行き先を封鎖された地球へと定める。いっぽう地球では、ソフトウェア生命である精霊と暮らしたことで家族からなかば縁を切られていた有力者の娘タワッドゥドが、姉から奇妙な命令を受けていた…。アラビアン・ナイトの世界と化した異形の地球で展開する、ポストヒューマン時代の冒険譚!『量子怪盗』続篇。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

複成王子の総合評価:8.67/10点レビュー 6件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(4pt)

サイバーパンク以降の感性とアラビアンナイトの世界を合体させた力作

前作で活躍した二人が千夜一夜物語風になった地球で・・・というお話。

前作でもそうでしたが、難解な訳ではないのですが、著者の空想イメージや造語を頭の中で視覚的イメージにしながら楽しむのがえらく大変で、少し楽しめない部分があったのを告白しておきます。

でも、サイバーパンク以降の感性で、アラビアンナイトの世界を再構築して、活劇風の展開をさせるという著者の遊び心とも言うべき文才には共鳴できました。なので、他の方も判らないながらも楽しんだ方が多いと推測しますが、読んで損はないかも。訳者の方も大変だったみたいで、巻末の言葉の意味も憶測で書いてあったりします。

もしかしたら再読の方が楽しめるかもしれないし、これくらいの読解でレビューを書かない方がいいかもしれませんが、一応書き込んでおきました。すいません。

サイバーパンク以降の感性で、千夜一夜物語を再構成した作品。機会があったら是非。
複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350222
No.5:
(5pt)

とてもおもしろくてお得な小説

日本のアニメから抜けだしてきたようなオールトの雲出身の有翼の美女ミエリと、アルセーヌ・ルパンをモデルとした怪盗ジャンの活躍する、血沸き肉踊る冒険活劇です。SFのジャンルはポストシンギュラリティー、ポストヒューマン。遠未来の科学技術用語が語句の説明なしに満載された中を、語感からのイマジネーションに支えられて、一気に突っ切って読んでいくスタイルになるのは、第1作の「量子怪盗」と同じです。加えて、今回の舞台は前回の火星から河岸を変えて、千夜一夜物語的世界が広がる地球となるので、アラビア語由来のジャーゴンも頻出します。でも、全体の3分の2ほど読み進めば単語の説明も出てきますし、巻末に翻訳者の作った用語集もありますから、そう不親切な構成ではありません。
こちらのイマジネーションが総動員されることから、1つ1つの言葉が重い、いや、力を持つと感じられます。これは10代から20代の若い時に、詩集に溺れた感覚に似ています。かつては輝いていた言葉が、価値観と感覚の変化、時代の変遷とともに光を失っていって寂しい思いをしていたのですが、自分の老化から感受性が衰え無感覚になっていったのではなく、自分が変化して興味の対象が変わっていったためであることが納得できました。
アラビアンナイト的世界が舞台であり、今回の話は物語というものが大きな意味を持っています。全体の構成は、時間軸の異なる描写、現在・過去と物語が複雑な入れ子構造をなす胡桃の中の世界となっています。1回の読書で理解するのは困難ですが、読み返すうちに折りたたまれた世界がほどけていき新たな楽しみに出会える、何度でも楽しめるお得な本と言えます。2015に読んだ中では1番面白かった小説です。
3部作完結の次作の翻訳を期待しています。
複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350222
No.4:
(4pt)

続編 邦訳 期待

出版社に問い合わせされた方のブログで知りましたが、三部作最終巻の邦訳予定はないそうです。
とても面白い作品なので、ぜひ邦訳してほしい。というか、三部作最終巻の前で、生殺し状態です。
ハヤカワさんお願いします。
複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350222
No.3:
(4pt)

量子怪盗に次ぐ第二弾

アーサー・C・クラークの名言に「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」というのがあるが、いまどきのSFでは量子論を扱ったものにそれを感じますね。 量子論は魔法の杖だろうか。 奔放にして実に面白い展開なのだが、この世界の流儀が馴染むまで読むのが大変かもしれない。
複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350222
No.2:
(5pt)

造語多すぎて

何書いているかわからないけど何故か面白いそんな作品です。 おすすめです
複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)Amazon書評・レビュー:複成王子 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)より
4153350222



その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク