(短編集)
二度はゆけぬ町の地図
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
二度はゆけぬ町の地図の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューが遅くなりましたが迅速に到着しました。商品の状態も良いものでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんよりとした気分になりました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクサク読みやすい文体なのですが、好みのストーリーでは無かったので。星二つとなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同じような話なのに、不思議と面白い。 主人公もエピソードもろくでもないのに、なぜか読後感が悪くない… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
収録作品は 1 貧窶の沼 貫太17歳の誕生日(昭和59年)。社会に出て1年余り。 鶯谷のラブホテル街の一画にあった三畳間(4か月家賃滞納して退去)からスタートした一人暮らしから→雑司が谷の鬼子母神近くの4畳半→椎名町の三畳部屋と、点々と家賃滞納で追い出され移り住んでき、現在は、鶯谷入谷方面の月額1万円の三畳間での生活。 嫌ったらしい日雇い港湾人足に出ていくその日暮らしから脱すべく、見つけた酒屋のバイト。 時代的には傑作長編『蠕動で渉れ、汚泥の川を』で洋食屋のバイトをするより少し前の時期のお話。 居心地のよいバイト先から思っていても、若さゆえ最終的には毒舌を吐いて辞めていくいつものパターンだけれど、やっぱりこのパターン何度読んでも飽きがこない。 なぜだろう。 そこが西村賢太の凄いところなのだろう。 2 春は青いバスに乗って 貫太25歳。アルバイト先の同僚と揉め、止めに入った警官を誤って殴り逮捕され留置所に勾留されたときのお話。 警察署で「ぼく、これまでの25年間、こう見えて最低限の常識とTPOだけはわきまえて生きてきたつもりです」と、得意の偽円満人ぶりをアピールするも嘘と見抜かれる。 勾留生活において、強制的に酒を断ち規則正しい生活により体にキレが出て頭も爽快、体重も落ち、貫太にとってある意味天国と感じる始末。 3 潰走 貫太16歳(昭和58年)。『貧窶の沼』よりも二つ前の雑司が谷の鬼子母神近くの4畳半での家賃滞納話。 こちらを先に読み、『貧窶の沼』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』と読んでいくと貫太の時代の流れがよくわかります。 4 腋臭風呂 貫太18歳。6度目の転宿先は飯田橋の四畳半。 週に三、四回日雇い仕事をしては、大酒飲みでその日のうちにほとんど稼ぎを使い果たす毎日。 風呂嫌いな貫太だが、たまたま発見した銭湯を気に入り、通うようになったものの、同じ時間帯に出くわすようになる腋臭のきつい男のお話を20年後に思い出すというお話。 西村賢太全作品を読み終えたら、次に再読する際には、単行本ごとでなく貫太の生きた時代順で読み返すと新たな発見があるかも。また、西村賢太の作品を貫太の時代順に並び変えた作品集なんかを出しても面白いかもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 42件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|