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(短編集)
最後にして最初のアイドル
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最後にして最初のアイドルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 61~80 4/5ページ
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一応星4つにしてますが個人的には評価不能です。初めはアイドルになるために頑張るSFなのかな、と思っていましたが、すぐにその予想は覆されます。物語が進むにつれ、アイドルとは一個のキャラクター性から概念へと進化して行きます。概念ですから、生物である必要もなく、時空を飛び越え、宇宙に干渉して、宇宙の構造の変化すら可能にしてしまいます。 まあ、科学的な考証は甘いです。ラストのどんでん返しもありません。しかし中盤のイメージがかなり衝撃的でその勢いで読み切ってしまいました。別にアイドル好きでなくとも問題なく読めるかと。 | ||||
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途中までは、アイドル育成ゲームのパロディかと思った。 途中、案外まともなSFかもしれないと錯覚した。 しかしさらに展開すると、たぶん収拾つかなくなったからだと思うが、むちゃくちゃなSFになっていき、SFというジャンルを捨ててしまった(science fiction から science fantasy になってしまった)。 最後のオチも、タイトルの謎解きも、あまり納得いかない。 新しい宇宙を作り素粒子までも自分のファンにしてしまう。 否定も肯定もしかねるが、しかし、130円で買えるひとつの祭りとして読んでおいてもよいかもしれない。 SF考証的なことも書けば、落下によって脳は損傷するだろうし(足から落ちれば別だがそれだと心肺停止にはならないのでは)、酸欠によって脳死状態になれば非可逆的に脳は壊れる。さらに脳を摘出する最中も脳に酸素を供給しつづけないとやはり脳は死ぬと思う。 | ||||
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嗚呼、これこそがSF。 サイエンスでフィクション。 これで自分も"アイドル"になれましたかね? ……しかし、冒頭部から最後の一文を想像できた人がどれだけいたことか。 | ||||
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アイドルやべえよ! アイドル舐めてた、アイドルぱないの! なるほど、それ故にアイドルか! | ||||
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ラノベではなくSFです。 物語の、時間的、空間的広がりが広大で、生命科学やら物理やら宇宙論などの分野的な広がりも広範です。 壮大な内容を、短い1冊にまとめていますので、かなり駆け足です。 後半になると、あらすじを淡々と書いているだけになるので、プロットか絵コンテような感じでした。 その場面の雰囲気とか温度感、あるいは色や情景などが感じられなく無くなります。 とはいえ、構想が面白いので、一気に読めちゃいました。 登場する人間や生物はたくさんいますが、個人個人の描写がなく、記憶に残らない通行人的な存在感です。 登場人物として記憶に残るのは3人しかいません。 人物や情景などの描写がミニマムな反面、SF的な発想、閃きや仕掛けは、てんこ盛りです。 1冊のSFになりそうな着想をベースにした話を、サラッと数ページで書いて、次の場面展開では新しい着想をベースにして物語が進展するといった感じです。 後半、独創的な着想が次々出てくるので、、かなり楽しめました。 | ||||
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何やらすごい物を読んだような気がする。 アイドルって何なんだろうね? 概念から覆されて面白かった。 | ||||
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何気なく、買ってみた電子書籍ですが、思いの外面白かったです。 | ||||
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アイドルマスターの二次創作とは思えないほど頭のおかしいぶっ飛んだ小説です!ほめてます!! これは紛れもなく傑作のSFです! | ||||
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評判から予想してたものより遥かに狂ってる(褒め言葉)作品だった。特別賞は英断だと素直に思う。 | ||||
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途中中弛み的な所や表現に"んー" となる所はあるが、小刻みに気持ちよく話が進んでいき、最後は" こういう落ちか‼ー"的な終わりで私は楽しく読み終えました。 次回作も期待してます。 | ||||
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「アイドル」に憧れたひとりの少女が「アイドル」として輝くための奮闘を書いた物語です。 このやたら壮大で全力であっち方向のベクトルに向かう表現は、なんとなく小林泰三氏のSF作品群と同じ匂いがしました。 知ってる人は知ってるでしょうが、つまりそういう描写もたっぷりということです。 こういう途方も無い時間と空間を描くSF作品は、私は大好物ですよ。 | ||||
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終盤近くまでこれは「地球の生物が絶滅した後、生物の発生と進化をもう一度最初からやり直して、自分のファンを創り出し『最初のアイドル=神』になる話」だと思って読んでいましたが、そんな陳腐でスケールの小さな話ではありませんでした。 「アイドル活動」とはそんな生易しいものではないようです。 敢えて欠点を挙げるとすると、物語の大きさに比べて作品が短すぎました。 著者の思いついたアイディアを駆け足で粗筋だけ書いたような印象。 どうせならこの馬鹿話を大長編で読んで頭をクラクラさせてみたかったです。 | ||||
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もともとは「ラブライブ!」の矢澤にこと西木野真姫(いわゆるにこまき)のカップリングを利用したSF二次創作であり、劇中の人物もどことなく彼女たちのキャラクター性に似た造形になっている。 宇宙ナンバーワンアイドルを目指すその志半ばで心がおれて自殺に追い込まれた少女と、その少女への偏執的なまでの愛情、そしてそのとき巻き起こった全宇宙的災厄が絡み、地球の姿は、そしてそのうえで生きる生命は激しく変容する。 そんな世界で蘇った〈アイドル〉は、生物がほとんど死に絶えた世界でファンを求め、ファンを探し、ファンを生み出し、そして宇宙まで作る。アイドルとは。ファンとは。そして「最後にして最初のアイドル」とは? 矢澤センパイ、あんたほんとうに骨の髄までアイドルだったんだね… | ||||
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読みながらありとあらゆる人類進化SFが浮かんでは消えていった。 アイドル文化知らなくても楽しめる。 | ||||
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原案のサンプルが読みやすく、興味を持ったので電子書籍化を楽しみに待っていました。 そして購入し、読み終わりました。最後にして最初のアイドル | ||||
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真顔で読みきったために読み終わった時は「あぁ、なるほどな」ぐらいの感想しか出ませんでしたが、翌々視点を変えてネタとして見るとこれは秀逸です。 これを書ききった熱量をまずは賞賛したいと思います。 まだ読んでないという方は読む前に「アイドルとは何か」を考えてから読むと面白いかと思います。 | ||||
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一言で言ってバカSFでした。 でも、コアなSFファンに受けるネタSFです。 題名はオラフステープルドンの「最後にして最初の人類」もじりですね。 最初の書き出しはドック・スミスの「レンズの子ら」を思わせます。 最後もそうです。 バクスターのジーリーシリーズを思わせるような壮大な話なんですが、 全体に流れるテーマは「アイドル」なんですね。全てはアイドルの為に、、、 笑かしてくれますわ、なかなかのバカSFでした。 プロの作家の作品に失礼なのですが、文章力はちょっと、、、 でも、とてつもないパワー(奇想力)を感じます。 ちなみに私はラブライブとかは全く知りません。 そのせいで余計にバカだと思うのかもしれません。 | ||||
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SF的な大風呂敷、ホラ話の類で爆笑しながら与太話として読むのが正しいと思います。面白かった。 | ||||
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私は好きですよ。こういうの。 ただ、例のキャラクターを見るたびにこの小説を思い出す不治の病にかかります。 | ||||
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頭を抱える出来であり、審査員の正気を疑う。 それは、この作品があるアニメ作品(ご存知ではない方もロゴを見ればわかるだろう)の二次創作作品であるため、 例えば一部のキャラクター描写の不足、 とても校閲が入ったとは思えない表記ブレが多々含まれる文章、 元ネタであろうステープルドン『最後にして最初の人類』第十一章〈人類の自己改造〉からの極めて雑な引用(というよりは「借用」) ――という、一般的な二次創作作品では許されている「ユルさ」から来る作り手の甘さから生じてしまっている 問題点、には起因しない。 この作品にあるものは、「ジャンルAとジャンルBを混ぜた、異常なものができた。だから俺は異常者だ」という、読み手への強烈な自己主張でしかない。 例えるなら20年前のインターネットを騒がせたリアルなアンパンマンであり、筋肉に覆われたドラえもんのイラストだ。 そして本作は小説であるのだから、名前をすげ替えるだけでいい。描写すら読者の頭の中の「彼女ら」を借りれば良いのだから、当然描写は薄ぺらいものになる。 無論二次創作から始まり、文学的に評価されてきた作品もある。パスティーシュ、クロスオーバー作品についても同様だ。 だがそれらの作品が一貫して注意してきた点がある。 作品を「読んで楽しむ」ところをもって完結させていることだ。 本作は「読んで、『何考えてるんだ、この●●●●は』と《著者が》思われることで」完結する 極めて不誠実な悪ふざけである。 自己顕示と承認欲求を創作のモチベーションにするのは無論間違っていない。 しかしその材料となる「原作」、それぞれの対象が借り物であることをあからさまに掲出しておきながら 自分の名を以て発表する、ということに何の臆面もないというなく、 出版社側もその姿勢を以て良しとしたのであれば、もはや絶句するしかない。 以上のことより、評価できない。 それが私の読解力の低さ、ないし著者の表現力の稚拙さに起因するものでなく、 更に根の深いところにあるのだとしたら、 本作をして、著者はこれを商業的には最後の作品としてほしい。 新人の作品だということを差し置いても、ぶっちぎりに酷い。 | ||||
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