(短編集)
愛の夢とか
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滑らかな文章、世界観はいいとも思うし、読みやすい、 けどこの人の書く小説ってなんで頭の悪そうな女性か子供だけなのか、、全体的にぼやっとしてる雰囲気ありきの書き方で、知性を感じないのが残念でした。 とある人がこの作家のレビューで「他者を、特に男性を書けない作家ではあるが」と書いていましたが、その通りだと思う。他者として男性が出て来ても、なんの印象もなく、エキストラ見たいな感じなんですよね。 「主人公」としての私はあっても他者を書けないというのは作家としてどうなのか、海外でいろいろな賞の候補になったとしても「これが日本を代表する作家です」と読まれるのは少し恥ずかしい。 | ||||
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"それでも深いみどりの葉っぱのかげには小さく散った白い花びらが残っていて、わたしはそれを一枚二枚と手にうけて、何を記念するわけでもなかったけれど、何となく、日のあたる窓辺かならべてみた。"2013年発刊の本書は、谷崎潤一郎賞受賞作、ひそやかな孤独に満ちた著者初の短編集。 個人的にはすすめられて、また短編集を読みたいと思ったので手にとりました。 さて、そんな本書はバラの花を育てたのをきっかけに老婦人とピアノを通じた交流が始まる表題作の『愛の夢とか』アイスクリームを通じたわたしと彼の出会い『アイスクリーム熱』互いに好きな小説家が亡くなったニュースで、もしかしたら『日曜日はどこへ』など、いつまでも続くような日常にふとした光が差し込むような出会いが訪れる7つの物語が収録されているわけですが。 どの短編も冒頭からのテキストが秀逸で、すんなりと物語に引き込まれる感覚がとても心地良かったです。 また収録作だと、前述だと『日曜日はどこへ』の非日常が始まりそうで日常に戻っていく感じ。また、どうしても著者自身と登場人物を重ねてしまう(笑)『お花畑自身』が面白かったです。 テキストが流れるような秀逸な短編集として、また日常系物語が好きな方にもオススメ。 | ||||
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映画「アイスクリームフィーバー」が面白かったので、 原作が収録されているこちらの本を買い、全て読みました。 アイスクリームフィーバーは15ページほどしかない非常に短い作品で、 主人公の性格など映画と大きく違う箇所がいくつかあり、別物としてサクッと楽しめました。 どの収録作品も文書が読みやすく、内容が流れるように頭の中に入ってきて、情景が浮かびやすいです。 儚げで繊細で、夢とうつつの狭間のような綺麗な世界観を楽しめました。 特に「お花畑自身」の主人公の独白としての文章は気品に溢れていて、貴婦人のような格式高い語り口がとても格好良かったです。 短編集ということで、飽きずに楽しめるので、 普段習慣的には読書をしない人には丁度いいと思います。 | ||||
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切ない話ばかりの短編集です。 物語の世界の空気が伝わってくるようで、どの作品も余韻が残ります。 再度の十三月怪談は、死者から見えたものなのか、死ぬ間際に考えた ことが意識として残ったのか、よくわかりませんが、映画のシーンを 見ているように状況が伝わってきます。 ストーリーではなく、物語の世界観に浸って楽しむという感なので、 好みが分かれそうです。 | ||||
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最初の、 一番短い話を読んだ時に、 あ、好きと思いました。 ただ、 中年女性の悲哀が多すぎて、 途中少しゲップが出ます。 心地よい文章が続くので、 すいすい読みながらも、 急に寝てしまったりもしました。 この短編集のなかでは、 『お花畑自身』が一番好き。 一番、動く話だと思います。 たらたらとした話も多く、 退屈に感じる人もいるかも。 あと、『詩的表現』に逃げてる、 とも思われそうかな? 肝心なところはほぼ、 濁しまくりですからね。笑 でも、それも味です。 最高とは言いませんが、 好きとは言えます。 他の著作を読んでみたいくらいには、 楽しめました。 | ||||
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