淵の王



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    初公開日(参考)2015年05月
    分類

    長編小説

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    淵の王

    2017年11月29日 淵の王

    中島さおりは“影”に憑依された幼児に襲いかかられる。堀江果歩のマンガには、描いた覚えがない黒髪の女が現れる。中村悟堂が移り住んだ西暁町の家の屋根裏部屋には、闇の穴が黒々と開いている。「俺は君を食べるし、今も食べてるよ」。真っ暗坊主――それはあなたの眼前にもきっと現れる。日常を浸食する魔、そして狂気。作家・舞城王太郎の集大成、恐ろしくて、切ない、傑作ホラー長篇。(「BOOK」データベースより)




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    淵の王の総合評価:8.75/10点レビュー 16件。Bランク


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    No.16:
    (4pt)

    面白くて怖い話

    「こうすれば怖いだろう」で構成された怪談ではなく、日常の中の違和感がじわじわと広がって怖いところにつながっていく怖い話。
    え、これで終わり?となる呆気なさを感じる読後感なのに不快ではなく、これでいいのか、と納得できるのがちょっと不思議で面白いです。
    視点が一人称でありながら三人称でもあって、面白い小説でした。
    ホラーはあまり読まないのですが楽しく読ませていただきました。
    淵の王Amazon書評・レビュー:淵の王より
    4101186383
    No.15:
    (5pt)

    すげぇー一冊

    舞城文学最高ーーー!
    私にとって舞城王太郎の作品はジャンル文学じゃないです。
    彼の作品は分類・定性できないと思います。独特的、唯一無二の文学です。
    淵の王Amazon書評・レビュー:淵の王より
    4104580074
    No.14:
    (3pt)

    パケ買いしました。

    読んでもちょっとわからない。また読んでしまう。
    淵の王Amazon書評・レビュー:淵の王より
    4101186383
    No.13:
    (4pt)

    舞城流怪談話し

    舞城流の怪談話し三作品が収録された短編集。

    どの作品も、冗長ともいえる至ってフツーの会話が延々と続き、いつの間にやら不条理な怪異の世界へ誘われる。これまた舞城王太郎初心者にはキツめの作品集だ。

    第三者が見ている体で物語が進む。なので、淵の王ってのはつまり・・・え~と・・・。

    「中村梧堂」(作品名は人名)は、グロテスクで、時空を超えた実に著者らしい仕上がりである。残酷さを孕んだラストで、主人公がハッピーになったと嘯くあたりは、混乱で終わってしまうか否か。

    舞城王太郎ファン度を試される作品。
    淵の王Amazon書評・レビュー:淵の王より
    4101186383
    No.12:
    (4pt)

    ホラー×文体の瑞々しさ=新しさ

    舞城王太郎の小説は『ディスコ探偵水曜日』でなんだか集大成を迎えてしまったような気になってその後の『ジョジョノベライズ』の悪評と『バイオニーグトリニティ』のイマイチはまらない感じで読まなくなってしまっていた。
    しかし、『淵の王』最高傑作ではないか。
    隣人のようで神のような二人称主体という文体が瑞々しくて新しい。
    思えば我々読者は小説の主人公にたいして常に同様の立場―傍観者―をたもつしかないわけで、最も読者を代弁してくれる小説といえる。
    だから、読みやすい。
    その上でテーマは『こわい話』。
    グルニエ、穴、食われる。
    女の持つ恨みが呪いを引き寄せるというのは近年でもエポックな傑作ホラー『ぼぎわんがくる』との共通項だ。
    時代の空気がここにある。

    我々は主人公に寄り添うしかできない傍観者として、こわいものに巻き込まれていく彼らについていく。そして、こわいことがおこる。
    しかし、主人公はあくまで戦うものであるのはこれまでの舞城節である。
    暗くならず、でもこわい。

    スキマ女という怪談があるが、スキマも含めて事物はみな淵で象られている。それを司る王に実態を食われるのが淵の王なのか。
    しかし、最後の最後で淵に自ら飛び込む主人公。淵の奥で何がなされるのか。それは読んで確認されたし。
    淵の王Amazon書評・レビュー:淵の王より
    4101186383



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