図書準備室
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学校や戦後の社会から疎外された登場人物たち。 人と関わることを通すことでしか,人は自分を実感しないという矛盾。 文章は魅力的だが,全体的に長すぎると思った。 | ||||
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冷たい水の羊、デビュー作でこれは単純にすごいと思った。主人公が海で溺れる場面、最後の鳥居の場面は圧巻だった。 大長編「燃える家」にかなり濃い形で繋がっていると感じた。 | ||||
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作家本人が一押しの新人賞作品「冷たい水の羊」が題にならず、 駄作が題になって文庫になる意味が不明、でした。新潮のやりそうなこと。 | ||||
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主人公は高校を卒業してから一度も働いていません。 通学のバスで人にぶつかったことから始まり、ある教師に挨拶ができなかったことを回想し始める。 細かいことにこだわって人生棒に振っちゃってる感じがする。 なぜ周りに迷惑や気苦労をかけてまで、そういう細かいことを考え続けて生きるんですかね。 この作者に嫉妬します。 この表題作の謎の吸引力。 この作品で語られる世界は未開拓地です。 その未開拓地と、その他の人間が生きる一般的な現実の溝が深すぎる。 語り手、ひいては作者は「もう死にたい」って言ってますけど、生かされるべき人間って、こういう人なんじゃないかと思います。 でも生かされなくても、一人で勝手に世間とか時代を置いて行って、別の世界にたどり着くのかもしれないな、という気もします。 | ||||
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『情熱大陸』で田中慎弥氏のことを知り、本書の他2冊を購入した。 番組で「自分は作家になるまではひきこもりで、母に酒代をたかって 生活していた」とあった。 そんな中で本書のあらまし「なぜ30歳を過ぎても私は働かず 母の金で酒を飲んでいるのか」を見て、「田中氏が作家になる までの経緯が読めるのでは」と思って読んだが、期待外れだった。 次に、新潮新人賞を獲得した『冷たい水の羊』だが、読みにくかった。 物語は特に項目で分けられてない。 『図書準備室』のような1人称なら良かったが、後半から突然 3人称になり、視点が主人公からいつの間にか母親に変わって いて混乱した。物語の項目分けを空間1行でやっているから こういうことになると思った。 『冷たい水の羊』の該当する場面だが、寒い冬に密閉空間に 裸で閉じ込められ、冷たい水を注ぎ込まれるというものだった。 読み終えて、なぜこの小説が新潮新人賞を獲得できたのか 自分には意味が分からなかった。解説の中村文則氏のように、 もっと多角的な視点を持たねば、と勉強の必要性を改めて感じた。 田中氏の本に触れたのは本書が初めてなので、あとの2冊 『共喰い』と『切れた鎖』で新たな世界を期待したい。 | ||||
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