(短編集)
キミトピア
- ディストピア (15)
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絶版しているらしく新品はプレミア(?)が付いて高すぎたので中古本を購入しましたが、特に気になるような汚れも無く、配送期間も早かったので満足です。 | ||||
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舞城王太郎ファンです。 一番のお気に入りの短編は「やさしナリン」。 身近でもやさしさが暴走しがちな人がいるので、とてもリアルに感じました。 そして、小説ならではの吹っ飛んだ展開。 このふたつのバランス感覚が、とても絶妙です。 | ||||
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もとより作者本人も取る気なんてないんだろうけど。 「美味しいシャワーヘッド」の話だ。なぜ取れないか?単純な話だ。これは現代版・村上春樹に過ぎないのだから。それも非常によく出来た。とはいえ、村上春樹が取れていないものを、同じことを同じように書いた舞城王太郎が取れるはずがない。 判っているのに判らないということにしてしまう、そういう気持ちの仕組みを構造的に抱えている「優しい」「僕」、実生活上の処理能力はそれなりにあるし、努力しなくてもいつのまにか女の子には好かれる、けれど読者にははっきりとは示されないまま彼女たちとの関係は喪われていく。その合間合間に断片的に挿入されるちょっと不思議な日常生活のエピソード。そして最後、また女の子が現れて、彼女の手引きで"異界"へと導かれた「僕」は、そこで僅かばかりの救いを与えられる。 筋が一緒なら書かれていることも一緒だ。 例え舞台が現代の東京・調布に移り、小道具が現代風に刷新され(漫画、映画、ネット上の巨大匿名掲示板)、「僕」の仕事が農業用機械の営業社員になっていたとしても。 まあ、作者本人も自覚的に書いているのだろう。お遊びか、あるいはオマージュか。 いずれにせよ、内容的には40年前に書かれた小説から一歩も前進していない。そんな作品が賞を取れるはずがない。 とはいえ、作中の会話は軽妙で、エピソードもアイデアに富み、文章はテンポ良く、全体として面白いと感じさせる。 それは「美味しいシャワーヘッド」に限らず、本書収録の各篇を通じて感じることで、その点では作者の力量を十分に感じた。 まあ、時間潰しに選んでも損はないと思います。 | ||||
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全く意味わかんないし、意味ないような物語ばっかり書いてる舞城だけど、 毎回、根底には明確な一個のテーマがある。 そんなところがいい。 この短編もそんな感じ。 衝撃の展開とかどんでん返しとかすっきりした読後感とか、 そういうのがもてはやされがちだけど、 この小説にそんなものはない。 ってか舞城はそんなのばっかだ。 全部どこかもやっとしたまま、で、なんだったの?ってオチばっかだ。 でも、そんな作品を書ける作家がいてくれることが嬉しい。 | ||||
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小説のつもりで読んだのだが、内容はラノベ。 フォントが大きくなったり、キャラの台詞も「~~的な」、という若者言葉?が乱発されたり。 添木添太郎のオチというか展開は意外かもしれない。 普通ヒロインの方とくっつくと思うよね。 でも最初に出てきた嫌な女とくっつくという。 いや正確にはくっ付いてないが。最後も、これで終わりかよ、って感じ。 | ||||
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