マルドゥック・アノニマス3
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いま8巻を手に取り、読む前に1巻から読み直している。 やはり3巻ラストの恍惚感は他からでは得難いものだ。マルドゥックシリーズはスクランブルがバロット主人公の物語。ヴェロシティはボイルドだった。アノニマスはウフコックの物語と1巻冒頭で知り、巻末解説で知らされたのはこれがウフコックの死出の物語だということ。苦痛を感じながら2巻も読んで、3巻の発売を待った。 発売日、恐る恐る手に取ったことを思い出す。この巻でひょっとしたらウフコックは死んでしまうのだろうか。だとしたらすこしでも安らかに逝けるのだろうかと心臓をじわじわと掴まれるような気持ちで読み進めた。仲間も敵も死に、陰鬱さが最高潮に達したところでの、まさかのバロットの行動。台詞。衝撃のラスト。気づいたら涙が止め処なく流れていた。 一読目は意外すぎて信じられず、1巻から何度も読み直して、ああ、冲方先生、よくもやってくれましたねと泣きながら笑った。最初からこの3巻の最後の6ページのために、あれだけ陰鬱な文章を捻り出してきたんだ、自分は気持ち良く騙されたんだと悟った。 この6ページ、冲方先生の筆が踊るように運ばれているのが伝わってくる。先生、ここを何よりも書きたかったんだろうなあ。バロットとウフコックの尊い関係性を誰よりも大切にしてらっしゃるのは他ならぬ冲方先生なんだなと改めて思い知った。 それから7巻まで、これまでの陰惨な雰囲気が嘘のようにバロットとウフコックの生き生きとした活躍が続いた。どこまでも、天国までも駆け上がって行けそうな二人の描く螺旋階段。3巻のこのターニングポイントの恍惚感をもう一度味わいながら、8巻での二人の跳躍を楽しもうと思う。 | ||||
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アレクシス・ブルーゴートが最高のタフガイだという話。 与えられた職務を全うするために、仲間に対する態度さえコントロールしながら、その胸の内に誰にも見せない熱い使命感を持っていた男です。最高にカッコいい奴です。自らに課した矜持やプライドを誰かに誇示することもなく、ただ職務を完遂し続けた彼は本当にタフな男で、よかったです。 | ||||
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マルドゥックシリーズの最前線アノニマス。最初期からのウフコックとバロットのコンビが、相変わらず健在なのは、ファンとしては何より。しかしながら、長期シリーズの難点も出て来ていると思う。私の読み手としての問題でもあろうけど、いろいろ忘れて来たのである。 今巻で、ハンターに幽閉されたウフコックを、バロットが救出するラストに、バロットってエンハンサーに対抗出来る能力の持ち主だっけ? と思ったのが、それ。アノニマスを独立した話として楽しむには、ハードルが高いと思うのだ。アノニマスはまだまだ続き、終わりが見えないのだけど、マニアしか読まないシリーズに、なってしまっているのではないだろうか。 | ||||
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今巻の最後にはようやく希望が見えました! 早く続きが読みたいです!! それにしてもマルドゥックシリーズにしては3巻は随分と分厚かったですね。 | ||||
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バロット登場までが長過ぎ。ハンターとオフィスの全面抗争にならなかったのも、小説のバランスを崩している。ハンターの内面や動機をこの巻で描いていればもっとのれたと思う。次の巻に期待したい。 | ||||
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