煙か土か食い物



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初公開日(参考)2001年03月
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長編小説

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煙か土か食い物 (講談社文庫)

2004年12月14日 煙か土か食い物 (講談社文庫)

腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが?ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー!故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.57pt

煙か土か食い物の総合評価:8.19/10点レビュー 131件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

好き嫌いは分かれそうだけれど、とりあえず「個性」は凄い

ミッシングリンク殺人(未遂)が題材かと思えば密室消失ネタなどが出てきて、かといって本格かと言えば、バイオレンスな作風はハードボイルド寄り?
随所の笑えるようで笑えない展開はブラックユーモアというよりは、むしろそれと真逆の一見ユーモアに見える重い展開であったり……とにかく特定のジャンルのくくりで説明できない、この作者だけの世界が広がっていた作品です。
個人的な感想を一言で言うと、ミステリ作品の皮をかぶった「こういう独自の作品」でした。

この独特な空気と文章は、合う人はスラスラ流れるように一気読みでしょうし、合わない人は拒否反応を示すでしょうね。全編通して直接事件とは関係ない部分含め、暴力、暴力&暴力なので、この辺も爽快感を得る人と、嫌悪感を催す人が分かれるのではないかと思います。
自分としては合うのか合わないのかよくわからなかったというか、ある部分では合ったしある部分では合わなかったと感じたので、間を取ったような点数になりました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

『煙か土か食い物』 舞城王太郎

とにかくめっちゃくちゃカッコイイ----!

このノリ、スピード感、圧力についていけない人は嫌いかもしれません。
だだーーーっと読んで、あれっ今息するとこなかったけど、あれっ句読点ない!
っていう、なんとも個性的な文章なんだけど、登場人物のキョーレツさ、かっこよさ、
どつきあい描写のすさまじさは、読んでて手がグーになることうけあい!!
いっぱい人をどつき倒した挙句
「降りかかった火の粉を払っとるだけや」 ってもう素敵すぎるし。

本年度手に取った本のうち、最高オブ最高な一冊です。

さくらちゃん
DOHYXH2J
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

煙か土か食い物の感想

独特のリズムでひたすら突っ走ります。
ついていけない人は数ページで投げるような癖のある文章ですが、逆にそれは読者をこの作品の世界に引きずり込む、強烈な個性と言えるような気もします。
登場人物もアクの強い人間が揃っており、彼等の激しいぶつかり合いがスパイスのように物語を刺激的にしています。

ミステリーというよりはミステリーの皮を被った別の何かといった印象を受ける「こまけえこたあいいんだよ!!」的なノリに耐えられる方向け、なんでもアリなメフィスト賞らしい作品。

ちんちろりん
NLFRSLFL
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

一気読み必死!!!

修学旅行のバスの中で読んだのだが、独特のスピード感溢れる文体に惹かれ、テンションが異常なほどに上がり、ページをめくる手が止まらない止まらない。そのままバスの中で一気読みし、恐ろしいほどの爽快感と謎の放心状態(いい意味で)が読後も続いていた。
なんたって主人公がいい。腕利きの救命外科医である奈津川四郎。彼が福井に降り立ってから壮絶なる血と暴力のドラマが幕を開け、眩暈がするほどの凄まじいスピードで物語は進む。まるで獲物を追うチーターのように。そしてぶっ飛んだ(これもいい意味で)トリックの凄まじい破壊力。まるでフランシス・ベーコンの絵画のように。
長くなってしまったが、非常に面白い小説である。

夜光虫
OS94C33E
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

煙か土か食い物の感想

タイトルはかっこいいんですけどね。
兎に角個性的過ぎです。

多くの方が言うように、句読点は少ない、改行をしない。
客観的な考察などは殆ど省略。
そしてカタカナ言葉連呼でアメリカンな乗り。
で、主人公の「またしても唐突に俺は閃く」が登場して急展開。
何というか、余りにも独りよがりで突飛な閃きで、最早一人ツッコミ一人ボケの世界。
読み手に推理させる暇も与えないというより、読み手を完全に置いてけぼりにしている
作者の計算づくだろうが、これを「圧倒的文圧とスピード感」と取るか、「投げやりなだけ」と取るかは読み手次第だろう。
低俗な暴力描写、言い回し、汚い言葉遣いが多く、学校関係者やPTAからは、間違いなく「有害図書」に認定されるはずだ。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(8pt)

圧倒的文字量

とにかく文字量がすごい。(本の厚さもすごいけど)

なのにも関わらず、さくさく読める。読みやすい。
語感がいいというか、言葉のセンスがいい?

内容に関しては、意見が分かれると思うので、
とりあえず、まだ舞城サンを読んだことのない人は、ぜひこれをチャレンジしてみてほしいです。

他の舞城サンの作品がダメだった人は、たぶんこれもダメだと思いますw

jack
J1EJ4V2U
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

煙か土か食い物の感想

暴力的な内容に負けないぐらい攻撃的な文章が迫ってきて、ただただ圧巻でした。

Lin
Y7I7W18A
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