暗闇の中で子供
- 長門有希の100冊 (48)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
暗闇の中で子供の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の作品は良くても分厚い本にあの独特話し言葉表現は読むの面倒くさすぎる。普通の文章ならすらすら行く所が前に読む気力失わせる。目つかれれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作はとにかく熱かったが、こちらはひたすら混沌。 頭の中が掻き乱される感覚。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「煙か土か食い物」の続編(?)、奈津川四兄弟のうち比較的まともな三男 ミステリ作家の三郎が主役だ。前作を読んでいなければチンプンカンプンなのだが、そもそも舞城作品を読み慣れていないと思考停止に陥るだろう。 ぶっ壊れた美少女を中心に、超グロテスクで荒唐無稽な連続殺人が絡むという、ミステリのフォーマットですがまともに受け止めると壁本もの。虚構と現実が交差するマジックリアルズム的な手法は、著者のその他の作品によく見られるが、本作品はその境目が判然としない。なので、よけい分かり難くなっているのだと思う。 色んなものをはぎ取って、ぎゅうぎゅうに絞り切ると、残ったものは無垢な愛でした、というのが僕の見方だ。 いつものコトバの奔流があまり楽しめなかったのが残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
。。。。。。。。。。。。。。。什amazon.cn不用个? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
↑の影響力を持った作品です。「いまもっとも危険な小説」というキャッチコピーの中の「いま」は過去にも、現在にも、そして未来にも通じるもので、それはこの作品が、人間が自然と持っている既成概念を容赦なく破壊する性質のものだからです。舞城氏の想像力は良心や倫理の遥か向こう側の、ほとんど前人未到と呼べる地点で生み出されており、この作品を読むことで、多くの人は自分の中に新たなる視座を持つことになります。暴力的な想像力によって創作された映画やマンガやゲームに接しても、「舞城に比べればヌルいな」という思いが頭をもたげてくるのです。ただ舞城氏の想像力が完全に独創的なものかというと決してそうではありません。過去を振り返ればW・バロウズもいれば島田荘司氏という先駆者もいます。しかし実際のドラッグ体験による幻覚症状を書き殴ったバロウズや、純粋にミステリのトリックのために働かせていた島田氏の想像力には、舞城氏が持っているダダイズムとニヒリズムの土台はありません。何より読みやすい。冒頭の引きの強さは他の作家と別次元です。ドストエフスキーの「地下室の手記」と肩を並べます。けれどミステリです。予習として舞城氏の処女作「煙〜」は必読。本作はその続編だからです。舞城氏の特徴となると、句読点や改行の少ない、リズムと加速度に重きを置いた文体がよく挙げられますが、個人的に一番の特徴だと感じるのは舞城氏の自作に対する自己批評的な観点の存在です。本作では前作の「煙〜」がその対象で、「煙〜」のなかば破綻した物語の中で唯一の「希望」とも言えた二郎の現在が、その弟のミステリ作家で本作の語り部である奈津川三郎によって否定されます。「希望」は血の色、奈津川家の「現実」色に染まります。何故舞城氏はそんなことをするのか。舞城氏を丸雄、「煙〜」を二郎に置き換えると、本作での舞城氏の「煙〜」への否定は、丸雄の二郎への「おめえは山ん中で拾うてきた子や」という言葉と同じ意味のように思えます。嫌悪や恐怖だけでなく、そこには愛があるはずです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 19件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|