(短編集)

最後にして最初のアイドル



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初公開日(参考)2016年11月
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最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)

2018年01月24日 最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)

“バイバイ、地球――ここでアイドル活動できて楽しかったよ。" 第4回ハヤカワSFコンテスト特別賞 第48回星雲賞(日本短編部門) 第27回暗黒星雲賞(ゲスト部門) 第16回センス・オブ・ジェンダー賞(未来にはばたけアイドル賞) SFコンテスト史上初の特別賞&「神狩り」以来42年ぶりにデビュー作で星雲賞を受賞し、SF史に伝説を刻んだ実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFの表題作をはじめ、ガチャが得意なフレンズたちが宇宙創世の真理へ驀進する「エヴォリューションがーるず」、異能の声優たちが銀河を大暴れする書き下ろし声優スペースオペラ「暗黒声優」の3篇を収録する、驚天動地の草野原々1st作品集!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

最後にして最初のアイドルの総合評価:8.16/10点レビュー 86件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

さようなら、地球


 トップアイドルを目指した少女は夢半ばにして倒れた。人としての彼女は終わった。しかし偶像としての彼女は終わらなかった。自分を意識してくれる物がいる限り彼女は止まらない。グチュグチュになる、億の年が流れる。最期のアイドルである彼女の到達した「アイドル」とは。

もはやぶっ飛びすぎてSFというよりファンタジー。百合テックグロテスクサバイバルファンタジーマシマシって感じ。アイドルだったりソシャゲだったり声優だったりサブカル色が強い。それもそのはずもともと表題作は同人二次創作である。そうしたポップな要素の中に肉体が貪られるようなバイオレンスが共存してるのが面白い。小林泰三や平山夢明とかが好きならオススメ。そして彼らにはない味わいがある。

りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

最後にして最初のアイドルの感想

表紙で驚かれるが星雲賞受賞作。ハヤカワからの出版作品。かなり癖があるが読んだら納得の個性が光る作品でした。
Amazonの電子書籍で話題になり、SNSで拡散され大いに注目された作品。内容もアイドル・アニメ・ソシャゲ・声優といった現代のオタク文化をベースにSFの広大な世界へ悪乗りしながら融合させ、想像しえない飛んでもない結末へ物語を展開させていきます。
現代的な内容・ネット拡散が巧く働いた作品ともいえ、今風なSF作品が世に出るきっかけを感じました。

何だか話題になっているという情報を得て、予備知識なしの読書。
アイドル活動から始まるが、20~30Pからまさかの急展開。ネタばれ控えて言えませんが、ん?これホラー?グロ?化学もの?え、SF?あ、跳躍系?ん?どこへいくのこの話?っていう感覚で跳んでいきます。予備知識なかったので、この本が何なのか不思議な読書体験でした。
なんだか読みながら、そもそもSFってなんだろう。なんて考えていました。科学技術や生物学やら宇宙やら環境がそうさせるのか。用語が難しかったらSFを感じるのか。ジャンルの定義の曖昧さを感じながら、物語は駆け抜けていきました。
ま、内容のベースはオタクネタなんです。本書は短編3作ある作品集なのですが、『ラブライブ』や『けものフレンズ』や『マクロス』とかそういうのを感じる中で、SFネタを融合させていきます。で、文章のテンポが非常に良いので、何だかおかしい気がするけれど、その変な所を考えさせないように、どんどんネタを投下して場面転換する剛腕が凄く巧いのです。

この本の楽しみ方は、SFは知らないでよく、アニメネタが好きで2次創作で突き抜けてしまった本書を一人で読んで刺激を受け、他に読んだ人がいればその人と、変だけど凄いよね。と共有して仲間を見つける、そんな体験本です。面白い漫画やアニメや映画やゲームを体験したけど、ちょっと人には言えない、だけど同じ人と出会えた時に嬉しくなる。そんな感覚の作品。
アニメネタに全く興味がなければ、SFネタだけ映し出され、それだと過去のハードSFであるような結末じゃん。という結論で終わってしまいます。まったく関係なさそうなアニメネタを過大解釈してSFと融合させる物語作りを楽しむ本かと思いました。
また、先に書きましたが、ジャンルについては広義のSFやら広義のミステリやらで、現代の出版作品は他ジャンルの融合で壁はなく、面白いかどうか、そして今の時代で売れるか。という事が昔からですが改めて感じさせる。そんな事を思いました。

3作品それぞれの点数は
『最初にして最後のアイドル』☆8。
『エヴォリューションがーるず』☆6。
『暗黒声優』☆4。
という感じでした。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.84:
(4pt)

最強のバカSF

文章下手すぎ。

でも、それも勢いを出すための戦略なのかと思うほどのテンポ良い展開。

テンポと、、グロさ。

筒井康隆の小説に異常なグロさの小説が何本かあるけど、あれに近い感触がある。

これはこれでありですね。
面白い。
最後にして最初のアイドル【短篇版】Amazon書評・レビュー:最後にして最初のアイドル【短篇版】より
B01NCA4FBB
No.83:
(5pt)

暴力的なまでの超展開

予想を裏切りまくるぶっ飛びにぶっ飛んだスケールのアイドル成長物語。頭を空っぽにしてただただこの狂気の沙汰を愉しむのが良い。こんなん思いついて描き切ってしまう作者すげえなあ〜。
最後にして最初のアイドル【短篇版】Amazon書評・レビュー:最後にして最初のアイドル【短篇版】より
B01NCA4FBB
No.82:
(2pt)

あんまり面白くなかった

言われてるほどではなかったかも
最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)より
4150313148
No.81:
(5pt)

ここまでやばい小説は初めて

タイトルがアイドルだからと。騙された。まんまと。
これは、アイドルになるためのお話で、人類全てがアイドルで偶像だという話。突飛すぎて何回も読んでしまった。これは、SF好き、ラノベ好きは一度は読んでおかないと損する歴史的な作品集だと思う。
エヴォリューションがーるず、暗黒声優と、サブカル的な題材を持って描かれているが、そのどれもが深すぎて自分の価値観が崩壊してしまうような作品だった。
SF小説だというが、実は文はそこまで難しくない。
一度、手に取り読んでみて欲しい。
最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)より
4150313148
No.80:
(5pt)

色んな作家のオマージュ

小林泰三がオマージュされてて嬉しかった。
気持ち悪い描写もとても良い。
最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)より
4150313148



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