赤いオーロラの街で
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太陽フレアという自然現象が理由で、発電施設が全滅した世界、その中で生きる人々の姿を描いた作品。それゆえ「パニック小説」というジャンルに位置づけられると当初は思うのだが、パニックらしいパニックが描かれないのは、地震や津波とは異なって、ただひたすらに「電気が使えない」ことが主要な問題だからだし、主人公の所在地が大都会から遠く離れた知床であるからだ。それゆえに世界的な危機でありながらどこかしら牧歌的な雰囲気のある物語である。だとしても電気のない状況はたとえばEMP爆弾などの可能性も語られている現在では決して非現実的な内容ではないだろう。政府の対応、または都会の混乱や騒動が描かれていないところに災害小説としては物足りなさは確かにあるものの、すべての人々が都会に暮らしているわけでもないのだから、こんな災害小説もあって良い。というよりむしろあるべきだろう。結局そんな時、最終的にしぶとくて強いのは一次産業従事者とそこに関わる人々なのではないのかという感想を持った。 | ||||
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2018年夏の北海道地震で全域停電。どれほどの苦難だっただろう。 そのときにこの小説がシミュレーション的に予言している、との評を見かけて気になって購入。 おもしろくて一気に読んだ。文体も読みやすい。 でもずっと引っかかるのは「もっともっと大変で悲惨なはず」という感じ。 もし自分がこうなったらどうするだろう?という気持ちもあまり沸かなかった。 シミュレーション小説というよりはファンタジー小説を読んでいるみたいだった。 ただ私が思っているより人間ってすごいのかもしれない、という点は自分にとって発見だった。 どこにでも「なんとかしちゃう人」というのはいるのだろう。 | ||||
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黒点異常による大規模な太陽フレアが発生し、これが原因となって、全世界が5年~10年の停電となった世界を描く 主に極地でみられるオーロラは、フレア発生に伴う太陽風(プラズマ粒子)が地球に到達し、地球磁気圏の穴から降り注ぐ際に発光して、人の目に見えるようになるもの この本では、大規模なフレアにより、太陽嵐(風ではなく嵐と表現)が地球に到達し、全世界で赤いオーロラが確認された、と同時に、稼働中の変圧器、電線などが燃え上がり、電気が使えなくなった世界(世界停電と表現)を描く 巻末に京大教授が解説しているが、決して荒唐無稽な話ではなく、実際に停電が起きたケースもあるそうだ 読んでいて分かりやすく、勉強にもなる一冊 | ||||
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舞台となった町の出身で思わず購入しました。 読書好きですが面白く読ませて頂きました。 いわゆるパニック小説の分野だと思いますが、悲壮感は無く、起こった事に対しどの様に前向きに対処するか、不自然を感じさせず書かれていると思います。(若干物足りなさはあるのですが。) 自分の住んでいた町を具体的に想像しながら読めたので臨場感も楽しめました。 "その後"の続編期待します。 | ||||
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斜里町に親戚がいるので 町のいろいろが出てきて アルアル と一人頷いて読みました 難しい言葉もありましたが 全体的に読みやすかったですし 太陽嵐について何も知識が無かったので 調べたり現実のこととして考えさせられました これからも斜里町を舞台に小説を書いて欲しいです | ||||
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