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シルトの梯子
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シルトの梯子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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量子物理学をさらにSFで加速させ、実体を捨てた人類が出会う別宇宙に酔う。 そんな感覚で軽く付き合うしかない。深くは理解できない。 前半で新たな宇宙が創造され、従来の宇宙を侵食し出してしまう。舞台は、それから数百年後。 量子テレポートやオートマトン世界に住む生物を描写した著者が描く世界を楽しみました。 続編あるのかしら? | ||||
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状況は理解できますが、登場人物の言ってることは、ほんと何言ってるかさっぱりわかりません。そういうものだと思いつつ挑戦しましたが、どうにもいただけません。 | ||||
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いやぁ・・・、わかんねー(笑) でも、わからないのに感動した。 わからないけど面白いというのは時々あるけど、感動と言ってしまうのは、なかなかね。 量子論とかトポロジーとかフラクタルとかの素人向け科学書・エッセイ(まがい)を読んでいたほうがよいかもしれない。 ちょっとだけでも本作で語られていることのイメージが湧きやすいかも、というレベルだけど。 そういう意味では、“感動した”というものの誰彼とおススメできるものではない。 でも、読んでみたら?(疲れるけど)、と言いたくなるんだなあ、これが。 作品の中にグラフが2箇所出てくる、その美しさを感じるだけでも、この500ページを読む価値があるように思う。 わからなさ、難しさを強調した感想になってきているけれど、わからんことはわからんと割り切ると逆にいろいろなことが想起されて、ワクワクと読み進めることができる。 2001年宇宙の旅や猿の惑星やミクロの決死圏などのSF映画、多様性やパラレルワールドや実在性などの概念、といった文系ワールドもテンコ盛りだし。 知と冒険。そんなことを思い浮かべる。 今から2万年先の物語だけれど、ITに牛耳られたり、計画・予測ありきだったりせず、思考、観察、行動、情動といったヒトの特性が存分に活かされている世界にこれからの希望を感じさせてくれる物語だった。 | ||||
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※筆者の最後の解釈がもし合ってたら、文末でネタバレしてるかも、です。 某漫画の神林しおりさんが、SFは難解なりに楽しい、みたくおっしゃっていたので、試読。 外宇宙?がどうしたこうしたとか、もうさっぱりわからん。 シュレディンガーの猫知ってる程度の筆者には、SF部分は早々にあきらめました。 シュレ猫の概念はSFってより哲学でしたっけ? 主人公が少しだけギャルゲ主人公並に気が多いな、とか、 外自己(なんじゃそりゃ)とかを主人公がうまく使って、ある敵対存在にローリスクで勝つところをみて、 「フッ、ハードSFといえどこの辺は中二だな(無論筆者の負け惜しみ)」 と、他の部分がよくわからんから上から目線気取ってみたり。 主人公の幼なじみのヒロインの、大局的な物事の見方が、格好良いなあ、とかは理解できたけど。 あとオチもよくわからんかったけど、某狩りRPG(リ〇ダ)のオチみたいなもんかなあ。 | ||||
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イーガン氏のSFが好きで短編、長編など何冊か読んでいるのだが、この作品は私にとっては飛び抜けて難しかった。それは、私が数学をおろそかにして、さらに物理に関してはほとんど学んでいないからだ。量子力学には興味があるが、漠然としたイメージしか描くことができない。そんな中でこの本を読み進めるのには時間がかかった。 興味を惹かれたのは2万年後の人類のあり方だった。物理法則の壁があるので宇宙の移動速度は光速まで。また、居住する惑星によっては外に出たがらない人々もいる。そこでは、もしも誰かが宇宙旅行をして再び戻ってくるのが決まると、その惑星の住民は…(ここはネタバレになるので書けないが)。そのほかのたくさんの惑星ではどんな生活が営まれているのかなど、楽しめる描写が多かった。 そして、この宇宙の物理法則は全く通用しない別な世界の描写。ここを視覚的にイメージするのが私には格段に難しかった。それでも、その世界の描写はものすごく面白いものだった。この難しい作品を、イーガン氏は多分脳の中で視覚化して書かれていることと思うが、それは本当にすごい。よくこの世界を作り上げたと思う。 | ||||
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別冊でこの本の内容や設定や世界観が網羅されてる、図鑑のようなものを誰かアンリミで出してください。 ミウラ折りみたいな図形が出てきました。それだけ覚えてます。 | ||||
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イーガンらしい緻密な設定にどっぷりハマれます。 **を++++に押し込んで移送するなど奇想天外なアイデアには脱帽です。 ファーストコンタクトものとしても、半世紀近く前に書かれた竜の卵(ロバート L.フォワード)以上に奇妙なもの。 数学や量子物理学がちんぷんかんぷんでも熱い冒険ものとして読了することが出来ました。 | ||||
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ほぼ信者の勢いですが近作の架空の理論構築系はついて行けなくなって来た。文系の悲しさか。ディアスポラは何とかついて行けたけど | ||||
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ノーベル文学賞と物理学賞と医学生理学賞の量子論的重ね合わせ賞の最初の受賞者になるかもしれない。少なくとも、SFの典型である超知性の啓示の書「幼年期の終わり」にモヤモヤ感が残る人にはオススメだ。あと、他の人も言ってるようにわからない事にいちいちイライラしないで、軽い気持ちで読んでみよう。他の誰とも違うシルトの梯子をのぼるのは君なのだ。 | ||||
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くらくらしたまま迷宮を彷徨い、ひたすら幻惑され驚嘆させられて最終ページを閉じた。しばし時間をおいてのち再読、の予定。だが、いく度読んでも理解は無理と痛感している。それでもなおこの人の作品が出たら読まずにはいられない! | ||||
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基本的にはSFファンの皆が大好きなテーマである、宇宙で大実験があってその結果**が起きて、実はそこは**だった系のストーリーを数学ベースにした異世界を創造して、恋愛ドラマ視点をからめて紡ぎあげた娯楽作品かな。キャラクター描写は人間臭くて吹き出してしまう場面も。無限の重なったベクトルとか干渉しない状態とか、イメージがわかないところは多々あると思うけど、ちょっとあの2001年を逆さに見た作りだったりとかワクワク感満載、分からなくても読み飛ばしていいんだと思う。特に日本人は全部理解しないといけないみたいな強迫観念あるかもだが、それで敬遠したらもったいない面白作品だ。奥付の物理解説も親切で楽しい。 | ||||
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