(短編集)
実験
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久しぶりにおもしろい作品を読みました。さすがわ、芥川賞作家です。 | ||||
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かなーり気が重くなる作品群でした。特に最後の『週末の葬儀』。家族に出ていかれた五十過ぎの男が、会社にリストラされ、再就職のあてもなく、自殺するような勇気もなく、ただ悶々としている。私はちょうど就職活動中だったので、読んだことを強く後悔しました。 田中さんの作品は最近好きで読み始めました。芥川賞をとった『共喰い』が収録されている単行本が面白かったので、それからです。 本作については何が面白いのかよくわからなかったというのが正直なところです。もっと言ってしまえば、これをわざわざ書く価値あったの?という疑問すら浮かびました。文章もどことなくキレがないように思え、読んでいて身体が怠くなるようです。何となく共通したテーマ性やモチーフみたいなものは感じますが、田中さんはどういうモチベーションでこれらの作品を書いたのか、論評や本人のコメントなどがあればあたってみようと思います。 | ||||
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汽笛の最後から2文目、主人公が大事な記憶を思い出す。 私には、主人公が思い出した記憶が、とても面白くて、大笑いしてしまいました。死んだのに、それ思い出してどうするの?って。本当に面白い話だな~っと感心させられてしまいました。 | ||||
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実験(『新潮』2009年10月) 最後が絶望的に優しいのが、この作者の味かも? 汽笛(『国文学』2009年6月) 軽くも重い幽霊譚。 週末の葬儀(『新潮』2009年4月号) 行き場所を失って砂に侵食される初老の男の話。田中慎弥が書くと普通の情景に見えるのが不思議。 | ||||
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登場人物も作者も屈折した心理の持ち主であることはよく分かる。 しかし、純文学として心理描写が優れているわけでもなく、エンタメとして楽しめるわけでもない。 非常にユニークな「オナニー小説」であることは間違いない。 ただ特筆すべきは、この本は3本の短編(というか2編の中編と1編の短編なのだが)が収録されているが、そのすべてに選挙の描写があったこと。 物語の展開からしてそのような描写は不必要とも思えるのだが、先日の記者会見で某都知事を強烈に批判していたことを考えると、この人は政治家になる野心を内に秘めているのでは、と勘ぐらせる。 経歴からして法律の知識があるとは思えないが、弁は立つようだし政治家になれば面白いか、と思わせるキャラクターだった。 | ||||
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