(やまいだれ)の歌
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| この作家の小説は何冊も読んでいるが、これが今まで読んだ中でのマイベスト。毎度おなじみの北町貫多が出てくるが、今回は何故か凄くいい人に感じてしまった。他の連中が酷すぎるからだろう。 実はこれを読む前に、最近、某大学名誉教授(文学博士)の作品を読んで、酷くガッカリしていたので、久しぶりにこの作家の本を読んで元気になった。その名誉教授の作品は中学生の作文のようなもので、あれを小説というのは無理がある。やはり学歴と文学的才能とは、全く相関がないことが改めて解った。 もう、このような中卒天才作家は出てこないだろう。とても残念である。 | ||||
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| 「根が眠れるジゴロ」とか読者サービスが盛りだくさんなのもさることながら、終盤の宴会の描き方がさすが芥川賞作家といった塩梅である。心地よい落語を聴いているかのような、読書体験だった。それにしても、惜しい人を亡くしてしまった。合掌。。。 | ||||
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| 前向きに共感できた。びっくりするくらい。つらい話であるが、つらいのは主人公の胸中を思ってのことである。その主人公の救いになったのが小説だった。19歳。作家の原点となる話。心情の細かな揺れ動きの描写は相変わらず、唸るほどうまい。 酒席で失敗し、職場でハブられていたことを偶然知る。「あ、そういうことだったのか」という悔しさ。西村作品で初めて、負けるな、と強く思った。クソ野郎ども、という、口を極めたいつもの罵倒にも「もっと言ってやれ」と思った。 私だって、頭の中では何回も何回もぶん殴ってる奴は何人もいる。もちろん、それを実行に移すかどうかは圧倒的に大きな違いがあって、多くの人はいろんな何かで心のガスを抜く。著者は私小説を見つけたのだ。 古書店で偶然見つけた、田中英光を初めて読んだときの、いても立ってもいられなくなって思わず部屋から飛び出すシーン。茫然自失になるほどの作品に出会った瞬間!興奮して意味もなく叫びたくなりますよね。 あとがきは、「苦役列車」の映画を監督した山下敦弘。「西村さんの残して作品には1ミリもメッセージ性がない」という部分だけは納得できない。メッセージ性は、読み取る側の判断である。作り手が意図してなくとも読み取ることはある。少なくとも私はこの作品から感じた。 | ||||
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| 少々マンネリ感はあるものの、デビューよりリスペクトする作家であり、50代前半での急逝は只々残念で悲しい。 | ||||
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| 全てが実話かどうかわかりませんが、傍からみれば『もっと器用に生きればいいのに…』と思います。調子にのりすぎて失敗するあたりが、(大人になった)磯野カツオとかさくらまる子みたいです。でも、不器用なところに共感できる部分もあり面白いです。 | ||||
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