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(短編集)
最後にして最初のアイドル
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最後にして最初のアイドルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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現在のSF小説って、質が違うように感じた。初めのうちは、高校生的なノリでの話の運び方が、いつの間にか、宇宙と生命の学術論文のようになって、展開して宇宙史から、アイドル論を展開する。 そのスケールと時間軸の長さに驚く。こういう話についていく知力が本当にあるのかな。 私には、全く未知の分野であり、よく理解できなかったが、面白かった。 生後6か月でアイドルオタクになった古月みか。泣いてばかりいたみかは、アイドル番組を見たときに、表情筋が活動し、あどけない笑いに至った。親は、静かにさせるために、アイドル番組を見せ続けたのである。いつの間にか、みかは自分がアイドルになるのが使命のように感じた。高校のアイドル部で出会った背が高く、目つきがきつい、気軽に友達にもなれそうにない新園眞織と仲良くなる。古月みかは誰にでも好かれることを目標にした。そして、お金持ちの娘であるマオリはミカにアイドルとしてプロデュースする。ミカは芸能事務所と契約をするが、裏切られて、人間不信に陥る。そして、みかはベランダから投身自殺をする。ここから、アイドルとして始まった。マオリはその時医学生であり、父親の病院で、脳を摘出して、脳を保存する。その脳を生かし続ける。マオリはみかを蘇らせるという使命で生き抜くのだった。 数年後、謎の巨大太陽フレアが発生。地球人類は滅亡の危機に陥る。マオリは医者になっていて、みかを再生する。そして、みかはマオリとともに宇宙一のアイドルになることを目指す。 太陽フレアーは、プラズマとなり、モノポールスーパーフレアというものとなる。 宇宙工学と遺伝子工学を組み合わせて、放射線と紫外線に耐え、それをエネルギー源とする遺伝子工学で生み出された共生細菌。その遺伝子を組み合わせたノヴム・オルガヌムであり、それに共生する。蜘蛛とクラゲが生き延びていく。ミカも生き残るが、結果としてファンもなくなる。 アイドルは、ファンがあって成り立つのだ。そのために、ファンづくりを何億年も続けて、宇宙のアイドルとなる。ふーむ。後半は全くよくわからない。よくこれだけ言葉を紡げると感心する。 そして、最後にして最初のアイドルとは、あなたのことだ。あなたは古月みかに由来する意識を受け継ぐ最後の存在であり、そして最初の存在である。あなたが、アイドルなのだで終わる。 終わり方が、おもしろい。 | ||||
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むちゃくちゃグロいです。好きな人は好きでしょうし、グロくてエグくてハードなSFが読みたい時にはいいですけど、心の準備ができてない状態でこの世界に突入するのは、つらいです。説明文に、注意書きをしておいて欲しかった。 それと、キャラとして登場する人物が全員(殺す方も殺される方も狂うのも)女(の子)です。そういうのが苦手な人にもお薦めしません。 宇宙規模のぐちゃぐちゃの狂気と知性、止め処のない独占欲と愛、埋没の恐怖を、ほんわかコンテンツの表皮の内側に見出していく作品です。 | ||||
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いやいやアイドルものかと思いきや なんかグロテクスでスプラッターなSFになったぞ!? アイドルってそんな奇怪な生命体だっけ!? | ||||
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一般に使われない言葉が文章の至る所に頻出する。 よく分からないけどなんか結論出てたわって感じです。 設定はぶっ飛んでて面白かったです。 もう少し読者の事を考えて難解で専門的な単語を使用する事を控えてくれれば評価は変わったと思います。 | ||||
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Kindle版のほうは以下3作の合本版です。上の2つはバラ売りもあります。 下端は書き下ろしなので他では読めないようです。 ・最後にして最初のアイドル ・エヴォリューションがーるず ・暗黒声優 アイドルとかゲームとか声優とかはSFに潜るきっかけでしかないので、 アイドルとかゲームとか声優についての小説だと思うとものすごくびっくりすることになります。 | ||||
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いい意味と悪い意味,両方でカバー絵とタイトルに騙されたというのが偽らざる感想. かわいらしいツインテ少女はすぐに消え,得体の知れないヌルグチョや血肉が飛び散り, 内容もかなりハード,見た目とは大きく違い『SF地頭』のようなものが必要に感じました. おかげでアイドルやソシャゲ,そして声優など,いわゆるオタク文化と呼ばれるものに, 生命の進化に魂や意識の存在,さらには物理法則まで落とし込み…と考えてはみたものの, この解釈すら自信が持てず,どの篇もまとめに入る終盤では完全に置いてきぼりの状態に…. とはいえ,まさかの組み合わせに想像が膨らみ,楽しめる部分もそれなりにはあり, 粗さも覗きますが,ラノベっぽいクセのある文章もテンポ良く回っていくという印象. 解説の『オタクの大喜利の延長』には納得で,中級者以上への一冊ではないでしょうか. | ||||
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たくさんの意味不明なレビューを読みながら、自分もレビューしてみたくて購入。ハッキリ言って意味不明の怪作です。 お近くにSFファンがいたら、ぜひ読んで話のネタにすべきです。 | ||||
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先日、友人に勧められた「火星の人」を読んだ為かAmazonが今まであまり目にしたことのない本を薦めてきやがる。 目に留まったこの本、概要を読むと問題作と書いてあった。 問題作ってのは今までの経験からいうとまず間違いなくアレである。 ミステリーの問題作も大概アレだが、SFの問題作は特にアレだ。 自由な発想で好きなことを好きなだけ書けるので、だいたいひどくアレになるのだ。 しかし、評価が非常に高いし値段は安いしで購入してみた。いぇーい、星コスパ最高!! それはもう、思ってた通りのアレであった。 だってSFの特別賞だぜ。正賞に選べないから特別賞だってことだぜ。 それでもまぁアレが好きな人には堪らん本であろう、気になったら読むといい。 | ||||
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アイデアと後半のドライブ感はすごい!しかし文章力はまだまだという感じ。 | ||||
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途中までは、アイドル育成ゲームのパロディかと思った。 途中、案外まともなSFかもしれないと錯覚した。 しかしさらに展開すると、たぶん収拾つかなくなったからだと思うが、むちゃくちゃなSFになっていき、SFというジャンルを捨ててしまった(science fiction から science fantasy になってしまった)。 最後のオチも、タイトルの謎解きも、あまり納得いかない。 新しい宇宙を作り素粒子までも自分のファンにしてしまう。 否定も肯定もしかねるが、しかし、130円で買えるひとつの祭りとして読んでおいてもよいかもしれない。 SF考証的なことも書けば、落下によって脳は損傷するだろうし(足から落ちれば別だがそれだと心肺停止にはならないのでは)、酸欠によって脳死状態になれば非可逆的に脳は壊れる。さらに脳を摘出する最中も脳に酸素を供給しつづけないとやはり脳は死ぬと思う。 | ||||
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何やらすごい物を読んだような気がする。 アイドルって何なんだろうね? 概念から覆されて面白かった。 | ||||
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