異セカイ系
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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メフィスト賞受賞作。かなり尖がっている奇抜な作品でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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あかんわ、死にたいと思ったら自分の書いた小説世界に行ける?そんな甘ったれた設定…いやだと思うから仕事をしないのとなんら変わりはなく普段から殻に閉じ籠って空想の世界に逃避するのとどう違うのだろう!?おまけにそちらの世界に於いても不可避の出来事に遭遇してしまう。そこからの展開で創作世界を護ろうと苦闘する様は熱くてよろしいが、その後の内省的なぐだぐだしさはなんとも異世界系ならぬ違和感系でメタな展開で最初に描かれたダメな自分を脱ぎ捨てたごとく前向きな発言も結局は読者に登場人物にもおもねる自己満系ではないだろうか? | ||||
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作中ではいろいろな命題がありましたが、作者と、作者がつくりだしたキャラクターは愛し合えるのかという命題が1番ぐっときました。自分の好きなキャラクターを好きなように操るエロ同人誌とは真逆の倫理観を問うています。ファンダメンタマウスや無職やめ太郎さんがすきなひとは大ヒットするんじゃないかな。あとメタオブメタなので東浩紀好きにも刺さるだろうし、愛と自由意志の関係の記述は宮台真司ファンに刺さりそう。とっちらかっているというレビューもネットで散見されますが、逆にここまでの命題・ストーリー・メタ構造をよくこのページ数でまとめたなと惚れ惚れします。 | ||||
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主人公は、自分が書いた異世界転生物の世界へ転生できる能力を持っている。異世界とそれを統べる現実世界という世界の二重構造を使ったミステリー。もう少し伏線の張り方が上手ければ星5。良作なだけに惜しさを感じる。 | ||||
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最低の小説です。「物語で世界は変わるのか?」などと悩んだことのない人にとっては間違いなくそうです。迷っている人には購入をおすすめします。私自身は読後しばらく震えが止まりませんでした。 | ||||
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ゲンロンSF講座出身ということで、SFとして捉えるなら筒井康隆的なところがあるでしょう。ジャンルとかを掘り下げすぎるとネタバレになりそうですが。 読了してみて最初に思いついたのは乙野四方字のある作品(言うとネタバレになりそう。最近出た講談社タイガの奴ではない)です。あちらは体裁の整った文でしたが、こちらは完全な地の文です。固い文が好きな人は違和感覚えるレベルです。個人的には地の文の小説大好きなので、面白かったです。関西弁なのも勢いがあって笑えます。メタフィクションにおいて主人公にキャラクター性があるというのは、読み進める上でもなぜか心地いい気がします。 個人的には、メフィスト賞っぽいなぁとも思いました。まさに面白ければ何でもありというか。エンタメ性と文学性がうまく同居してる作品だと思います。 ただ、アイデアの根幹として「全く新しい」ことをやってるわけではないとは思います。それこそ読了時に「似てるな」と思わせる作品がほかにあるので。ただ、そういうアイデアを「作者への挑戦状」というハッタリで見せたり昨今のブームである「なろう系」などとリンクさせたりするのは、今ならではだと思います。時代を反映するという意味では、新品で購入した甲斐があったなという気はします。 同時に、お節介ではありますが、次の作品はどうなのかなという心配もあります。今のところ「普通の話」の筆致が未知数なので(もしかしたら既にどこかに寄稿されてるのかもしれないですが)。次の作品も楽しみです。 | ||||
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