ラウリ・クースクを探して



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    初公開日(参考)2023年08月
    分類

    長編小説

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    ラウリ・クースクを探して

    2023年08月21日 ラウリ・クースクを探して

    ソ連時代のバルト三国・エストニアに生まれたラウリ・クースク。黎明期のコンピュータ・プログラミングで稀有な才能をみせたラウリは、魂の親友と呼べるロシア人のイヴァンと出会う。だがソ連は崩壊しエストニアは独立、ラウリたちは時代の波に翻弄されていく。彼はいまどこで、どう生きているのか?-ラウリの足取りを追う“わたし”の視点で綴られる、人生のかけがえのなさを描き出す物語。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.10:
    (4pt)

    エストニアを舞台とした小説

    本書はソビエト連邦時代および独立後のエストニアを舞台としている。
    IT先進国としてのエストニアという国名は耳にしたことがあったが、どのような国であるかについては知らなかったため、興味深く読むことができた。特にロシアとの微妙な関係性について、本書を通じてその一端を垣間見ることができた。
    登場人物であるラウリはコンピュータに強い関心を持つ少年であり、その姿はどことなく現代のエストニアを象徴しているようにも感じられる。物語の中で、ラウリを含む三人組で集まって遊ぶ場面が何度か描かれており、友人との和解のプロセスは本書の重要なテーマであると感じられた。
    ラウリ・クースクを探してAmazon書評・レビュー:ラウリ・クースクを探してより
    4022519266
    No.9:
    (5pt)

    沁みる話。また、作者の才能にも改めて感服。

    沁みる話です。あとは読んでもらうしかないかと。

    それにしても、作者の才能には改めて感服させられました。
    出会いは短編の「盤上の夜」で、次に短編集『盤上の夜』を読んで驚嘆。その後も読んではいましたが、
    「中だるみかな」と思ったところで『スペース金融道』に出会い、その振れ幅に改めて驚嘆。

    そして、本作です。読了すると色々な意味で感動。
    地味な出だしなのにいつの間にか引き込まれ、ノンフィクションを読んでるような気分になります。が、根底にあるのは、多分、センス・オブ・ワンダー。

    両者を両立させた作者の技巧と構成には、改めて感服するしかありません。
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    4022519266
    No.8:
    (5pt)

    人類にとっての歴史、自分にとっての歴史を考える

    エストニアで出会った男女3人の物語。ソビエトが崩壊する前後で歴史に振り回された、ごくごく一般の人たちを描く。ゴルバチョフやエリティン、プーチンが歴史という渦を作った人たちならば、ラウリやイヴァン、カーテャ、アーロンは歴史の渦に巻き込まれ飲み込まれた人たちだ。そのような人たちにスポットをあてるのは、歴史を一般人への影響から解釈するのに意味がある。「ソビエト崩壊」だけでも、それに巻き込まれた人は多い。それ以外の過去の戦争・紛争やテクノロジーの発明、政治家の動向によって人生が変わったという人まで含めたら星の数ほどになるだろう。そこまで私たちは知ることはできない。でも記録(データ)には残せる。これが本作品であり、データ大使館を設置するエストニアを舞台にした意味にもつながる。
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    4022519266
    No.7:
    (5pt)

    読みやすいです。

    とても読みやすくて一気に読みました。
    こういう人の事を天才と言うのでしょうね。
    本人に推敲を依頼したなら自伝では…という疑問が残りますが…そこも空想なのかな?
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    4022519266
    No.6:
    (5pt)

    翻弄された日々に、友情は語る。

    政情に翻弄され、友情は、夢は、切り裂かれ…
    彼が生まれた1977年から始まり、独立回復後の”水晶の国”エストニア。
    無から有を生み出すプログラミング言語は”精霊”、自由は”海の匂い”。
    ”昨日の善行は今日の愚行”、一体何を信じて生きるべきか。
    ”国はデータならいつでもどこでも再興できる”と。
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