(短編集)
スペース金融道
- SF (392)
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ドタバタコメディSFの連作短編。舞台は17光年離れた人類植民地だ。アンドロイドが多数派を占め、公民権運動が盛んだ。闇金の新星金融に務め、「ぼく」は上司のユーセフと取り立て業務についている。ユーセフは宇宙金融工学の博士で、「ぼく」は超優秀なCPプログラマーだが、それぞれ過去に致命的な失敗をして二番街に流れ着いている。 書き方を変えればかなりなハードSFになるのだが、軽い筆致ですべて冗談めかして書いているからやけに世界が軽い。サイバー空間を行ったり来たりして、出来事も非常に難解なのだが、アイデアのまま整合性のアヤシイ素材もあり、考え込まずにスルーして読むのがいい。 | ||||
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「ナニワ金融道」のパロディだが、高利貸しの借金取り立て屋を、SF的設定でやってのけたのが、秀逸。コメディだけど、SFマインド溢れる設定で、SF小説としてはかなり本格的。宮内氏初期の作品で、既に大器の片鱗を窺わせている。 大器宮内氏の才気が光る、SFホラ話の傑作、と評しておく。 | ||||
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なんだかジャパニーズSFといった感じのする良作。 内容は借金の取り立て、二人の掛け合いによるドタバタコメディ、アンドロイド、宇宙、若き天才女性科学者。 自由に物語を発想するための道具として宇宙を持ち出しているという意味でのSFと、物語のテーマとして科学トピックを用いているという意味でのSFの二つの面を両立させている点が上手い。 ただ一度作られた世界設定がそのまま続いて終わるので最後は少しダレた印象もある。これはもともと短編だった作品の連作なので仕方ないが。 いわゆる名作!というわけではないけど安心して楽しめる読書が出来る作品だ。 意外とこうした作品は少ないのかも知れない。 | ||||
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設定が面白そうで読み初めたんだけど途中からつまらなくなりましたね。読み通しましたけど | ||||
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最近読書がはかどらない私も面白くてすぐに読み終わってしまいました。 宇宙を股にかけるわけではないですが、銀河ヒッチハイクガイドと同系統のドタバタコメディです。 個人的に気に入ったのは体の中でナノマシンのネットワークが意識を持ってしまい、主人公を操ってあれやこれやしてしまうところですかね。 小説で声を出して笑ったのは久しぶりです。 キャラクターもすごく立っていて魅力的です。 特に傍若無人のユーセフがいいですね。 彼の横暴ぶりで突き進んでいくストーリーは爽快感があります。 コメディとしてはもちろん、アンドロイドを縛る新三原則やその星独自の生態系などの設定が凝っていて、深い洞察があり、SFとしてもかなり質が高いのではないでしょうか。 | ||||
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