シルトの梯子
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量子物理学をさらにSFで加速させ、実体を捨てた人類が出会う別宇宙に酔う。 そんな感覚で軽く付き合うしかない。深くは理解できない。 前半で新たな宇宙が創造され、従来の宇宙を侵食し出してしまう。舞台は、それから数百年後。 量子テレポートやオートマトン世界に住む生物を描写した著者が描く世界を楽しみました。 続編あるのかしら? | ||||
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状況は理解できますが、登場人物の言ってることは、ほんと何言ってるかさっぱりわかりません。そういうものだと思いつつ挑戦しましたが、どうにもいただけません。 | ||||
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いやぁ・・・、わかんねー(笑) でも、わからないのに感動した。 わからないけど面白いというのは時々あるけど、感動と言ってしまうのは、なかなかね。 量子論とかトポロジーとかフラクタルとかの素人向け科学書・エッセイ(まがい)を読んでいたほうがよいかもしれない。 ちょっとだけでも本作で語られていることのイメージが湧きやすいかも、というレベルだけど。 そういう意味では、“感動した”というものの誰彼とおススメできるものではない。 でも、読んでみたら?(疲れるけど)、と言いたくなるんだなあ、これが。 作品の中にグラフが2箇所出てくる、その美しさを感じるだけでも、この500ページを読む価値があるように思う。 わからなさ、難しさを強調した感想になってきているけれど、わからんことはわからんと割り切ると逆にいろいろなことが想起されて、ワクワクと読み進めることができる。 2001年宇宙の旅や猿の惑星やミクロの決死圏などのSF映画、多様性やパラレルワールドや実在性などの概念、といった文系ワールドもテンコ盛りだし。 知と冒険。そんなことを思い浮かべる。 今から2万年先の物語だけれど、ITに牛耳られたり、計画・予測ありきだったりせず、思考、観察、行動、情動といったヒトの特性が存分に活かされている世界にこれからの希望を感じさせてくれる物語だった。 | ||||
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※筆者の最後の解釈がもし合ってたら、文末でネタバレしてるかも、です。 某漫画の神林しおりさんが、SFは難解なりに楽しい、みたくおっしゃっていたので、試読。 外宇宙?がどうしたこうしたとか、もうさっぱりわからん。 シュレディンガーの猫知ってる程度の筆者には、SF部分は早々にあきらめました。 シュレ猫の概念はSFってより哲学でしたっけ? 主人公が少しだけギャルゲ主人公並に気が多いな、とか、 外自己(なんじゃそりゃ)とかを主人公がうまく使って、ある敵対存在にローリスクで勝つところをみて、 「フッ、ハードSFといえどこの辺は中二だな(無論筆者の負け惜しみ)」 と、他の部分がよくわからんから上から目線気取ってみたり。 主人公の幼なじみのヒロインの、大局的な物事の見方が、格好良いなあ、とかは理解できたけど。 あとオチもよくわからんかったけど、某狩りRPG(リ〇ダ)のオチみたいなもんかなあ。 | ||||
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イーガン氏のSFが好きで短編、長編など何冊か読んでいるのだが、この作品は私にとっては飛び抜けて難しかった。それは、私が数学をおろそかにして、さらに物理に関してはほとんど学んでいないからだ。量子力学には興味があるが、漠然としたイメージしか描くことができない。そんな中でこの本を読み進めるのには時間がかかった。 興味を惹かれたのは2万年後の人類のあり方だった。物理法則の壁があるので宇宙の移動速度は光速まで。また、居住する惑星によっては外に出たがらない人々もいる。そこでは、もしも誰かが宇宙旅行をして再び戻ってくるのが決まると、その惑星の住民は…(ここはネタバレになるので書けないが)。そのほかのたくさんの惑星ではどんな生活が営まれているのかなど、楽しめる描写が多かった。 そして、この宇宙の物理法則は全く通用しない別な世界の描写。ここを視覚的にイメージするのが私には格段に難しかった。それでも、その世界の描写はものすごく面白いものだった。この難しい作品を、イーガン氏は多分脳の中で視覚化して書かれていることと思うが、それは本当にすごい。よくこの世界を作り上げたと思う。 | ||||
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