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(短編集)
最後にして最初のアイドル
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最後にして最初のアイドルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 1~20 1/5ページ
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文章下手すぎ。 でも、それも勢いを出すための戦略なのかと思うほどのテンポ良い展開。 テンポと、、グロさ。 筒井康隆の小説に異常なグロさの小説が何本かあるけど、あれに近い感触がある。 これはこれでありですね。 面白い。 | ||||
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予想を裏切りまくるぶっ飛びにぶっ飛んだスケールのアイドル成長物語。頭を空っぽにしてただただこの狂気の沙汰を愉しむのが良い。こんなん思いついて描き切ってしまう作者すげえなあ〜。 | ||||
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言われてるほどではなかったかも | ||||
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タイトルがアイドルだからと。騙された。まんまと。 これは、アイドルになるためのお話で、人類全てがアイドルで偶像だという話。突飛すぎて何回も読んでしまった。これは、SF好き、ラノベ好きは一度は読んでおかないと損する歴史的な作品集だと思う。 エヴォリューションがーるず、暗黒声優と、サブカル的な題材を持って描かれているが、そのどれもが深すぎて自分の価値観が崩壊してしまうような作品だった。 SF小説だというが、実は文はそこまで難しくない。 一度、手に取り読んでみて欲しい。 | ||||
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小林泰三がオマージュされてて嬉しかった。 気持ち悪い描写もとても良い。 | ||||
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一気に読めた。 デビュー作と思って読むと前半文章荒削り?これでいいのか?不安に思うほどシンプルかつハイテンポだけど、用語が難しいけどロジカルに書いてあるので、ぐいぐい読めた。 描写がややグロありだけど自分には耐えられるレベルでした。 | ||||
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現在のSF小説って、質が違うように感じた。初めのうちは、高校生的なノリでの話の運び方が、いつの間にか、宇宙と生命の学術論文のようになって、展開して宇宙史から、アイドル論を展開する。 そのスケールと時間軸の長さに驚く。こういう話についていく知力が本当にあるのかな。 私には、全く未知の分野であり、よく理解できなかったが、面白かった。 生後6か月でアイドルオタクになった古月みか。泣いてばかりいたみかは、アイドル番組を見たときに、表情筋が活動し、あどけない笑いに至った。親は、静かにさせるために、アイドル番組を見せ続けたのである。いつの間にか、みかは自分がアイドルになるのが使命のように感じた。高校のアイドル部で出会った背が高く、目つきがきつい、気軽に友達にもなれそうにない新園眞織と仲良くなる。古月みかは誰にでも好かれることを目標にした。そして、お金持ちの娘であるマオリはミカにアイドルとしてプロデュースする。ミカは芸能事務所と契約をするが、裏切られて、人間不信に陥る。そして、みかはベランダから投身自殺をする。ここから、アイドルとして始まった。マオリはその時医学生であり、父親の病院で、脳を摘出して、脳を保存する。その脳を生かし続ける。マオリはみかを蘇らせるという使命で生き抜くのだった。 数年後、謎の巨大太陽フレアが発生。地球人類は滅亡の危機に陥る。マオリは医者になっていて、みかを再生する。そして、みかはマオリとともに宇宙一のアイドルになることを目指す。 太陽フレアーは、プラズマとなり、モノポールスーパーフレアというものとなる。 宇宙工学と遺伝子工学を組み合わせて、放射線と紫外線に耐え、それをエネルギー源とする遺伝子工学で生み出された共生細菌。その遺伝子を組み合わせたノヴム・オルガヌムであり、それに共生する。蜘蛛とクラゲが生き延びていく。ミカも生き残るが、結果としてファンもなくなる。 アイドルは、ファンがあって成り立つのだ。そのために、ファンづくりを何億年も続けて、宇宙のアイドルとなる。ふーむ。後半は全くよくわからない。よくこれだけ言葉を紡げると感心する。 そして、最後にして最初のアイドルとは、あなたのことだ。あなたは古月みかに由来する意識を受け継ぐ最後の存在であり、そして最初の存在である。あなたが、アイドルなのだで終わる。 終わり方が、おもしろい。 | ||||
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素晴らしい。これはジャンルである。それでいい。どんどんやっていこう。 | ||||
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まさかこれほどの展開になるとは。 アイドルという身近なものと宇宙の変革という遠大なものを融合させた手腕はスゴイ。 | ||||
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予備知識なしでタイトル、カバー絵、そして星雲賞受賞の文句にに釣られて購入しました。 これも一つの表紙詐欺と言って良いのでは? グロ、スプラッター、虫という苦手な物のオンパレード 全部読みましたが気持ち悪かったし、たいして面白くもなかったです。 現代ほどオタク文化、サブカルチャーという物が細分化されておらず、 《SF》の名のもとに何でもオッケー、何でもアリ、という時代は確かにあったと思います。 悪く言えば滅茶苦茶、支離滅裂、ナニコレ?? 良く言えば冒険的、実験的怪作みたいな そういう時代にあった《SF闇鍋ちっく》なカオス感は感じました。 | ||||
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「エヴォリューションがーるず」途中までと解説を読んでの感想。 アイドル、ネトゲという若者文化をスタート地点としてSF世界へ読者を半ば強引に誘うやりかた。 書き手のハイテンションについてさえいければ楽しめるはず。 1作目はエヴァンゲリオンの行く果て、豪華な人類崩壊のさらにその先をすら描いている。 2作目は筒井康隆「幻想の未来」を思わせる幻想っぷりが小気味よかった。 ヴァーユ、ディヤウス、ガナパテ...ネーミングセンスがイイ! そして、この作品に眉をしかめつつSF大賞を受賞させたSF界の重鎮たちの柔軟さ。 なお、自分はこうしたアイドルやゲーム文化隆盛の時代にあっても全く面白みを感じることなくスルーし続けてきたいわば「川向こうの」人種だが、この小説は大いに楽しんだことを報告差し上げたい。 | ||||
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"これは一人の少女が最高のアイドルになるまでを描いた小説である。"2018年発刊の本書はラブライブの2次創作リライトにして【42年ぶりのデビュー作での星雲賞受賞】でも話題となった表題作他、アイドルや声優、ソシャゲといったオタク文化を容赦なく取り込んだ新感覚"実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF"短編集。 まず未読な方に最初に言っておきたいのは"にっこにっこにー"と某ラブライブの矢澤を彷彿とさせる【ライトノベル風の表紙に騙されてはいけない】という事に尽きます。先入観なく手にとってほしい。 ええ、本書は確かにアイドルや声優、ソシャゲを題材にしてます。なのですが【予想の斜め上をいく(多少人を選ぶ)倫理観なきグッチャグッチャ展開】にしながらも、確かに『銀河を股にかける兎に角壮大なスケール』難解な単語で畳み掛けてくる正統派ワイドスクリーン・バロックSFとして"気持ちよく"収録の3作全て【頭をシェイクして終結させてくれて】とても驚かされると思います。 また、そんな本作内容とは別に集中と緩和のアップダウンを織り交ぜた独特のリズミカルな文体には文書が先にあって対象を視覚的に描写する。というよりは、まるでニコニコ動画の様に【映像が先に存在して、それを著者の流れる弾幕解説で共有している様な感覚があって】こちらも紙の本離れと言われつつも子供の時からyoutubeやSNSで動画ネイティブな世代らしい表現なのかなあ。と個人的には思ったりしました。 『ラブライブ!』や『アイカツ!』そして『けもフレ』や『まどマギ』に反応する誰か、あるいはオタク文化がメジャー化した結果としての日本独自SF展開に興味ある人にもオススメ。 | ||||
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高評価だったので読んでみましたが、グロでした。 | ||||
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読了です。ハード SF と百合の融合作。読後感は「パワーワードが多すぎて、ちょっと何言ってるのか分かんない」でした。ハヤカワ文庫らしくSF 描写は硬派ですが、商業作品としてやって良い枠を3光年くらい飛び越えてる印象です。 読ませる文章ですごい仕上がりだと思うものの、この作品は人類には早すぎます。事態のスケール感と心理描写のミスマッチから、過度な感情移入は自己同一性の危機を招きますし、それを面白いと感じることを脳が徹底的に拒絶して気持ち悪くもなります。この作品は、心臓の強い人にだけ、オススメします。ほんと、とんでもない作品を読んでしまったものです。 ※すべて誉め言葉です。星が一つ少ないのは、私自身の読者としての感受性の不足によるものです。 | ||||
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むちゃくちゃグロいです。好きな人は好きでしょうし、グロくてエグくてハードなSFが読みたい時にはいいですけど、心の準備ができてない状態でこの世界に突入するのは、つらいです。説明文に、注意書きをしておいて欲しかった。 それと、キャラとして登場する人物が全員(殺す方も殺される方も狂うのも)女(の子)です。そういうのが苦手な人にもお薦めしません。 宇宙規模のぐちゃぐちゃの狂気と知性、止め処のない独占欲と愛、埋没の恐怖を、ほんわかコンテンツの表皮の内側に見出していく作品です。 | ||||
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いやいやアイドルものかと思いきや なんかグロテクスでスプラッターなSFになったぞ!? アイドルってそんな奇怪な生命体だっけ!? | ||||
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圧倒されましたが、よくわからない話でした。グロ表現が多いので読む人を選びそうです。でも、とりあえず"なんかスゴいわ"な、本で貴重な読書経験だったので購入を後悔はしてません。 | ||||
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表題作はもともとはラブライブの同人誌に紀行された作品で、キャラクター名を変えた程度で賞に応募したというのが信じられない超宇宙レベルのほら話です。何故ラブライブでやろうとしたのか……。経緯や見た目とは全く異なるワイドスクリーン・バロック小説として大変に楽しむことができました。残り2篇も非常に優れたSF的発想に基づいた作品です。文芸的には優れていないとSFコンテストの選考で指摘されたようですが、拙さを覆す気相は優れたものだと思います。 | ||||
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一般に使われない言葉が文章の至る所に頻出する。 よく分からないけどなんか結論出てたわって感じです。 設定はぶっ飛んでて面白かったです。 もう少し読者の事を考えて難解で専門的な単語を使用する事を控えてくれれば評価は変わったと思います。 | ||||
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面白い視座で楽しませてもらいました。ありがとうございます! 軽やかな作者の感覚がすごく良い形で作品に出ているのかなと思いました。 本書に現れているような価値観の味わい方は見習いたいですし、こういったものを作品にまとめ上げるということは著者の目の付け所・才能だなと思いますね。 | ||||
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