歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告



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初公開日(参考)2020年09月
分類

長編小説

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歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)

2020年09月17日 歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)

歴史学者の卵マックスは、恩師からセント・メアリー歴史学研究所での勤務を紹介される。普通の研究所と思いきや、じつはここでは実際にタイムトラベルをしながら歴史的事件を調査していたのだ!研修を経て研究所の一員となったマックスだが、白亜紀から第一次大戦下にいたるまでの任務はハードかつ凄惨を極める。そして研究所を揺るがす陰謀までがあきらかになり!?大人気タイムトラベルシリーズ開幕篇。(「BOOK」データベースより)




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歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告の総合評価:6.89/10点レビュー 9件。Cランク


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No.9:
(1pt)

歴史物ではない

根本的に歴史に対する敬意というか向き合い方が不足していた。男女の恋愛のためにタイムトラベルネタを利用しただけの作品である。10冊ほど未訳があるので英語のアマゾンレビューを見てみたが、どの評者も男女関係ばかり注目しているところからも、そのことが分かる。タイムトラベルする範囲も地中海沿岸を含む欧州中心で、東アジア、南米、アフリカなどは触れないらしい。そりゃ邦訳も続きが出なかろう。
歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)より
4150123004
No.8:
(4pt)

楽しい、けど疲れる~

もしアナタが、ドードーというのがどんな鳥か知らなくても、「ルーシー…歌にもあるだろ、輝く瞳の女の子」という台詞に、ビートルズのあの曲のメロディーを思い出せなくても、「サンダーバード2号じゃないんだから…」と言われて、あの緑色のドデカイ輸送機の姿を思い浮かべられなくても、ダレイオス二世って誰イ? と言う人であっても、作者はアナタを充分楽しませてくれるでしょう。それ等を知っていれば、もちろんもっと色々楽しめますけどね。
でも、疲れます。何しろ主人公は元気良すぎるし、エッチ激しすぎるし、ケンカっ早すぎる。周囲の人達は短気すぎるか、ユニークすぎる。おまけに仕事は軍隊か…否、それ以上に過酷じゃん、って言う位超ハード! 
なのに、そろそろまとめに入ってくれるか…と思ったところから更に、体操の白井君ばりのひねり技の連続!…で、読了するやバッタリ倒れ込んでしまいました。
見事なひねりではあります。この作者、ミステリー書いてもイケるかも、です。
もし続刊の日本語訳も出たら、買うかって? う~ん…疲労回復してから考えたいところですが、エピローグで仄めかされているように、シェイクスピアとエリザベス一世に会いに行くのだったら、ご一緒したい気もします。
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No.7:
(4pt)

タイムアドベンチャーSF/主人公は疫病神だ!

500ページを超えるボリュームに圧倒され、購入後しばらく積読状態。いつ迄もほっとく訳にも行かず、気
合を入れて読み始めると、難解な用語もなく非常に読みやすい素直な文章だった。コアなSFファンが好むタ
イムパラドックスもなければ、ポッド(本文中ではタイムマシンのことをポッドと呼称)の時間移動理論の
蘊蓄もなく、肩肘を張らずに読めるエンターテインメントSFです。
 主人公は反骨精神、ユーモア精神旺盛な女性歴史研究家。そのためか物語全体がのどかな雰囲気を醸して
おり、シリアスすぎることはない。別な見方をすれば、起伏に乏しい平坦な物語と言えるかもしれません。

 ポッドに乗り過去に向かうが、イギリスを始めヨーロッパの歴史なので、その方面に疎い私にとっては興
味半減。行く先々でトラブルに巻き込まれ、これでもかと言わんばかりに次々と身に降りかかる。これはタ
イムトラベルというよりタイムアドベンチャー小説と言った方が正解。主人公マックスウェルは本当に疫病
神だ!
 新人訓練生がタイムマシンに遭遇した際の驚愕あるいは狂喜乱舞するシーンがなく、あれっどうしたのか
な?と読んでるこっちが驚いた。またポッドの大きさも形も動力も全く不明。義理でももうちょっと突っ込
んで描いて欲しかったなあ。でも、メインはマックスウェルの冒険譚だからいいとしようか。
歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.6:
(1pt)

タイムトラベルSFの文学性は期待できない

タイムトラベルものSFは古典的なテーマとして何度も書かれてきたものであり、例えば歴史を変えることの恐ろしさ(ブラッドベリ『雷のような音』など)であったり、避け得ぬ滅びに対する現代人の無力(ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』)などを描いた名作が数多く存在します。
それに対して本作はといえば、歴史はそんなに重要なテーマではありません。添え物です。タイムマシンも添え物です。
では物語のメインはなんなのか? それは主人公がハンサムな男性と次々寝ていき、また銃撃戦や紛争の中で相手が次々血みどろの酷たらしい死に方をするというシーンの連続です。
基本的に登場人物には歴史学者としての職業への真摯さなどは欠片もなく、むしろ全員が歴史で金儲けを考える場当たり的で短絡的、暴力的、感情的な山師で、古い時代の人間と交流することもなく、過去の人間を見下し、暴力的な蛮人か怪物扱いしています。
そして、作中描写でもひたすら過去の存在は怪物か書き割りでしかありません。
また、作中に出てくる恐竜の描写はジュラシック・パークからそのまま持ってきたような古臭さで、書き手の白亜紀への興味のなさが伺い知れるものです。恐竜もまた、人食いの怪物くらいの扱いでしかありません。
要するに、過去への敬意は欠片もありません。
この話はタイムマシンものの皮をかぶった安っぽい暴力小説で、間違っても過去のタイムトラベルものや歴史ものフィクションのような抒情性や文学性を期待してはいけません。
私には全く合わなかったので★は1つで。
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4150123004
No.5:
(4pt)

中身は、血と破壊の世界。文体、表紙とは大違い。歴史家ってこんなに危険な仕事だったんだ。

無念でも、苦痛の果てでもないけど、どんどん死ぬ。
歴史の事実を知るためだったら、死んでも良い と思う人が本当にそのために死んでしまう。

今のところ過去の人と仲良くなったり、現代に来たりすることはない。スプリガンみたいな与太ネタもなし。
ひたすら歴史家の興味に従い、時間旅行の諸矛盾に関しては、おおむね掘り下げる感じはない。歴史は文系の学科だからね。
歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告 (ハヤカワ文庫SF)より
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